こんにちは、MINICです。
宣言通り、先週末もミシガン湖にあるSt. Josephまでサマースチールヘッドを狙いに行って参りました!今回は天気と週末の予定を照らし合わせた結果、土曜日の釣行。補習校はいつも通りありますが、朝だけ妻に送って行ってもらい、迎えは釣り場からの帰りに直接迎えに行くというプランです。妻に朝の送迎をお願いしないといけませんが、これなら日曜1日丸々家に居るので色々やる時間が確保できますからね。今回は釣り友さんのTSさんとの釣行です。先週同様、夜10時半頃出発して1時半頃現地着、朝11時には現地駐車場を出発して帰ってくるという徹夜プランです。この釣りを初めてする会社の同僚も別行動ですが同じピアで釣りをします。
【状況メモ】
・天気 :晴れ/曇り
・気温 :66℉(約19℃)
・水温 :57.5℉
・風 :南 約9mph
・水質 :クリア
若干風は強いですが、波をかぶることもないので快適に釣りができるレベルです。夜中の内は気温も15℃前後と低くて肌寒かったですが、日が昇るとポカポカ陽気に。前回はピア中腹でしたが、今回は先端付近で竿を出します。先端側にTSさん、その左隣(ピア根っこ側)に私という立ち位置です。
【タックルメモ(釣ったタックル)】
・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M
・リール:Shimano 21 Ultegra C3000
・ライン:DUEL Hardcore X4 PE1.5号
・リーダー:Berkley FLUORO SHIELD 17lb
・棚:約1.5ヒロ
・針:Gamakatsu Octopus Size-No.0/1
・餌:冷凍ボイルエビ(31-40/LB 26-30/LB) ガーリックフレーバー付き
エサは先週の余りを使いますが、今回はある秘策を。それはガーリックチューブでエビに匂いを付けます。筋子をSkeinというエサにする際に、エビやガーリックパウダーを摺り込んでいるのをYouTubeで見たりします。また、リップスティックのような形状でフレーバーを塗れるようになっている商品もあり、スプーンやスピナーにフレーバーを塗り込んでキングやコーホーサーモンをバンバン釣ってる動画も上がっています。という事はですよ、エビに匂いを付けたらより魚を寄せて喰わせることができるんとちゃう??と思ったわけです。準備は簡単、冷蔵庫にあったガーリックチューブを少量エビの袋に流し込んで良く揉んでおくだけ。この秘策で今回は周りよりアタリが多くて釣れるはず!!
ピア先端に2時前に到着してすぐさま準備を開始。3本仕掛けを投入し、ニンニクパワーを信じてアタリを待ちます。すると3時半前にTSさんのスズが鳴り響いて静寂を打ち破ります。魚も乗ってファイト開始!タモで掬うというミスが許されない大役を担いましたが無事にネットイン!65㎝位の綺麗なサマースチールヘッドです!
いいなぁ、と指を咥えていましたが魚は居ます!という事は匂いの強いガーリックシュリンプに喰い付くはず!!ニンニク効果を信じて仕掛けを投入し直し待つこと1時間。イスに座ってウトウトしていると、一番左端のロッドからチリンチリンと聞こえます。一瞬、幻聴か?と思いましたがもう一度チリンチリンと鳴ります。これは幻聴ではありません。眠たい目を擦りながらすぐさまロッド前に行くも、目の覚める様な、ロッドを湖に引きずり込む動きは皆無。強めの風やったかな?と思いふと電気ウキに目をやると、ウキが水面下に沈んでいます。去年の控えめなアタリと同じ感じだったので、ダメ元でフッキングを入れてみます。が、特に魚の感触は無し。そのまま巻いてくると2ozシンカーの重み+αが感じられますが足元まで来るとヤツがくっ付いていましたよ・・・。
ドーン!はい、40㎝ちょいのナマズちゃんでした(涙)ニンニクパワーはナマズに有効なのか・・・。そうこうしていると空が明るくなってきました。去年は大体日の出の時間帯、つまり光量変化があった時間に釣れたので、アタリがある事を信じて待ちます。すると6時前にTSさんに再度ヒット!!今度は一番先端側のロッドです。無事にネットインして2匹目ゲットです!
