【Salmon釣り】遡上シーズン到来!コーホーサーモンの聖地、Platte Riverで初入水釣行!!

こんにちは、MINICです。

 

先週辺りから急激に冷え込み、朝晩はもう一桁台の気温となったミシガン。窓から見える木々も赤く色づいて短い秋を感じる季節になりました。となるとサーモンの遡上っ気も刺激され、もうミシガン湖から川へ向かわれたのか?と思う今日この頃。

 

ミシガンには色んな種類のサーモンが生息しておりますが、その中の1つであるコーホーサーモンの遡上がついにシーズンインしているという情報をキャッチ。早速コーホーサーモンの聖地と呼ばれているPlatte River Fishing Wierへ突撃してきました!

 

このPlatte River Fishing Wierは毎年数十万のコーホーサーモンを放流しており、この時期になると一斉に遡上を開始するそうです。DNRのFacebookを見ていると、定期的にWeir(堰)を開けて堰前に溜まったサーモンを上流へ通しています。その数もしっかり管理されていて、大体数日の1度のペースで数千匹のサーモンを上流へ通しています。

 

※写真はGoogle Mapの航空写真を拝借

 

ここは聖地と呼ばれているだけによく釣れると言われるポイントですが、逆にサーモンが遡上してなければ全く釣れない危険は場所です(笑)なので事前の情報収集が大事。今回突撃するにあたって、

1. すでに遡上が始まっていて実際に釣れているという情報

2. DNR FacebookからWier下には数千のコーホーサーモンが堰が開くのを今か今かと待っている

3. 水温・気温が大分低下してきている

4. 月曜から木曜位まで雨が降っていた

5. DNRは火曜にWierを開けて4,000~5,000匹のコーホーサーモンを通して以来Wierは開いていない

という情報・条件でした。私のスケジュールと上記条件から、金曜の朝一に突撃する事に。日曜の朝だと、No.5から土曜辺りにWierが開くと想定したから。初心者ながら条件的には良いタイミングだと思います。

 

自宅からPlatte Riverまでは大体3時間半。最近はめっきり明るくなり始めるのが遅くなってきた(日の出は7時半頃)なので、ゆっくり家を出ても十分かと思うも、既にコーホーサーモンが大規模な遡上を始めたためにPlatte RiverのWier下はサーモンを求める釣り人で大混雑しているとの情報があったので6時頃に現地到着すれば大丈夫と予想して2時過ぎに出発。

予定通り現地に6時前に到着するも・・・車が一台もない・・・。そしてゲートが閉まっています。あれ?Weirのすぐ近くまで車で入れるんじゃなかった?いやいや、それより釣り人で大混雑してるんじゃなかったっけ??もしかして場所間違えてる??と1人不安に。とりあえずトイレも行きたかったのでもう少し奥に走った先にあるビーチの駐車場へ。すると私と同じ目論見の釣り人であろうピックアップが1台停まってる。平日で時間も早いしもう少しここで待つことに。(釣り人に平日は関係ないと個人的には思ってますが 笑)

 

6時半頃になってもう1度様子を見に行くと、ゲート前に1台車が停まってます。これは完全に釣り仲間です(笑)隣に停めてしばらくするとおっちゃんが車から降りてウェーダー履いて準備をしています。はい、仲間確定です(笑)すかさず車から降りて挨拶。ゲートは10時にならないと開かないよ、車はここの駐車して歩いてWierまで行って大丈夫、と教えてもらいました。そうこうしているともう1台車がやってきて、隣のおっちゃんと同じタイミング位で一足先にWier方面へ。

 

私はというと、実は初めてのウェーディング。日本で調達してきたウェーダーを着たり色々な準備に時間を要してしまったので、一足遅れてWierへ向かいます。この時点でまだ7時前。辺りはまだ真っ暗です。駐車場からWierまでは約0.5マイル。800m程でしょうか。ようやくWier前に到着すると、バシャバシャと魚が跳ねまくっています。今日こそは釣れる気がするぞ!!!と興奮気味に(笑)

 

釣り場はこのWeirの下流側となります。上の写真の青丸辺りが釣り場になります。Platte Riverには幾つかレギュレーションがあり、詳細はフィッシングガイドに記載されています。事前にしっかり確認した方がいいですが、要約すると、

・only one single-pointed(使用可能なフックはシングルフックのみ)
・unweighted hook(フックに錘はつけてはいけない)

・no larger than 1/2" from point to shank(フックのサイズは針先からシャンク(針軸)までが1/2インチを超えてないけない)
・closed to fishing within 300 ft. of upper (hatchery) weir and lower weir whenever either
weir is in place(Weirから300ft以内は釣り禁止)
などなど。

