アメリカでサーキット走行会に参加!

こんばんは、MINICです。

 

私には大きく分けると「釣り」と「洗車」と「サーキット」という3つの趣味を持っています。どれも金の掛かる趣味なので小遣いの範囲内で細々とやっております。(アメリカ来てからは小遣い制じゃないけどw)

釣り竿と洗車グローブとハンドルが3種の神器かな??(笑)と言ってもサーキットはまだ数回の走行経験なので趣味に入れていいレベルではありませんが・・・。どちらかというと普段しているオイル交換等の「車維持り」で神器は「ラチェットレンチ」かな??

 

今回はその中の「サーキット」のお話です。

 

先週末の金曜日、近所で開催されているサーキット走行会に参加してきました。去年友人から紹介してもらったこじんまりとした走行会グループに参加しており、5~9月の毎月1回づつ、計5回の走行会が計画されています。

それまでは弄る/維持る専門でサーキットにはあんまり興味が無かった、というか自分の車でサーキットコース走るなんて頭にすらなかったのですが、事の始まりは去年5月。妻がコロナワクチン2回目接種時の副作用で寝込んでいる時、静かにゆっくりしてもらうために子供たちを連れてどこかいこうかと思っていた矢先、たまたま友人が誘ってくれて子供たちを連れて観戦に行きました。観戦だけなら無料でパドックに入れてしまうくらいの走行会グループ。その日は見ているだけでしたが、楽しそうなのでその次の走行会に参加する事に。去年はオールシーズンタイヤしかなかったのでそんなに攻めた走りはしませんでしたが、それでもめっちゃ楽しい!!そして子供もパドックから観戦できるという事でこの経験が原因でサーキット走行会にハマってしまったのです。

その証拠に今年は調子に乗って5回中4回も参加してしまいました(笑)5、6、7月と連続で、(参加費3回まとめて買う方が安かったので)そして前回の9月に参加。(ちなみに8月は日本に行っていたので不参加)さすがに調子に乗り過ぎたので来年は少し抑えないと。。

ちなみにこの走行会、ライセンスは不要なので参加する敷居は低いです。確か指定の規格認証が取れているヘルメットのみが必要だったと思います。誰でも参加できるので興味のある方はコメント下さいね。

 

エンジン、マフラー音、タイヤのスキール音、そしてタイヤの焼ける匂いがなんとも言えません。アドレナリン大放出です(笑)特に長男は車大好きなので大興奮!

 

コースはWaterford Hills Road Racingというサーキット場。関西出身の私はサーキット場といえば鈴鹿サーキットを思い浮かべてしまいますが、鈴鹿のようなコース・広さではなくもっと狭くてこじんまりしたコースです。コーナーが多くてストレートも短いのでチャージャーやマスタング等のアメリカンマッスルカーや、メルセデスベンツ-AMG、BMW-Mシリーズのようなヨーロピアンハイパフォーマンスカーの足元にも及ばない非力なエンジンが搭載されている私の小さな愛車でも十分に楽しめちゃいます。

 

会場は8時開場、9時半からドライバーズミーティングがあって走行会開始は10時半から。A~Dの4グループがあって私はグループC。去年はDでしたが今年はランクアップ。1セッション20分なので、大体1時間に1回自分の走る順番がやってきます。スケジュール通りに事が進むと、自分のグループの走行セッションは4回+α。

 

この走行会は所謂「レース」でないので、それ故の色々細かい決まりがあります。例えば先行車を抜かしたい場合も勝手に抜いてはいけません。パッシングゾーンが決まっていてホーム or バックストレートのみ、かつ抜かされる車のドライバーが「指さし」してお先にどうぞ、と意思表示しないと抜かしてはいけないルールがあります。なのでサーキット走行と言っても他車と競って順番が付いたりするというのが無いので他の車と接触してしまうといった様なリスクは低いです。まぁそれでも車をコントロールできずにコースアウトして単独でクラッシュしてるのは何度も見てますので、自分の車の状態や限界値を把握しつつ、走行中は自分の持っている色んなセンサー感度をビンビンにしないといけません。

 

が、私のセンサーはまだまだポンコツ仕様。オーバースピードでコーナーインしてしまってアンダーステアが出てコースアウトしたり。今回はコース端のガードレールと近いポイントだったので冷や汗ものでした。まだまだ色んなセンサー感度を磨き上げねばなりません。

 

