【Salmon釣り】ついに!初サーモンゲット!!

こんにちは、MINICです。

 

10/30(日)から11/5(土)までカナダへ出張していたのでブログが滞っておりましたが・・・。

やりました!!(涙)8月末から毎週末西へ東へ北へとサーモン釣り求めて繰り出していましたが、ようやく最初の1匹を手にすることができました!

 

10月も終盤に入ってそこら中でスチールヘッドの遡上が始まったという情報が舞い込んできており、ミシガン湖に佇むGrand HavenのPierでもスチールヘッドが釣れ出したということで、土曜の早朝にGrand Havenに突撃しようか、それとも近場のLexingtonでアトランティックサーモンを狙うか悩んでいた10/24週の初め。

そんな中、水曜の夜に部署のボスから電話があり「日曜出発でカナダへ出張行ってほしいんやけど」と急遽出張要請が。日曜昼から出発なので日曜早朝の釣りはちょっと厳しい、なら土曜の朝かな?とも思ったけど補習校の送り迎えに加えて天気があまりすっきりしなさそう。となると10月最後のチャンスは金曜の夕方しかない!!ということで、10/28(金)の夕方、早めに仕事を切り上げて3時半頃自宅を出発。釣り場までは1時間半程なので日が暮れる6時半過ぎまでの1時間半勝負です。

今回向かったのはLexingtonより少し北の港。ここにもサーモンが遡上できる川はありませんが、大量のサーモンが港内に入ってきて回遊しています。聞く所によるとLexingtonの港と間違って入ってきてるそうな???

北側と南側に埠頭がありますが、北側をチョイス。あえて先端の湖側ではなく、港内に入っているサーモンに狙いを定めることにします。陣取ったポイントは水深は浅くて水草も生えてますが、Lexingtonよりも水深があるので3/4ozのスプーン、もう1本の竿には2/5ozのスプーンを準備していざ実釣開始。スプーンの色はブルーシルバー。事前にYoutubeでこの港で釣れていた色です。

 

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :50℉(約10℃)

・水温 :51℉(実測ではなく予報での値)

・風  :北東の風 約5mph

 

金曜だからか夕まずめのいい時間にも関わらず釣り人は数える程。あんまりプレッシャーが無く良いコンディションです。スプーンを投げ続けるも特に反応は無し。サーモンジャンプもたまーにあるくらい。足元には定期的にサーモンの群れが回遊しています。周りで釣れている様子もありませんが、とりあえずサーモンがバイトしてくることを信じて投げ続けます。すると釣り始めて30分程過ぎた辺りです。

 

今まで港内の沖方向に投げていたのを、足元を5匹位のサーモンの群れが泳いでいったのと見てふと埠頭沿い方向にスプーンをキャスト。ちょうど巻いてくるスプーンと回遊しているサーモンが正面衝突する感じ。サーモンが見えなくなると沖にキャスト、サーモンが足元回遊すると埠頭沿いにキャスト、という攻め方に変えて10分位するとガツンとしたアタリが!すぐさま鬼フッキングを入れます。すると竿がしなってサーモンが走ります。その様子に気づいた若い兄ちゃんが走って寄ってきて「ネットは持ってるか?」とランディングを手伝ってくれます。アメリカの頑丈なネット(網)ではなくて日本の磯タモなのでうまく扱えてませんでしたが(むしろ折られるんちゃうかと心配になったくらい)、なんとかタモにサーモンを入れて無事にランディング!!

