【アメリカで家を買う】その4 ー 家探しの秘訣はリアルター

こんにちは、MINICです。

今回は久々に家を買うシリーズ。第4弾です。家を買う事に肚をくくり、必要なモノが揃っているか確認したらリアルターさんを探します。本来なら、借り入れできる金額の把握をするためにもPre-Approval Letterをもらっておくのが前工程だと思いますが、我が家の場合は順序が少し違います。

リアルター=不動産エージェント(Buyer’s Agent)の事です。このエージェントは家探しだけでなく、オファーレターや契約所の作成からインスペクション、引き渡しまでの一連の面倒を見てもらうことになります。エージェントによって家探しがスムーズにいったりそうでなかったりする、とよく聞くので、ものすごく重要な人物ですね。

みなさんどのようにエージェントを探しているかは分かりませんが、一般的には友人の伝手や口コミ、またZillow等の物件探しHPにある[Contact Agent]で探されていると思います。我が家の場合、妻の友人がリアルターの仕事をしていたのでその流れでお願いする事になりました。

過去の記事に書いたように、当初は漠然と「9月末の契約更新せんと家買いたいなー」「でもそもそも今の財政状況で家なんて買えるんか??」と自問自答していました。去年夏日本に一時帰国して結構なお金を使った(8割以上は航空券)上、この冬に身内の不幸があって日本に再度一時国。貯めていたドルが一気に消えていったので財政状況は良好とは言えない状態でした。しかもコロナ禍から昨今のインフレで住宅価格が上昇、金利も上昇している状況を考えると、今はどうなの?という疑問も湧いてきます。アメリカ人の友人とそんな話をすると、その友人曰く、「家の価格は大分落ち着いた、金利は今がピークくらいだけど年末か年始位には下がり始めると予想されている。もちろん家の価格も金利も低い時がベストだけどそんなタイミングは中々来ない。ただ、金利は今高くても低くなる時がやってくる(予想は年始位には低くなり始める)から、低くなればリファイナンスすれば問題ない」との助言が。そんな助言もあり、賃貸契約更新のタイミングもあったので、一度連絡を取って友人リアルターの視点から、我が家の財務状況と住宅市場の状況を含めて相談に乗ってもらうことになりました(これが5月)。

 

本来なら、頭金を貯めてPre-Approvalをもらい、借入できる金額を確認した上で身の丈に合った物件探しをするのが一般的だと思います。に対して、我が家は漠然と今いるエリアで家の相場を確認し、ざっくりこの位の値段の家なら広さも十分っぽいなぁ的な感じで超楽観的な考えでいました(汗)そんな状態で友人リアルターとあって実際に色々話を聞くことに。やっぱり今は売り手市場なので良い物件があればすぐに売れちゃうそう。そして金利が高いので売る人も必要最低限しかいない。(家を売る=新たに買って引っ越すとなるので、金利が高い今は売らずに先延ばしにしているそうです)そんな話をしていると内心、「やっぱり契約を1年だけでも更新して来年かなー」なんて考えたりしていると、Pre-Approvalの話になって年収等の情報を提示すれば参考レベルになるけどアプリで借入可能金額を出してくれることに。我が家は今の所1馬力なので年間収入も一般レベル。このレベルだといくら借入できるのかドキドキしていると、思っていたよりも高い金額が出てきました。そしてその金額でローンを組んだ場合の月々の支払額も参考で出ます。実際はマックスギリギリまでローンを組む事はないので参考レベルの情報ですが、仮に出て来た額の8割でローン組んだとしたら月々の支払もその金額より少なくなります。これならなんとかなるんちゃう?となり、そこから本格的な家探しが始まりました。

 

この友人のリアルターさんはもちろ日本人。去年夏に家を買った友人も実はこのリアルターさんから買っていたことが判明。世間は狭いものです。まず、我々日本人夫婦にとっては、日本語が通じるので非常に助かります。やっぱり専門用語とかは難しいので。そしてちょっとした質問でも、昼夜問わず返信してくれます。初めて家を買う右も左も分からん人間にはとても助かりました。その他にも、我々夫婦が求めているニーズ(希望)を汲み取って市場に出ている/出てくる物件をいち早く紹介してくれたり、内覧の時には色んなチェックポイントを教えてもらいました。Inspectionの後は修理部分や金額交渉までした上で勝ち取ってくれたので、この辺が雇うエージェントによる差が出てくるのかと思います。

そしてその人脈を使ってローン会社も金利が安く、また融通の利くローン担当を紹介してもらえました。そして住宅保険に関しても、そのローン会社の担当者が紹介してくれた保険エージェントが一番安い条件を提示してくれました。この辺りは友人のリアルターさんはじめ、色々といい人に巡り合えたと実感しています。

 

それではまた。

MINIC