【Salmon釣り】Charlevoix & Petoskeyでキングサーモンにリベンジ!!

こんにちは、MINICです。

Labor Dayの連休は2年振りにPetoskeyへ1泊2日の家族旅行へ。その合間に時間をもらってキングサーモンを狙ってきました!Frankfortよりも北に位置するので水温も60℉前後と低く、遡上も間違いなく始まっていると信じて釣り具を車に詰め込みます。今回のメインはPetoskeyのBear River。2年前、ミラクルジムが居るんじゃないかと思う位、数分に1回の「フィーーッシュ」がこだましてた釣り場です。

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2年前はサーモン釣り始めたばかりで何が何だかよく分からない状態でしたが、2年でかなりの経験値を積んだ(と思ってる)ので、あれだけヒットしてる状態なら今年こそはリベンジできるでしょ!と意気込んで初日Petoskeyに到着後すぐに現地入りします。が、釣り人が少ない・・・。去年は狭い釣り場に所狭しと釣り人が並んでいたのに、到着した3時前にはたった数人のみ。どうやらまだ釣れていないようですね。とりあえず竿を出します。

【タックルメモ】

・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M 

・リール:Shimano 21 Ultegra C3000

・ライン:DUEL Hardcore X4 PE1.5号

・リーダー:Berkley FLUORO SHIELD 17lb

・仕掛け:ビーズ+スポーンサック

時折魚の姿が目視できるけど、全く釣れません。だーれも釣れてません。隣のおっちゃんと少し話しましたが、ポツポツ釣れてる、朝に2回掛けたけどバレた、まだ本格的な遡上は始まっていない、との事でした。30分位時間をもらいましたが、釣れる気配がないので潔く諦めて家族タイムへ。近くのビーチに行って恒例のペトスキーストーン探しという名の水遊びへ。

ビーチ、そして少し早めの夕食を食べた後、ホテルへ向かう前の夕まずめに再度Bear Riverに向かいます。夕まずめの方が良いのか、少しだけ釣り人の数が増えてます。空いてる所に入って釣りをしていると、いかにもマフィアのような風貌のおっちゃんがやってきます。どんな風貌かと言うと・・・薄めのサングラス、タンクトップで細マッチョ、腕はもちろん首元までタトゥー、ボウズ頭、頭頂部にもタトゥー、前歯無い、ごっついネックレス・・・と言った感じ(笑)あんまり、と言うか出来るだけ関わりたく無いな、と思ってしまう見た目です。そんなおっちゃん、来て数投でヒットです。ちょうど私が仕掛けを投入したと同時にヒットされたので、最悪な事に我が仕掛けがおっちゃんのメインラインに絡まってしまいました。おっちゃん、「ライン切れ!」と叫んでいます。切れと言われてもPEラインなのですぐには切れません。リーダーへアクセスするためにおっちゃんの横まで行くとおっちゃんがファイトしながら私のリーダーを歯で切りました。その後しばらくファイトしていましたが、どうやらフックオフしてしまったようです。このおっちゃん、来てすぐにヒットするなんでスゴイな・・・と思いながら仕掛けを作っていると、おっちゃんがこっちにやってくるではありませんか!!「や、やばい・・・ライン絡んだ事でお怒りか??撃たれる・・・」と思っていると、絡んで切った仕掛け(針とガン玉)をわざわざ持ってきてくれました。そしてここでの釣りのTipまで教えてくれます。私の立ち位置はあまりよくないのでこっちへおいで、とおっちゃんがヒットした立ち位置の隣に案内されます。その上、どこに魚が居るか、アタリは何か違和感がある程度なので疑わしいと思ったら仮合わせしたらいい、等々。見た目に寄らずめっちゃフレンドリーで優しいおっちゃんです。人は見た目で判断しちゃイカンですな。