さて、早速実釣開始!と言いたいところですが、どう見ても先行したおっちゃん2人がいません。気温差で川には靄がかかっているのと、自分の吐く息が白くて遠くまで見えません。(LEDヘッドライトの光が乱反射して全く見えない・・・)そんな中人生初のウェーダーを着て入水!が、思ったより深くて焦る・・・。これ、体制崩すと誰もおらんしヤバイな・・・一旦引き返そうかな?と思っていると1人やってきたので一安心。(先行した2人ではない同じ世代位の兄ちゃん。先行した2人はいづこへ・・・)

 

写真は帰宅前に撮った1枚。紅葉が大分進んで綺麗ですね。そしてまだ靄が掛かっています。川への入水はここから。写真左側にある白いポール、そして対岸に見える白い看板から左側がWier側になるので、ここより右側で釣りができます。川の中腹位まで歩いていって、そこから川の奥側へ向かって仕掛けを投げます。

 

当日の仕掛けイラスト(Excelで作成)

帰り際に隣のおっちゃんにチェックしてもらったけどこれで大丈夫とのことでした。錘は川の流れの速さによって調整、ガン玉から針までもその時の活性や状況によって調整すべし、との事。

投げたら仕掛けを川の流れに乗せて、時折リフト&フォールを入れます。が、結構水草があって針には水草がくっついてきます。初めての釣り方なのでアタリがどんなものか分かりません。違和感があったら軽く合わせるようにしましたが、どれも底の障害物。空が明るくなって周りが見えるようになってくるとクリアな水の中も見えるように。よく見ると、やはり仕掛けを流している辺りには結構な水草があります。そしてサーモンの気配は全くありません。川の反対側も見ても魚っ気はありません。100m先のWier周辺ではバシャバシャ賑やかですが、釣りをしている辺りは静かそのもの。

もう1人釣り人がやってきて川には私含めて3人で釣りをしていますが、誰にもヒットしません。一緒に入水した兄ちゃんは1時間もしないうちに諦めたようで退散。そして後から来たおっちゃんの20分位で片付けしています。そのおっちゃんと少し話すと、今はサーモン居ないね、多分このまま釣ってても釣れないと思う。また時間おいてから来ようかな。と言っていました。それを聞いて一気にやる気がなくなり、そこから10分位粘るも諦めて納竿(涙)結局3人とも全員ノーバイト、ノーフィッシュでした。

 

上の写真はWeir前。分かりにくいけど、水が黒くなっているはすべてコーホーサーモン!水面がざわついているのもすべてサーモンががいるから。手前にいいサイズのサーモンが1匹写ってますね。これだけサーモンがうようよ居るのに1匹も釣れないなんて・・・。

 

その後、少し下流側にあるボートランチへ。ここで魚が見えたらちょっと釣りしようかと思ったけど、見渡す限り魚の姿は1匹たりともは見えない・・・。やっぱりこの日、この時間帯はサーモンの遡上が無かったということですね。残念。

時間も8時半を回ったので帰ります。自宅まではまた3時間半のドライブです。せっかくここまで来たので少し寄り道をしてFrankfortのNorth Pierに偵察です。DNRのレポートだとキングサーモンはすでに川に入ったのでもう釣れていないとあったので釣りはしませんでしたが、来シーズンに向けて駐車場やどこから埠頭に向かうか等をササっと偵察して帰路に着きました。

 

今回は人生初の入水釣行でしたが、流れが弱いPlatte Riverであれば1人でも大丈夫だと思いましたが、もっと流れの強い有名ポイントの川だとやっぱり1人は危険な気がします。早く釣り友を探さなければ!!そして日本から持ち帰った磯タモ。埠頭からの釣りには問題ありませんが、ウェーディングする際には川用の柄の短いのを買わないといけないですね。今回川に持って入りましたが、柄が邪魔で仕方ない。今回は(も??)タモを使う事はありませんでしたが、仮にヒットしててもこの磯タモを使って自分1人で取り込めていなかったことでしょう。早速AmazonかFishUSAで調査せねば!(笑)

 

ということで今回はコーホーサーモンの聖地にて入水釣行したレポートでした。相変わらずの丸ボウズレポートに需要があるかは分かりませんが・・・自分用記録ということで。それにしてもサーモンの聖地まで行っても釣れないとは・・・。自分の腕の無さ、読みの無さ、運の無さを嘆いておりますが、まだまだ諦めませんよ!11月頃がシーズンインと思っていたヒューロン湖の某港で、すでにアトランティックサーモンが入ってきていて、しかも釣れている情報をゲットしたので、今週末はヒューロン湖へ突撃しようかと計画中(笑)ヒューロン湖は我が家から片道1時間弱とミシガン湖に行く半分以下の時間で行けちゃうので、時間もガソリンも節約できる!それでいてアトランティックサーモンが釣れたら文句はありません。早速情報取集と釣行計画を立てたいと思います。それではまた!!

 

MINIC