どうやら先端の方が良さそうな感じです。TSさんより先端側には誰もいないので、3本の内2本先端側へ移動させてもらいます。そして6時半、ついにその時が訪れます!大体15~20分に1回の頻度で仕掛けを投入し直すので、先端側から順番に仕掛けを投入し直します。そして一番左端の夜中から場所を変えていない1本の仕掛けを再投入し、置いてけぼりとなっているハリスをウキ直上まで移動させる作業をしている時です。一番先端側のロッドのスズが鳴り響くと同時に穂先がお辞儀しています!!
これが・・・
こう!放っておくとロッドが湖に引きずり込まれそうです!
手に持ってるロッドを放り出して慌てて先端に走りますが、ロッドの前に行くとお辞儀は終了して直立不動。もしかしてエサ離してもた?と思いながらも、緩めていたドラグを締めてフッキングを入れます。すると手に伝わるのは間違いなくスチールヘッドの感触です!ようやくヒットです!ドラグを引き摺り出して走りまくり、ジャンプしまくりますが、17LBと太いラインを使っているので安心してファイト!
足元まで寄せてもドラグを引き摺り出すほど元気のあるスチールヘッドですが、お疲れになったところでネットイン!先週のリベンジ、達成です!
サイズは67cm、7.3LBと良型でした。去年釣ったサマースチールに比べるとちょっと小さいですが、釣れたので文句はありません(笑)お腹もパンパンで丸々太っています!ストリンガに掛けて2匹目を狙います。
その後、何度かTSさんにアタリがあるも乗り切らなかったりバレたりと取れず終い。結局10時過ぎ納竿でアタリは2回。1回はナマズでもう1回がモノにしたサマースチールという釣果でした。今回分かったことは・・・ガーリックフレーバーは効果無し!ナチュラルが一番だという事。釣り開始から終始ガーリックフレーバーのエビを使っていましたが、ノーマルのエビを使っていたTSさんは2匹獲って、かつアタリも数回あったものの、かたや私には2回のアタリのみ。一応ガーリックフレーバーのエビでナマズ、サマースチールを釣りましたが、この結果を見ると下手にフレーバーをつけるよりも、何もしない市販状態のエビを使った方が良さそうですな。という事で次回からはナチュラルシュリンプで臨みたいと思います(笑)まぁ何事も挑戦が必要ですからね。これで1つまたイイ勉強ができました。
帰宅後、釣ったサマースチールは夕食の後に3枚おろしに。この前、切れなくなってた出刃包丁を研いだので切れる切れる。サッと3枚におろした身は脂がタップリ乗った綺麗なオレンジ色。こりゃ刺身決定です!
そして昨日は庭でBBQ。リブアイステーキと共に脂の乗ったハラスとカマを炭火でじっくり塩焼きにしてやりました!
脂が落ちる事で脂っこくなくて超絶旨かった!!ハラスなんてほぼ長男と長女が食べて大人は食べれずじまい。これからサマースチールは身は刺身、カマとハラスはBBQで塩焼きにしてやろうと思います。
という事で今シーズン初のサマースチールをゲットできました。ピア全体でもパラパラ上がっていたので、本格的にシーズンインした模様です。別行動で釣ってた同僚も、我々が引き上げる10時半過ぎにようやく1本釣れたようです。サイズも恐らく70㎝前後と良型だったので良かった×2。このピア、前回と今回の釣行から中腹か先端が良いような感じですね。次回への教訓です。でも恐らく今シーズンこのピアでの釣りはこれが最後。今週末からはもう少し北にあるGrand Havenのピアに戦場を移す予定です。先週のDNR週刊レポート、つまり2週間前程からの釣果情報だとGrand Havenで釣れ始めてると出てたので、それから水温も上がって良いコンディションになっているので、もう少し数も釣れてるはず。そして今週後半から子供達が夏休みに入るので、この釣りを楽しみにしている長男・長女を連れていくならGrand HavenのPierが安全に釣りができるから。簡易テントも張れるしね。6月しか釣れないサマースチールヘッド。期間限定の美味しいお魚さんなので、天気次第ですが今週末もミシガン湖に繰り出そうと思います。
それではまた。
MINIC