落下物にはご注意を。我が家のMINIが修理へ旅立ちました。

こんにちは、MINICです。

 

今回は釣りではなく車のお話。愛車のミニクーパー、高速道路上の落下物を避けることができずに自走不能となり釣りどころではなくなってしまいました。

先週土曜の朝、いつものように子供達を補習校に送っていくために自宅を出発。いつもならI-75とI-696の高速道路を使いますが、ここ2か月程工事のせいで激混み状態。なので会社への通勤路として使っている別ルートで向かっています。時間も普段より10分程多くかかるので8時過ぎに出発。

M-59に乗って西へ向かいます。3車線のうち真ん中の車線を走行していると少し前を走っていた車が突然車線変更。多分追い越すための車線変更でしたが、すぐに何かが道路上にあることに気づきます。が、この時期ミシガンの道路ではそこら中で小動物が轢かれて死んでいたり、鹿が跳ねられて横たわっていたりします。なのでこの時は「あー、また小動物の死骸か」と思い特に車線変更はせず。そのまま近づいていくと、なにやら小動物ではなさそう、と気づく。よく見ると大き目の岩の塊です。しかもサイズも絶妙でタヌキ位。咄嗟に避けるために車線変更しようとしますが、不幸にも両隣の車線には車が並走していて車線変更できません。これはもう跨ぐしかない、と意を決して跨ぎます。あわよくば何事もなく通過してくれることを願って・・・。

下の写真はドライブレコーダーから抜粋。ちょうど車線真ん中辺りに岩/石のような塊が落ちています。そこまで大きく見えないですが、車高の低いミニなので腹底に当たるか当たらないか微妙な大きさ・・・。SUVやピックアップなら間違いなくスルーできるサイズ感。

 

が、その願いも空しく「バコン!」という音とともに衝撃が。ドライブレコーダーが衝撃検知して動画を自動保存。やっぱり車の腹底に当たってしまいました。ルームミラー見ると岩が砕けて飛び散っているように見えます。するとすぐにナビ画面に「エンジンに支障をきたす可能性のある問題があるのですぐに停車するように」という警告と、「通常走行はできるのですぐに最寄りのディーラーへ持っていくように」の警告が交互に表示されています。後者の表示を信じつつ、あわよくば家まで帰りたいと思って引き返します。(岩にヒットしたところが自宅から3マイル程度と近い場所だったので)

 

が、引き返して高速道路に乗ろうとしたところでエンジン停止(汗)これはヤバイです。幸いにも高速本線ではなくてランプの途中。極力車を路肩に寄せます。妻に電話をして状況説明し、子供達を迎えに来てもらいます。そしてこんな場合どうしたらいいんやろ?保険会社に電話?でもエージェントはカルフォルニア州の人やし土曜なので連絡つかへんし・・・と、悩んだ末にとりあえず頼れる友人に電話。土曜の朝にも関わらず現場まで来てくれて牽引してくれることに。

妻や友人を待つ間車のフロント部分をのぞき込むと、エンジン下のアンダーカバーに穴が開いて引きづっている。そして下回りはエンジンオイルが飛び散っており、穴の開いたアンダーカバーからエンジンオイルが滴ってます。これ、オイルパン穴開いた??牽引フックや牽引ロープ等を準備するためにリアに回ると、テールゲートもオイルまみれ。恐らく岩がオイルパンに当たって穴が開き、エンジンオイルが漏れ出てエンジン停止。と推測。むやみにエンジンかけたりするとダメージが広がるのでとりあえず車で待機。すると妻が到着し、子供達を妻の車に乗せ換えて補習校まで向かってもらいます。その後10分位で友人も到着。ディーラーやMINI専門のショップも土曜の朝一で閉まっているので、とりあえず自宅まで牽引してもらうことに。

 

エンジンかけずにイグニッションオンの位置で電源入れるも、パワステやブレーキの油圧が作動しないので、電話繋げて常に状況を話しながら慎重に牽引、無事に自宅ガレージにインできました。そのままジャッキで車上げてアンダーカバー外して見ると・・・

 

写真は破れて穴が開いてオイルが染み込んだアンダーカバー。ちょうどオイル交換のためのサービスホール後ろ側から破れています。

オイルパンは割れてどこかに行ってありません。エンジンオイルはもちろん空。(オイルパンないのでそりゃ空ですね)オイルパンの内部にあるモーターのような部品(オイルポンプ)も割れているし、センサーかなにか樹脂製の部品も割れています。これは重症です。壊れている部品だけ購入して自分で修理することも考えるも、なぜかこの型のミニクーパーのオイルパン交換の情報が全くない・・・。部品構成から見てエンジン下さなくてもできそうですが、定かではないのでショップにお任せすることに。



部品代をざっくり調べると、オイルパンだけでも600ドル前後、オイルポンプと思われる部品はアッシー状態なので1000ドル弱とこの2点だけでも2000ドル弱に。他にもセンサーらしき部品も壊れているうえ、工賃の高いアメリカ。修理費を考えると・・・保険を使うしかありません。でも保険、車両保険入っているけど保険料抑えるために免責額は1000ドル。そして保険を使うと翌年からの保険料がアホみたいに上がるアメリカ(ミシガン州)。しかも事故や違反履歴(保険利用も)は3年間保管されるそうなので、3年間は保険料が上がるようです。免責額に向う3年分の保険料アップ分を合計すると、もしかしたら保険使わないほうが安く上がる可能性も・・・。

 

とりあえず、本日レッカー車にて修理してもらうショップに持ち込んだのでこれから見積り作業です。数日のうちに保険会社から担当者が派遣されて一緒に車の状態確認し、最終的に修理か全損か判断されるそうな。今の時期、半導体不足による車不足から全損扱いされると購入時以上の金額が払われるようですが、代わりの車を買うにも車の値段が高いので結局はおんなじ話。新たな車を手にするのに自己負担が出てきます。そしてただでさえ希少な個体のミニなのに、同じ装備のついた5ドアで6MTなんてありません。

一番心配なのは、こんな状態になっているのに1マイル程運転してしまったので、エンジン内部にダメージが入っていること。エンジン載せ替えとかなると確実に全損扱いされると思うので、なんとか全損にはならず部品交換のみで済むことを祈るばかりです。

 

と、とりあえず待ちの状態が続くので追って報告したいと思います。こんな状況なので釣りには気軽に行けなくなりましたが、タイミング見計らって妻の車を使ってウォールアイやスチールヘッドを釣りに行きたいと思います(笑)

 

それではまた!

 

MINIC