【アメリカで家を買う】その5 ー 内覧開始!何件の家を見て回るの?ー

こんにちは、MINICです。

久々の家を買うシリーズ第5弾。リアルターが決まったら気になる物件探しの始まり始まりー。とりあえず住みたいエリアが決まってるので、そのエリアで売りに出てる物件を探します。我々が使ったのはお世話になるリアルターさんの会社の検索ツールとZillow。リアルターさんの会社の検索ツールもZillowも基本同じ情報が掲載されていますが、リアルターさんの方は事前にエリアや予算やBed room数等々の希望を登録しているので、それに該当する物件が売りに出そうになると、情報が市場に流れる前にメールで知らせてくれます。

そうして気になる物件のホームページに飛んで掲載されている家の情報や写真を見て、「ここはちょっと違うなー」とか「ちょっと見てみたいかも」と夫婦で相談します。そして実際に見てみたい、気になる物件があるとリアルターさんに連絡を入れて内覧予約をしてもらいます。この辺は日本人のリアルターさん、しかも友人だったので気軽に内覧予約の依頼ができました。

そして記念すべき初内覧。この物件は子供達が通うエレメンタリーの学区内。しかも長男の親友ともいえる友達の家まで歩いて数分(笑)でもちょっと予算オーバーな物件ですが、とりあえず流れを知るためにも一度内覧してみる事にしました。リアルターさんとは内覧する家で現地集合して家の中に入れてもらいます。第一印象としては・・・めちゃくちゃ良い!!売主さんも売りたいだけあってめちゃくちゃ綺麗にしているし、広さも十二分。広いベースメントがあってストレージも十分。その上ベースメントにはビリヤード台まで置いてあります(これは置いていくとのことでこの家買ったらついてくるとのこと)。そしてリアルターさんが持っているチェックポイントも見てもらい、ベースメントの壁にはひび割れが無い(=良い状態)、水をくみ上げるためのポンプもあってバックアップ電源もちゃんとある(停電時でも問題なく水をくみ上げるため)、などなど、文句がない物件でした。

その日の夜、オファーを入れるかどうか、という話になり、とりあえず流れを知るためにもオファーを入れてみようという事に。が、オファーを入れるためにはPre-Approval Letterを入手しなければいけません。なのでリアルターさんの伝手で至急発行してもらい、それを元にオファーを入れることに。「オファーを入れる」=「この金額・条件で購入します」という意思表示。売主さんはあらかじめ希望売価を設定していますが、その金額でオファーを入れてもいいし、もう少し上乗せした高い値段でオファーを入れてもいいです。(逆に金額を下げてオファーを出してもOK)この時は売り手市場ということもあり、大体は少し上乗せしてオファーを出すようです。が、元々提示されている価格が高いこともあって、もし通った事を考えると上乗せは流石に厳しい・・・。なのでとりあえずダメ元で「通らんかってもまぁいいか」という気持ちでオファーを出してみる事に。結果は、やっぱりダメでしたね。もっと良い条件のオファーがあったようです。後々興味本位で調べましたが、この物件は売主さんの提示額からさらに5万ドル程プラスした金額で売れてました(笑)

その後も色んな物件をHPで見ては内覧に行く、という作業を繰り返しますが、ときめく物件がなかったので後にも先にもオファーを入れたのはこの物件と購入した家のみ。我が家の場合、希望エリアがとても狭いために内覧も10件以下と比較的早く決まりましたが、希望によってはもっと見ないと決めれない、といったご家庭もあるそうですね。また、写真は基本的にとても綺麗に撮られているので、実際に見に行かないと分からない所がたくさんあります。内覧は無料なので色んな物件を見て回った方がチェックするポイント等が分かってくると思います。が、逆に見すぎるとだんだん目が肥えてきて決められなくなる可能性もあるので、譲れるポイント、譲れないポイントだけはしっかり決めておいた方がいいと思います。

そんな感じで何件か内覧したあと、何気なく見つけて内覧を入れた物件。そう、購入した我が家です。家の広さは決して「広い」とは言えませんが、2階建ての4ベッドルームとまさに5人家族の我が家にはピッタリの広さです。バックヤードもそれなりに広く、また両隣・裏のお宅とは木の柵でちゃんと仕切りがされています。これが中々グッドポイント。アメリカってこういった柵が無い所が多いそうですね。柵がないとお互い丸見えになるし、芝刈りどこまでウチの範囲?とか分からなくなりますよね。家自体は1970年代に建てられたので古い家になりますが、キッチンも3,4年前にリフォームしているし、屋根も10年前に張り替え済み、ファーネスや湯沸かし器も2年前に新しいのに入れ替わっている、などなど、家自体は古いけどしっかりメンテナンスされているので、近々に大きな修理等でお金が飛んでいく、という事はなさそうです。また小学校・中学校も歩いて数分、高校も近いという事で学区や学校レベルも全く心配ありません(小学校は転校させないので毎日の送迎が必要ですが)。そんな感じで私も妻も気に入った物件だったのでオファーを入れることにしました。今度は勝ち取りたい物件なので色々真剣に考えてオファーを出すことにしますが、それはまた次回の記事で。

 

それではまた

MINIC