【Salmon釣り】初サーモンゲットなるか?友人の息子君とぷらっとプラットリバーへ

こんにちは、MINICです。

先週キャンセルとなった友人の息子君(13歳)の初サーモンフィッシング。今週はしっかり体調も整っていて準備万端ということで、息子君を連れてミシガン湖へ繰り出してきました!向かった先はおなじみのFrankfort North PierとPlatte river。本命はPlatte riverで「コーホーサーモンでリミットメイク」が目標でしたが、DNRのレポート見るとまだFrankfortのPierからキングやコーホーがあがっているとの事だったので、Frankfortも夜釣りでチャレンジ!風が強い予報なので心配ですが・・・。

ということで、自宅を8時半過ぎに出発します。Platte riverだけなら夜中2時位の出発でもいいんですが、やっぱり極力夜中の移動は避けたい。時間が早い0時前でも、田舎道のM115は何度か路肩に鹿が立っててヒヤッとしたので・・・。順調に走って0時過ぎにFrankfortビーチの駐車場に到着。キング祭りした先々週よりも停まっている車の数が多く10台近くは停まっています。前日まで、日没や日の入の時間帯に釣り人が居るかWeb Camでチェックしておりそれなりの釣り人が防波堤先端にいたので、これはやっぱり釣れているから釣り人が居る!という確信をもって防波堤先端を目指します。心配だった風は駐車場ではほぼ無風。これは大丈夫かな?と思いながら先端に着くと・・・いやーやっぱり爆風ですわ(汗)

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :60℉(約16℃)

・水温 :54℉(表層温度を計測)

・風  :南東 約13mph

以前の記事で10mph以上なら近づかない方がいいと書きましたが前言撤回ですね(笑)そんな先端、車の数から想像していた混み具合とは違ってなんと1人だけ。あの車の数は一体・・・。でも南側の防波堤にはそれなりにヘッドライトの光が見えるので、もしかしたら釣れてるのは南側やったんか?と思いながらも、せっかく来たのでスプーンをぶん投げます。息子君にタックルを渡し、底を取ること、リトリーブスピード等を指示してあとはバイトしてくることを期待して任せます。

なお、風はiPhoneの予報では13mph。突風を示すGustsは18mphとなっていましたが、この数字でも波しぶきはほぼ立っておらず、特に危険性は感じられませんでした。なので釣り場の安全性としては南・東からの風で15mph位までは大丈夫だと思います。(北・西からの風ならアウトかも)とは言ってもやっぱり爆風。前回ヒットした方向(先端からまっすぐ沖方向)に投げてもラインが風で流されて釣りづらい・・・。さすがにこの風速だと釣りになりません。なので先行者のおっちゃんの隣に入れてもらってなるべく風の影響を受けない追い風方向にキャストします。

が、風が強すぎるのか全くアタリはありません。風は朝方から弱くなる予報だったので、「今が一番釣りづらい」と言い聞かせながらキャストを続けますが、弱くなった気配は無く、むしろ強くなってんちゃう?と思うほど。そのせいか分かりませんが、先行者のおっちゃんも3時過ぎに帰ったので防波堤には我々2人のみ。入れ替わるように別のおっちゃんがやってきましたが、足元にはベイトすら見えません。これは釣れる気が全くしないので4時過ぎに納竿。まぁここは「釣れたらラッキー」レベルの感覚で訪れたので、本命のPlatte riverに向かいます。

 

向かったのはWierではなくボートランチの駐車場。ここは人も少ないので、8月末のように上流から下流、下流から上流に向かう魚の群れを迎え撃てると初心者の息子君でもヒットの可能性が高く、ヒットした際でも余裕を持ってファイトできると見込んでのチョイス。駐車場に着いたのは5時過ぎだったので、日の出の少し前まで1時間半ほど仮眠タイム。(この仮眠のおかげか、帰りの運転はだいぶん楽でしたね)

6時半に起きてウェーディングの準備を始めます。この時間でもまだ真っ暗ですが、ボートを準備したりウェーディングに来た人で駐車場はそれなりに賑わってました。準備していた川用タックルを渡していざ入水!するとコーホーの小さな群れが上流側から降りてきます。息子君には魚の鼻先に餌となるスポーンサックを流すように指示しますが、なかなか難しいようです。そして魚もあまりやる気がないのか、群れが小さすぎるからか分かりませんがバイトしてきません。その後2、3回小さな群がやってるチャンスがありましたが、そのあとは魚の姿が消えてしまいます。小一時間程ポケーと立って魚を待ちますが来る気配は皆無。ならば!と魚に代わって我々が上流側に遡上します(笑)

川の中を歩いていくと、数人釣り人が並んでブッシュ手前に仕掛けを投げ込んでいます。「魚居るの?」と聞くと、「ちょっとだけいるよ、あっちの人は数匹釣ってるよ」と教えてくれます。じゃあとそこでちょっと釣りするも、やっぱり釣れる気配はありません。なのでボートランチエリアに見切りをつけてWierへ向かう事に。なお、この時の時間は9時過ぎでした。

Wierへ続く道のゲートはまだ閉まっているので、ゲート前は大量の車が。車を停めて再度ウェーダーを着ていると、ちょうどWierを見て帰って来た親子連れのおっちゃんが帰ってきて「めちゃくちゃ人おるよ。すぐ隣はこれくらい(ジェスチャーで所謂エルボートゥエルボーだと教えてくれます)。釣りする場所ない位人が一杯やけど、すでにリミット釣って帰る人もいたから、2人分位なら釣りする場所はあると思うよ」と教えてくれます。とりあえず準備をして息子君と歩きます。Wier手前に溜まった真っ黒なサーモンの群れを見て驚く息子君(笑)そして川に整列している釣り人にも(笑)下の写真、真っ黒なのは全部サーモン。決して水草や藻じゃありませんよ!