 

やりました!!初サーモンはアトランティックサーモン!!残念ながらイクラを持ったメスではなくてオスでしたが、ようやく最初の1本が釣れました。サイズを測ると約63センチとしっかりしたサイズのサーモンです。重さは家に帰ってから体重計で計測。体重の差し引き計算なので誤差はありますが、約3㎏の立派なサーモンでした。

 

興奮冷めやらぬ中エラにナイフを入れて絞めていると先ほどランディングを手伝ってくれた兄ちゃんにヒット。「ネット持ってないから手伝ってー」と言っているので、まだ完全に絶命しておらずパタパタ跳ねている我がサーモンが湖に帰ってしまわないようにストンリンガにかけ、急いでタモ持って走ります。ちょっとお助けが遅れたけど無事に兄ちゃんのサーモンをランディング。兄ちゃんのサーモンに目もくれずに自分のサーモンの元へ戻り絞め処理の続きをします。

 

その後2匹目を狙って釣りを再開。するとまたもや兄ちゃんがサーモンかけているではありませんか。今度は兄ちゃんの仲間が車まで走ってネットを取りに行っていたのでヘルプ要請はありませんでしたが、しばらくすると兄ちゃんがやってきて「釣ったサーモン見せてー」とストリンガに吊るしたサーモンをチェック。アトランティックのオスだね、みたいな会話から始まり、そっちは何のサーモンやったの?と聞くとコーホーサーモンのメスだったと教えてくれました。「メスのサーモン釣りたかったんやけどねー、2匹目頑張るわー」と言うと、日本人ということを察してくれてのか、「Eggが欲しいんやろ?あげるよ!!!」と思ってもいなかった提案が!即答で「ほしい!!ありがとう!!」と答えると、持ってくるからちょっと待っててと言って自分が釣ったサーモンの元へ。

 

もらうと言ったもののどうやってくれるんやろ?まさかそこで腹開いて筋子の状態でくれるんかな?でもジップロックとか持ってないぞ??と色々考えていると、ゲータレードの空ペットボトルを片手に再登場した兄ちゃん。「ここにイクラ入っているからこれあげるよ!」と差し出されたペットボトルには綺麗なオレンジ色のイクラがごっそり入っていました(笑)多分産卵間近でお腹からポロポロ出てきたんでしょう。

 

サーモンに、そしてイクラもゲットして大満足ですが、やっぱりもう1匹釣りたいので頑張ってスプーンを投げ続けます。が、そのままアタリは無く日没の6時半になったので納竿。釣果は1匹でしたが、ようやく手にした大きな1匹です。すぐに帰り支度して帰路に着きます。

 

帰宅したのは8時過ぎ。釣りに行く度釣ったサーモンを待っていた子供達にようやくサーモンを披露できます(笑)オスのサーモンなのでイクラ無いことを言うと「えぇーー」とガッカリされましたが(笑)貰い物のイクラも登場させるとテンションマックスに。

とりあえずササっと晩御飯を食べてサーモンをさばきます。チヌの3枚下ろしやアオリイカは捌いたことあるけど、こんなデカいサーモン捌くのはもちろん初めて。YouTube見ながら必死に捌きましたが、ちょっと時間もかかったしアニサキスが怖いので冷凍して火を通して食べることに。(まず大きいまな板と出刃包丁買わないと・・・)

 

サーモン捌いたらお待ちかねのイクラ!!筋子の状態ではないので下処理も簡単です。お腹からポロポロ出したと思うのでアニサキスの心配もないと思いますが、念のため60℃のお湯に1分程晒して加熱処理をしておきました。

下処理が出来たら醤油と酒、みりん、昆布だしで一晩漬けこみます。

この時点で美味しそうなイクラです。

一晩漬けこんだイクラをご飯が見えないくらいタップリ流し込んだら贅沢イクラ丼の完成です(笑)いやー、これがしたかったんよね!!(貰い物やけどw)イクラは産卵間近だったせいか、所謂ピンポンイクラで口の中で逃げまくってましたが、潰すとしっかり醤油だしを吸ったイクラの旨味が口の中で広がります。これはたまらん・・・。子供達も大満足でした。

 

サーモン釣りを始めて2か月、ようやく手にできたサーモン。記念すべき1匹目はオスのアトランティックサーモンでしたが、これからはスチールヘッドの季節です。2匹目はぜひメスのスチールヘッドをゲットしたいと思います!

 

MINIC