【Salmon釣り】ワンチャン出るか!?夏休みの初日はサマースチールヘッド釣りへ!

こんにちは、MINICです。

7/4(木)はアメリカの独立記念日。会社が休みになる数少ない祝日の1つですが、今年は会社から1週間丸々休めという指令が。どうやらカーメーカーが軒並み休みなようなので、サプライヤである我々もカーメーカーに引っ張られてシャットダウンとなったようです。木曜は会社休日ですが、月火水金の4日間はもちろん有給を使わないといけません。まぁ有給はいっぱいあるので問題ありません。これは1週間の夏休みですね!

そんな初日の月曜日、長女を連れて会社の友人&息子さんとGrand Havenまでサマースチールヘッドを狙いに行ってきました!去年の夏辺りから一緒にサーモン釣りに行きましょうと話していましたが、中々都合がつかずに早1年。そんな中の夏休みで、ミシガンリグを使ったこの釣りをやってみたい!との事だったので前々から「1週間の夏休み期間に行きましょう!」と話しをしていましたが、前回の釣行は高水温でもう終わりか?と思ってました。ところが、釣行日前日の日曜の北寄りの強風で水温が一気に下がる予報。かつ天気も晴れで風も5mph程度と釣り日和。これはワンチャンあるでしょ!って事で突撃です(笑)今年は例年に比べて水温上昇がかなり早かったようです。下表はインターネットで公開されている、去年と今年の6月のGrand Havenの水温比較。

去年は高くても63℉でしたが、今年は既に70℉を超してます。そりゃサマースチールヘッドも釣れない訳ですね。しかし、釣行日の月曜は前日夕方から65℉まで下がり、そこから月曜朝11時に掛けて55℉付近まで下がる予報。例年ならまだまだ水も冷たい時期なので余裕をかましてミシガン湖で遊泳していたスチールヘッド達が、急激な水温上昇のせいでGrand Riverに遡上し損ねる。そんな個体がミシガン湖には沢山いて、水温が下がったこのタイミングで「今でしょ!!」と防波堤に接岸してくるんとちゃうか??という根拠の無い個人的な妄想を元に決行したのであります(笑)

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :50℉(約10℃)→ 60℉

・水温 :42.6℉ → 51.8℉

・風  :北東 約6mph

・水質 :クリア

さて、水温も下がりましたが気温もグンと下がって朝方は10℃と激寒です。またしても薄手のダウンジャケットを着こんで防寒対策です。(とは言っても娘に取られて1度も着れませんでしたが)水温が下がって釣り日和という事もあり、地元アングラーの登場を見越して2時半前に駐車場着と少し早めに自宅を出発。駐車場で友人と待ち合わせをし、準備をしていざ出陣です。案の上、駐車場にはそれなりに車が停まってます。友人家2人、我が家2人で合計12本の仕掛けを出すのでそれなりにスペースが必要です。ちょうどピア中腹にそのスペースがあったので、この日はピア中腹で竿を出します。場所を確保したらまずは水温チェック!

なんと43℉しかありません!これはちょっと低すぎちゃう!?もしかして計測器壊れた?と思い色んな場所で何度も計測するも、やっぱり43~45℉前後しかありません。でも水が冷たいせいか、足元には小さなベイトがうじゃうじゃ泳いでます。その上、それを追っている40㎝前後のスチールヘッドかコーホーサーモンのような魚影も目視できます。これは・・・ワンチャンどころかサンチャン位あるんちゃう??という期待を胸に6本分仕掛けを投入します。時刻は朝3時過ぎ。6本全部投入したら長女の為にすぐさまテントを設置。夜中でも釣れる可能性があるサマースチールヘッドなので、いつスズが鳴り響いてもいいように釣りに集中します。が、全くアタリはありません。Grand Havenでは夜中に釣ったことがなく、釣れてるのも見たことがありません。大体空が明るくなり始めたタイミング(5時半過ぎ)で釣れ出すので、その時間に合わせて仕掛けチェック&再投入をします。そしてその準備をしている5時20分頃、ハリスの長さが1ヒロと一番短いセッティングのベイトタックルからスズがリンリンリンと鳴ると同時に竿先がお辞儀しています!キタ!!と思いロッド前に行くとスズは鳴りやみます。でも竿先は小刻みにお辞儀している。ロッドごと湖に引きずり込むようなスチールヘッドのアタリではありませんが、なにかしらアタッテルのは間違いありません。ロッドを手に持ちドラグを締めてフッキングを入れると・・・ちゃんと魚の感触がします!しかもフッキング直後は中々良い引きです。これはもしかしてスチールか?と一瞬期待するも、その後はほぼ走らずにズーンと重たいだけ。魚は乗ってるけどスチールではありません。これは恐らくヤツですね。

はい、予想通りのナマズちゃんでした。サイズも50㎝ない位なので引き抜くと、何やら仕掛けがおかしなことになっています。口からハリスが伸びてその先には針の隠れたエビが。ん?コイツはなんで釣れたんや?と思いラインが絡まってる口元を見ると、ピラミッドシンカーが口元に引っかかっています。いやいや、シンカーには針なんて付いてないぞ?とよく見ると、口元には針が刺さってます。どうやら、誰かが掛けた口元の針のアイ部分(ラインを結ぶ為の輪っか部分)にピラミッドシンカーの結束部が引っかかったようです。なんとまぁミラクルな掛かり方(汗)多分底を泳いでる時にシンカー部分のラインとぶつかって、口元に刺さったままの針に結束部のスナップサルカンが引っかかったんでしょう。針を外してあげてすぐに湖にお帰り頂きました。

その後はアタリがなく空が明るくなり始めます。6時頃に再度水温計測すると、52℉付近まで上昇しています。この水温でベイトの状況からアタリがあるならこのタイミングと予想し、エビが外れてないか再チェック!

すると、ピア根っこ側のビーチに近いエリアで釣りをしていた人にアタリが!そして沖でスチールヘッドがジャンプ!が、どうやらこのジャンプでフックアウトしてしまったようです。バレたスチールヘッドがピアをなぞる様に回遊してくると信じてアタリを待ちます・・・が、その後は何も起きず・・・。

約2m間隔でこれだけ林のように竿が並んでいるのに周りも全くアタリがありません。やっぱり一度70℉まで水温が上がると、一時的に冷たくなってももうピアには寄り付かないんかな?日が昇って少し気温が上がると長女がテントから出てきて釣り開始。仕掛けを1つ片付けて湖側にスプーンを投げます。お隣さんも帰ってスペースが出来たので、自分でキャスト。それなりに遠くまで投げれる様になりました。これなら11月になったら1人でヒューロン湖でアトランティックサーモン狙えますね。

という事で今シーズン最後のサマースチールヘッド釣りでした。水温予報見てると55℉付近まで下がる日もあるので、もしかしたらまだチャンスはあるかも知れませんが、我が家はこれでお終い!7,8月は釣りは少しおやすみです。8月末からの始まる防波堤からのキングサーモン、9月中ばからのコーホーサーモンと、9月は毎週ミシガン湖北部に通う計画なので、その分この2ヶ月はガソリン使わずに大人しくしておこうと思います(笑)

それではまた。

MINIC