走行中の1コマ。我が愛車ミニクーパー。アメリカでは超希少な5ドア、6MT仕様です。

走行中、タイヤのグリップが無いなーと思いながら走行後タイヤを確認すると、フロントタイヤのトレッド面、ブロックが数個欠けている・・・。一応純正品のサマータイヤやのになんで??去年オールシーズンタイヤでもこんなことならんかったぞ??と思いながらも、今年の走行会も今回で終わりやしこのフロントタイヤはリアに持って行って冬が来るまで2か月使えるかなーなんてのんきな事を考えたり・・・。

前回参加時にブレーキ音に違和感を感じつつも最後までガッツリ走った結果、フロントブレーキを壊すという失態があったので、今回はタイヤの違和感を感じているので無理せずに最終セッションの4回目は走らずに終了。

 

妻からお使いを頼まれていた事もあり、キャノピーやその他車からおろした荷物を片付けて少し早めに退散、帰路につきます。帰宅後、日曜早朝の天気が微妙なので天気の良い土曜の早朝サーモン釣りに行こうかと企んで荷物を積み替えていましたが、前日の木曜夜に長女が若干発熱していたのでサーモン釣りはやめておくことに。というのも、金曜夜は元気でしたが子供は夜中に熱出すというのが我が家には比較的当てはまるので、夜中釣りに出掛けた後もし再度発熱となると翌朝の補習校送迎が大変なことになるので。(このサーモン釣り、やめておいて正解だったことを後に知るのでありました)

 

走行会翌日の土曜日、子供たちは補習校2学期の開始。娘も元気になっていたので補習校へ送っていきます。補習校の駐車場について何気なく前日気になったタイヤのブロック欠けを再度確認。すると助手席側のフロントタイヤがとんでもないことになっていることに気づく。内側ほぼ全周ワイヤーが出てる。。。いや所々もうワイヤー切れているやん・・・と。ブロック欠けが酷いことは知っていたけど、ここまでワイヤー出てるとは夢にも思わず・・・。少なくとも最後のセッション走る前にチェックした時にはこんなことなってなかったので、恐らく最終セッション走行中にこうなったか、サーキット場から帰宅する道中でゴムの限界が来て剥がれ落ちたのか・・・。

 

しかしよくこんなタイヤで昨日サーキット場から帰宅して更に30マイル離れた自宅から補習校までバーストせーへんかったな・・・と感心している反面、今度はまた30マイル走って家に帰らないといけない現実が待っています・・・。大体の車ならスペアタイヤとパンダジャッキが常備搭載されていると思いますが、我が愛車は欧州車によくある「ランフラットタイヤ」という”パンクしてもタイヤショップまでの数十マイルならそのまま走れますよ”という代物なので、スペアタイヤもなければパンダジャッキも搭載されていません。

自力で家まで帰らないとレッカー呼ぶ嵌めになります。レッカー呼ぶと保険料が上がります。ただでバカ高い保険料なのにこれ以上は・・・。なので、何も知らない往路はハイウェイ走って来ましたが、復路は下道オンリー、かつもしバーストしても路肩に停めれるように出来るだけ路肩のあるルートを選択。さらには他車に迷惑の掛からない程度の低速走行でなんとか帰宅。(事前に妻に電話で状況説明し、最悪の場合ガレージにあるフロアジャッキとオールシーズンタイヤを1本持ってきてもらうようにお願い)

 

帰宅後は速攻で冬用のオールシーズンタイヤに履き替え。ちょっと早いけどもう冬準備完了、これでいつ雪積もっても問題ないです(笑)タイヤ外してよくよく見たけど、こんなタイヤ今まで見た事ない!ってくらい酷い状態・・・。これ、サーモン釣り行ってたら絶対道中どっかでバーストしてエライ事になっていたと思います。釣りを1日延期した自分の判断力、いや、娘の発熱に感謝です(笑汗)前回の走行会ではフロントブレーキ壊して今回はタイヤ。走行中の自分センサーだけでなく、走行前後の車両チェックも怠らないようにしないといけませんね(汗)

 

と、最後までトラブル続きでしたが楽しい走行会でした!こんな楽しいイベントを企画してくれる主催者に感謝です。来年は参加回数減りますが、しっかりスポーツ走行用のタイヤを準備して挑みたいと思っています(笑)

 

さて、サーキットはシーズンオフになったので、これから年内いっぱいは既にシーズンインしているサーモン釣りにどっぷりはまってやろうと思います。

 

ではまた!

 

MINIC