【Salmon釣り】キングサーモンを求めて

こんにちは。MINICです。

 

去る8月27日の土曜日、人生初のサーモン釣りに行ってきました。

 

日本では中学生から紀州釣りによるチヌ釣り、エギングでのアオリイカ釣りに勤めていて、小学4年生位からのバス釣りも入れると釣り歴は27年位になります。

海で食べれる魚を釣りたいですが、いかんせんミシガンは内陸の州。海までは車で10時間は掛かってしまいます。

近所にはバス釣りの聖地セントクレア湖もあり、近所の池でも気軽にバス釣りを楽しんでいますが、何か物足りない・・・。

そんな中なぜかふと脳内に噴き出した「秋になったら近所の〇〇川でデカいサーモン釣れるで。しかも雌ならイクラ天国」という駐在時の先輩の言葉。その後はインターネットを駆使して情報収集。タックルや釣り方、時期、ポイント等の情報を貪る毎日(笑)

タイミング良く日本への一時帰国もあったので、ここぞとばかりに日本で新たなリールやライン等、高品質な日本製品を購入し、また日本で使っていたエギングタックルが使えそうだったのでミシガンまでお持ち帰り。そんな感じで夏の間に準備万端。あとは釣りに行く日を迎えるだけとなりました。

 

釣り方は色々ありますが、一番ベーシック(?)なのはルアーフィッシング。ミシガン湖に佇む埠頭からスプーンをできる限り遠くへぶん投げます。さすがにバス用のタックルではサーモンを上げることはできなさそうなので、調査の結果サーモン用にタックルを1セット購入。2セット目はエギング用タックルを流用予定。

 

下記は今回新規購入したタックルです。参考にどうぞ。

【タックル紹介】

・ロッド:Daiwa ACCULITE 962MFS

サーモン・スチールヘッド用で、日本のアングラーなら知らない人はいないであろう「ダイワ」のロッド。こちらで60ドルで購入。長さは9.6フィートのミディアムです。多分このレベルでも問題ないと思っています。ちなみに本ロッドの横に移っているのは日本からミシガンに持ち帰ったダイワのエギング用ロッドです。9.3フィートでハード、4号のエギも対応しているので多分これでも十分サーモンとやりあえると期待。


・リール:Daiwa CREST LT 3000-C

・ライン:Simano PITBULL 8 1.5号

一時帰国の際にサーモン釣りの為に新規購入したリール。日本から持ち帰った20年前から使っているスピニングリールは全て2000番のリールなのでちょっとサイズ足らず。どうやらサーモン釣りには少なくとも3000番以上は必要みたい。

本リール、6000円位と正直安物の部類に入るリールですが、日本で買える日本向けリールの品質・性能はアメリカで100ドル以上で手に入る知らないブランドリールより遥かに上だと確信しています。

ラインはシマノのPITBULL 8の1.5号(30lb)。200m巻きを購入しましたが、本リールだと多分150mくらいしか巻けていないと思います。

 

・リーダー:Seaguar Jr. 2.5号

リーダーはチヌ釣り、エギングで使っていたシーガーJr。エギングやチヌ釣りなら1.5号で十分でしたが、サーモン釣りには2号以上あった方が良いとのことでしたので、とりあえず2.5号を購入。写真の他に2号も買っておきました。

 

・スプーン:ACME Little Creo 3/4oz

ミシガン湖におけるサーモン釣りのド定番で、殆どの釣り人が使用しています。色はとりあえず一番人気の蛍光グリーン、そしてよく釣れるというブルーシルバー、そしてアオリイカの経験から朝マズメ、夕マズメに強いとされるレッドゴールドを購入。

その他、グロータイプのスプーンの数個購入しています。(写真左2個がそれ)

 

そして今回向かったのは私の住むデトロイト近郊から約3時間半ひたすら西へ走ると顔を見せる5大湖の1つ、ミシガン湖です。

広大なミシガン湖には色んな場所から埠頭(Pier)が伸びており、多数ある埠頭の中らか今回選んだのはWhite Lakeから流れ出るWhite Riverの埠頭。水温予報をチェックしていると、有名なGrand Havenより水温が下がる(=サーモン接岸の適温な水温)との事から本埠頭の南側をチョイス。

