【Salmon釣り】遂にメスのサーモンゲット。オハイオのリバーで良型スチールヘッドを釣る!!

こんにちは、MINICです。

先日も訪れたオハイオの某河川を再び訪れてきました。ちょっとハイペースかな?とも思いましたが、今週から再び寒波が来ているミシガン。昨日と今朝はマイナス20℃辺りまで冷え込み、明日以降もマイナス10℃以下が週末迄続く見込みです。ここまで冷え込むとさすがに湖も川も凍り付いてしまい、氷が融けるまで当分釣りには行けなさそう。(凍り付いたら凍り付いたでアイスフィッシングが楽しめますが、現状アイスフィッシングの道具もないので自宅待機になってしまいます)という事で、先日土曜日に今回は1人で再突撃してきました。

先日と同じポイントで釣りをしたかったので、日の出の時間に到着するように家を出ます。日の出が7時半過ぎなので、逆算すると4時半前には家を出発です。寝過ごさない様に目覚ましを4時前から10分おきに3回に分けてセット(笑)ちゃんと起きれて予定よりも早く自宅出発できました。自宅周辺では前日の夜に雪が降っていたのでMINIで行くかパシフィカで行くか悩みましたが、すぐに雪も止んで融けていたのでMINIで行くことに。(MINIはまだサマータイヤのまま)だって巨漢なパシフィカは燃費が悪いんですもの。

 

予定より少し早い7時過ぎに到着。駐車場に車は1台もないので一番乗りです。が、まだ辺りは暗いので少し車で朝ごはんを食べながら待機。7時半前にはようやく辺りが明るくなってきたので、準備をしていざ釣り場へ出陣。

仕掛けは前回と同じ浮き仕掛けのクラッピーチューブ。水量が前回来た時より少しだけ増えているものの、水深自体はほぼ同じなのでウキ下の棚も前回ヒットした時と同じ1.7m位にセット。水質は少し濁りが入っている印象なので、クラッピーチューブは前回同様ホワイトをベースにします。まずはボディがホワイト、スカートが黄色のクラッピーチューブで実釣開始です。

 

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :30℉(約-1℃)

・風  :西の風 約10mph

【タックルメモ】

・ロッド:Daiwa INFEET X'TREME EG80M

・リール:Daiwa 2009 CALDIA 2506

・ライン:Simano Sephia 0.6号

・リーダー:Seaguar Jr. 1.5号(6lb)

・仕掛け:Crappie Tubes White/Yellow, White, Silver 1.75" / Jighead 1/16 oz

今回はエギングタックルをチョイス。と言うのも、サーモン用の9fの竿だとちょっと重くて1日中クラッピーチューブのアクションしていると歳なのか腕や肩への負担が大きくて(汗)短めの8fのエギングロッドにエギング用リール、しかも0.6号と細いPEラインに6lbと細いリーダーで挑みます。

誰もいないノープレッシャーなので朝一番に1匹欲しいところですが、なかなかバイトがありません。そうこうしていると見たことある恰好のアングラーが1人ウェーディングを開始。そう、先日もウェーディングして釣りまくっていたおっちゃんです。今回もウェーディングし始めて30分もしないうちにヒット。その後もコンスタントにヒットして釣りあげてはリリースを繰り返しています。なんでこっちにはアタリもないねん!!と思いながらも、魚が居ることは明白なので頑張ってクラッピーチューブにアクションを加えて誘い続けるのみです。

すると釣り始めて1時間程経った頃、スッと入るアタリがあり即フッキング。魚が乗りました!しかも前回と比べてよく引く!これは良いサイズのスチールヘッドに間違いありません。が、なんとラインブレイク!急に走られたのでドラグを緩めようとするも、手袋をしていたので手間取っているとその隙にプチっと切られてしまいました。さすがに6ポンド(1.5号)のリーダーは細すぎたようです。が、沖磯でチヌ釣りしてる時にチヌはもちろん、外道として掛かった80㎝位のボラでさえも1.5号で上げれていたので、このラインで絶対スチールヘッドを釣りあげてやるねん!と訳の分からない意味不明な意気込みでリーダーを太くする事なくそのまま釣りを続けます(笑)

 

すると10分後位に再度アタリが。すかさず合わせてファイト開始です。今度は魚が乗ったと同時にすぐに手袋を外してドラグを緩めに設定し、ラインが切られないように慎重にやり取り。隣にやってきていたアジア系のおっちゃんがランディングを手伝ってくれ、なんとか最初の1匹をゲット!やりました。良型スチールヘッド、しかもこれはメスです!!