確かに入る場所がない位釣り人が整列してます。仕方なく人が切れてる最下流の部分を目指しますが、あと2人と言う所で水深が深く大人の腰上位に。息子君にはそろそろ限界水深と判断し、少し引き返します。人1人分あるかないかという微妙な間が空いてる所のおっちゃんに声をかけて「この子だけでいいから入れてあげてくれる?」と聞くと、「君たち2人入れてあげるよ」と快諾。そして両隣のおっちゃんにお礼を言いつつ、「この子は友人の息子さんで今日初めてサーモン釣りに来てるねん。なのでなんとかこの子にサーモンの引きを味わって釣り上げてほしいねん」的な話をすると、息子君にどこに投げたらいいか等親切に教えてくれます。

息子君のサポートをしつつ自分の仕掛けを何気なくブッシュ手前に投げると、スポーンサックが着水してちょっと沈んで見えなくなったくらいにサーモンがバシャっと跳ねます。すると私のハリスが引き込まれて穂先までグンっと持っていかれます。ヒットです!!反射的にフッキングを入れたら今度はこっちに向かってきます。クルっと180度回転して下流方向へものすごい勢いで走ります。ドラグを勢いよく出されますが、他の釣り人に絡まってはいけないのでちょっと締めて強引に寄せると、またしても180度方向転換して今度はこちらに向かってきます。手前まで来ると魚影が目視でき、結構いいサイズのオスであることを確認。このままタモに誘導して入れれば無事にランディング!と思うも1度目はネットに入らず。そして2度目のトライでネットに入ったと思った矢先、バシっという音と共に仕掛けが自分に飛んできました。最後の最後で口から針が外れてバレてしまいました(涙)恐らく若干ドラグを締めすぎた、かつランディングに焦ってしまったのが原因ですね。もうちょっと時間をかけて慎重にすればよかったと後悔。でも魚は居ます!息子君もサーモンのパワーに目が点になってましたね(笑)

気を取り直して再キャストです。この時間帯はWierで行き止まりを食らっているサーモンの群れが下流方向に向かって来たり、下っていったその群れが上流に戻って来たりしています。その度に誰かが「魚が下ってくるぞ!!」「今度は上がっていったぞ!」と大声で周知してくれます。それに合わせてタイミングを見計らって仕掛けを魚が通るブッシュ手前に投入します。すると息子君がグッドタイミングで仕掛けを投入します。キャストポイントもバッチリです。でもアタリがどんなもんかはまだ経験したことないのでよく分からないようです。息子君のハリスを見ると、スーっとテンションがかかっていくと同時に穂先も絞り込まれています。「アタッってるんちゃう?合わせてみ!」というと軽く合わせましたが、合わせが弱すぎたのか乗り切らず。あの感じは間違いなくアタリだと思います。本人も何か感じたからアタリだっと思うと。

そして次の便で再度私にヒット。フッキングと同時に川下に向かって走り出しますが、先と同じ失敗をしないように慎重にファイトします。今度は魚もそこまで大きくないのか比較的素直に寄ってくれて無事にランディングです。サイズは60㎝弱と小ぶりですが、綺麗なメスの銀ピカコーホーです!

ストリンガに掛けて2匹目を目指します。が、10時半を回った頃でしょうか。このタイミングで綺麗に整列していた釣り人が徐々に帰り始めます。そしてそれと同時に周知の掛け声が無くなり、魚の移動もなくなりました。Wier側の空いたスペースに移動して少し待ちますが、魚が移動する気配は皆無。そして釣り人も殆ど川から上がってしまった+時間もいい時間なので我々も納竿。川を上がって歩いていると、最初スペースを空けて入れてくれたおっちゃんが帰り支度をしています。声をかけると「息子君は残念だったね。次来る時は早い時間においで。10時位までがピークだよ。日が昇る前はWierの前のサーモンは行ったり来たりするから、ああやって魚の群れが目の前を通るタイミングがいっぱいあるけど、日が昇りきって明るくなるとWier前から殆ど動かなくなるからね。次彼にも釣れるといいね!」と教えてくれました。なんという貴重な情報でしょうか!釣り場を分けてくれた上にこんな貴重な情報まで・・・おっちゃん、感謝です。

その後は帰り支度をしてまた4時間程かけて無事に帰宅。道中の木々は少しづつ黄色くなってきておりすっかり秋の気候です。そして釣ったサーモンは息子君にプレゼント。どうやら妻や子供達が友人宅に遊びに行って夕飯も一緒に食べるという事になっていたので、息子君を家に送り届けた際にちゃんと3枚下しの方法とイクラの処理・醬油漬けをレクチャー。これで次から釣っても自分で料理できるね(笑)

と、今回は友人の息子君を初サーモン釣りに連れて行ったお話でした。できるだけサポートに徹した釣行でしたが、2バイト1バラシ1フィッシュは優秀な方かな?息子君は残念ながら釣れませんでしたが、後程お母さんから本人も相当楽しかったようで色々話してくれた、と連絡をもらいました。楽しかったようでよかったです。ヒットしたら竿を渡してファイトしてもらおうとしましたが、思いの他パワーが強い、かつ他の釣り人に絡む可能性もあったのでそれは出来ず終い。サーモンとのファイトは次回ですね。

そして地元のおっちゃんからも上記の貴重情報と共に、10月初旬位までは釣れると教えてもらいました。となると来週有給取って繰り出そうかな?と色々思ってましたが、来週はちょっと仕事の状況的に休めそうにないので、今週の木・金辺りに有給取って突撃してこようと目論み中(笑)

それではまた!

MINIC