 

前日夜8時半、子供たちの寝かしつけと同時に一緒に就寝。Midnightに起きてそのまま家族を起こさぬよう準備し、そそくさと12時半頃に自宅を出発。

昔夏休みに父親と弟と和歌山の紀ノ川までバス釣りに行った事を思い出し、その時車内で流れていたのと同じB'zのPleasure/Treasureを流しながらひたすら走ります(笑)

現地には大体4時頃に到着するも、駐車場には[No Parking 10pm to 5am]の看板が。近くに行ってよく見ると、この時間に停めているのを見つかったらもれなくチケットがもらえます、という注意書きを見て小心者の私は警戒心マックスに。他に数台車は停まっていましたが、初めての場所でチケットもらいたくない一心から結局様子を見るために近くの駐車場へ移動し、そこで1時間程仮眠をとる事に(汗)

 

結局10分程寝過ごしてしまったために5時半頃に埠頭の先端部分に到着。出遅れたことにより先端には多数の先客が。仕方なく先端から一歩下がった所からいざ実釣開始。スプーンの色は蛍光グリーンをチョイス。地元の釣り人もみんな蛍光グリーンを使用していました。

フルキャストしますが暗くてどれくらい飛んでるかは分かりません。50mくらいでしょうか。沖へ向けて吹く東寄りの風のせいでスプーンもラインも流されます。水深も感覚ですが2~3mくらいだと思われます。

収集した情報だと、底付近をゆっくりとリトリーブする感じでしたので、YouTubeの映像を思い出しながらゆっくりとリールを巻き、小さなアタリを逃さぬよう呼吸を整えて竿先、ラインに全集中します。

 

つ、釣れない。。。

 

数回全集中した竿先にコツンという感触が伝わったので軽くフッキングを入れるも魚の感触は無し。アタリではなかったようです。

 

空が明るくなり始めて周りのアングラーの顔が分かる位になった6時半くらいでしょうか。埠頭先端に陣取っていたおっちゃんの竿がひん曲がります。それと同時に近くの釣り人はスプーンを巻き上げて援助体制に。

数分のファイトの末、デカいキングサーモンをゲットされておりました。

1匹釣れたことによって辺りがざわざわし始めると、その10分もしない内に私の隣の隣で釣っていたおっちゃんにもヒット。同じくデカいキングサーモンをゲット。

いいな~と指を咥えて見ておりましたが、そこで釣れるという事はサーモンは居るという事。やる気がでます。

 

他の人がまだ蛍光グリーンのスプーンを投げている中、7時頃には日が昇り始め、朝日が美しいミシガン湖面を照らし始めた時に、何となくアオリイカ釣りのセオリーで朝マズメの光量変化の時はレッドゴールドが有効だった事を思い出し、スプーンをレッドゴールドにチェンジ。

アオリイカ釣りの経験から、この時間帯のこの色のチョイスなら絶対釣れる気がする!!!も・・・・・・結果はボウズ。

 

結局、朝5時半頃から9時位まで釣りをしましたが、この間にWhite Riverにある2本の埠頭で釣れたサーモンは合計3本。(緑矢印部分、南側で2本、北側で1本。赤は私の立ち位置)

 

 

まぁ今回は初めての釣行で様子見のつもりやったし、DNRのWeekly Report見ると埠頭からのシーズンインもまだみたいやし仕方ない、と自分に言い聞かせております。

が、間近であんなにバカデカいサーモン釣ってるのを目の当たりにすると、何がなんでも釣ってみたくなりましたね。こりゃ9月、10月と毎週の様に往復400マイル走ってミシガン湖に通ってやろうを心に決めました(笑)

 

埠頭なら日本で言う漁港の波止みたいな感じで子供でも安全そうやし、今度は子供たち連れて一緒にのんびり釣りしてみようかな。

来週以降が楽しみです。

 

それでは。

 

MINIC