サイズを測ると66㎝と良いサイズ。このサイズで川のサーモンやからよく走るわけです。すぐにストリンガにかけてキープ。まだまだ魚は居るはずなので、釣り再開です。その後も立て続けにアタリがありフッキング、ファイトするも、やはりリーダーが細いのかまたもやラインブレイク。いやー、6ポンドはやっぱりキツイ!!と言いながらもまだリーダーの長さは十分なので、リーダーの太さは変えずにクラッピーチューブだけホワイト1色に変更。

 

釣りを再開して30分後位にまたまたアタリが。しっかりフッキングを入れるとまたもガツンと乗ります。今回もリーダーが細いのでドラグを緩めに設定して慎重にやり取り。無事にネットに入ってランディング完了。これはデカい!1匹目よりサイズアップしたスチールヘッドです。

サイズは71㎝と5㎝アップ。しかも今回もメス!やった!これはイクラ天国確定です(笑)

この川のリミットは1日2匹までなのでここで納竿しても良かったんですが、せっかく3時間かけて来たのでもう少し釣りを楽しむことに。何度かバイトがあり合わせるも、細すぎるリーダーのせいでラインブレイクが数回。さすがにリーダーも短くなったし、この細いリーダーで2匹もゲットして謎の達成感を味わったのでリーダーを6ポンドから倍の12ポンド(3号)に変更します。

しかしここらで食い止まりなのかアタリがピタっと止まります。すこしお昼休憩をしながらのんびり釣りを楽しみます。すると2人組の日本人の釣り人がやってきました。話をするとミシガンからやって来たそうで、しかも住んでる場所は我が家のお隣の町とご近所さん。広大なアメリカと言えど、世間は狭いですね(笑)隣の良いポイントは空いているのでそこを譲ってしばし一緒に釣りをします。するとまたポツポツアタリが出始めます。仕掛けを回収しようと巻き始めた瞬間にひったくるようなアタリがあり、そのまま合わせると今までにない強烈な引き!なんとか足元まで寄せるも、そこから流れの本流に乗られてしまったのかドラグが止まりません。少しだけドラグを締めて耐えるも、あまりに強烈な引きにまたもやラインブレイク。12ポンドでも耐えきれん魚って一体どんなサイズやったんやろうか・・・。その後も2回程魚が乗るも、12ポンドラインが切られてしまいます。もしかしたら大型のスチールヘッドが回遊していたのかも知れませんね。

 

時間も2時を回り、5回程バラして2匹釣りあげて満足しているのでそろそろ帰ろうかな?と思っていると気持ちのいいアタリが。今度も強烈な引きですが、なんとかネットイン。3匹目ゲットです。3匹目は良型のオス。61㎝と釣った中では一番小さいですが、それでも60㎝超えの良型スチールヘッドが釣れて大満足です。既にリミット分を釣っているので、サイズを測った後はまた次回再開できることを願って速やかにリリース!

釣果は3匹、5回バラシと最高の一日となりました。3時間かけて帰宅し、早速調理開始です。まずは1匹目に釣った方のお腹を開けると・・・産卵間近だったのかイクラがポロポロ溢れてきます(汗)もう筋子の膜から卵が剥がれ落ちてる状態で、筋子処理せずともボール1杯のイクラがとれました。身の方を3枚に下して処理したあとは続けて2匹目に。こちらはしっかり筋子の状態でした。身を3枚下ろしにした後に筋子の処理をします。左が筋子状態だったイクラで、右が産卵間近のイクラ。色が違いますね。右の方が黄色っぽいです。

獲ったイクラを醤油漬けにします。今回は同じスチールヘッドのイクラですが、産卵間近と筋子状態の2種類のイクラを醤油漬けに。これを1晩冷蔵庫で寝かせればイクラの醤油漬けの完成です。

 

【醬油漬けレシピ】

今回はシンプルに醤油と酒のみで味付けしました。

イクラ:400g (今回の1匹分、つまり1タッパー分)

醤油:40cc (イクラの10%)

料理酒:10cc (醤油に対して1/4)

これをご飯が見えないくらいに敷き詰めると・・・念願の贅沢イクラ丼の完成です(笑)前回は人から譲ってもらったイクラでしたが、今回は正真正銘、自分で釣りあげたスチールヘッドのイクラです!いや~、これはホンマの美味しかったですね!

イクラを十二分に堪能したので、残っている大量のイクラはイクラが大好きな子供たちのために小分けにして冷凍庫へ。我が家の冷凍庫、ここ最近の釣果のお陰でサーモン天国に(笑)そのうちサーモン専用冷凍庫が必要になったりして・・・。

と、今回は私の小さな夢が叶った釣行日記でした(笑)寒波が過ぎ去って氷が融けたらまたここの川へスチールヘッドを狙いにくるか、ヒューロン湖へレイクトラウトを狙いに行きたいですね!

 

それではまた!

MINIC