するとそのおっちゃんに再度ヒット!が、これは下流(橋の下)に走られたせいでまたしてもラインブレイク。どうやら魚は少なからず居るようですね。そしておっちゃんが仕掛け作ってる間に教わった通りに流れのある青ラインに仕掛けを流しているとコツンとした感触が。軽くロッドを煽ってみるとグンと持っていかれます。すかさずフッキングを入れると来ました!他の人の仕掛けに絡まないようにミラクルジムに変身して「フィーーッシュ!」と叫んでやりました(笑)そしてファイト開始!流石川のキングサーモン。ここは河口がすぐそこなのでこれから遡上するぜ!とパワーが有り余ってるのか走るパワー、トルクが半端ない・・・キツめに設定してたドラグでも出されます。狭い川幅、そして橋の下に走られると間違いなく獲れないので、17ポンドのリーダーを信じて強引に行きます。隣に居た長女にも「サーモン来たよ!」と言ってファイトしていると、サーモンがジャンプ!中々良いサイズのキングです。おっちゃんが隣に来て「ほら、言ったろ?」とニヤリ。笑顔でタモの準備をしてくれます。が、このタイミングで魚が下流方向に走りだしてドラグが出てしまったので、反射的に手でスプールを止めてライン放出を強引に止めると・・・バチっという音がしてラインブレイク。まさかの17ポンドを切られてしまいました。これは・・・完敗ですな。

夕暮れ時で活性が上がってきたのか、その後2、3人魚をヒットさせるもやっぱりラインを切られるか針が外れるかでランディングまで持ち込めません。近所の散歩に行った妻と長男も戻ってきたので、この日は8時で納竿となりました。

その翌日、朝3時前に起きて煙の様にホテルを抜け出し、今度はホテル近くにあるCharlevoixの防波堤に向かいます。2年前は雷が鳴ってきたのでたった2投で退散しましたが、今年の天気は大丈夫です!が、ここの防波堤、やっぱりだーれも居ません。北側の防波堤先端に向かいましたが、南側含めて釣り人は誰1人居ません。小心者の私は真っ暗な防波堤に1人で出向くのは気が全く乗りませんでしが、せっかく来たのでキングサーモンが釣れる事を信じて先端でスプーンをぶん投げます。

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :65℉(約18℃)

・水温 :60 ℉

・風  :西南西 約8mph

水温も60℉と高くないので期待できるコンディションです。足場にはイカ墨ならぬ血の跡もないので、釣り人が居ない事を含めると釣れていないんでしょうね。半ば諦めモードでスプーンをぶん投げていると、何やら空が靄っているような・・・。もしかしてまた天気が崩れて雨降ってくるんか??なんて思っていると、靄にうっすらと色がつき始めアレに見えてきます。もしかしてコレは・・・と思いiPhoneで撮影すると・・・まさかのオーロラ!!

先日デトロイト近郊でもオーロラが見えた日がありましたが、ここまでハッキリと見えたのは初めて。緑だけじゃなく、赤い光まで見る事ができました。

その後30分程でオーロラは見えなくなりましたが、これは誰も居ない真っ暗な防波堤に来た甲斐がありましたね。結局釣れる気配もないし、アタリも無いので5時半頃に納竿・退散しました。魚は釣れなかったけどオーロラ見えて満足(笑)Charlevoixの防波堤、個人的には相性悪い、と言うか誰も釣りしてないし釣れる気もしないのでもう来ないと思います(汗)

でも時刻はまだ5時半、家族は8時過ぎまで寝てるので8時半までにホテルに帰ればよいのです。よって、朝まずめに賭けて再度Bear Riverに向かいます。6時過ぎとまだ暗いうちから地元のおっちゃんが数人場所取りしているので、負けじと昨日ヒットした場所を確保。帰るまでに釣り場が埋まる程度(10人程)の釣り人が来ましたが、やはり遡上はまだのようです。ここでは、ブルっという明らかに魚のアタリの感触があったのでロッドを煽るとグンと持っていかれたので合わせるも、針掛かりせず。その直後仕掛けのあった場所で魚が跳ねたので間違いなくアタリだったようですが、その後は何も起きず。8時前に納竿してホテルへ帰りましたとさ。

という事で、2年振りのリベンジもラインをブチ切られるという返り討ちにあった釣り旅行となりました。まだまだ修行が足りんという事ですな。そして今年はやはりサーモンの遡上が遅れているようですね。2年前は3分に1回は「フィーーッシュ」が響き渡っていたのに、今年はほぼゼロ。あのマフィアルックなおっちゃんからしか「フィーーッシュ」は聞こえんかったしな。Charlevoix & Petoskeyでこの感じだと、FrankfortやManisteeもまだこれからと予想。水温予報見ても、数日先まで70℉近くあるようなので、もしかしたら今年の防波堤からのキングサーモンは一瞬で終わってしまうかも知れませんね。その一瞬を逃さぬよう、天気と水温予報をチェックして一番良いと思われるタイミングで釣行できるように仕事の調整をしておかねば!!

それではまた。
MINIC