【アメリカで家を買う】その2 ー 賃貸か購入か・・・我が家の判断基準

こんにちは、MINICです。

家を買うシリーズ第2弾です。賃貸のままか、購入すべきか。これは色んな意見や考えがあると思いますが、我が家が購入を決めた下記3つの判断基準について紹介したいと思います。

1) 学区 

2) 投資 - 資産になる

3) 賃貸 vs 購入でシミュレーション

 

【1. 学区】

現在住んでるエリアはミシガンでも日本人の多いと言われているエリアから1時間程離れた場所です。これは8年前に駐在していた時に住んでた同じ地域でとても住み心地が良く、また妻の友人もこの周辺地域にいたから。私が勤めるオフィスには自宅から40~50分程かかりますが、再渡米した時は家族の意見優先(私個人としてもオフィスから多少離れていても今住んでる地域がよかった)。また再渡米時に4歳だった長女が公立の学校に通う事も考慮して学区の良い場所が良かったので、そういった事を加味した結果今のエリアに落ち着きました。何せアメリカの公立学校は地域によってレベルの差が激しいようなので。学区が良い→家の価格が高い→税金も高い→お金が無いと住めない→治安も良い、と言った感じになっていると予想。

 

【2. 投資】

リアルターさんに聞くと、この地域はかのリーマンショックの時でさえ家の価格は下がらなかった(隣の町は下がってた)そうです。日々の細かい上下はあるものの、過去のデータから家の価格は上昇傾向にあります。今回購入した家も5年間で1.5倍の価格になっています。そう考えるとタイミングによりますが売る際には購入価格よりもそれなりに高い金額で売れるはずなので、投資と言う面で大いに有利であると判断。我が家の場合、子供達が大きくなるまでの少なくとも10年間は売る予定はないので、その際にどうなっているか・・・なんて誰にも分かりませんが、先に書いたようにリーマンショック時でもこの地域は下がらなかったという地域のポテンシャルを信じて購入に踏み切りました。

 

【3. 賃貸 vs 購入でシミュレーション】

再渡米後、賃貸のコンドミニアムに住んでもうすぐで丸4年。2年契約×2回、別オーナーでしたが、過去の賃貸契約書を見直してみると合計4年間で支払った賃貸総額は約$90,000にもなります。もし更に2年の契約更新した場合、家賃が400ドル/月アップした価格で次のテナントを探しているので、さらに$60,000程を家賃として支払うことになります。つまり合計6年で$150,000程。この金額を見るだけでもなんか勿体ない気がします。

逆にこの地域の住宅価格の上昇率を見ると、年間で5~10%程上がっているようです(家屋によって異なります)。先に書いたように、今回購入した家でも5年で1.5倍に増えている(現時点でも購入した価格よりも1万ドルは高い)ので、それを踏まえると賃貸料を支払う金額分、逆に住宅価値が上がる方向にあるので購入した方がお得ではないか?金利を含めたローンを支払ってもやはり自分の資産になると思うと、購入という結論に至りました。

 

と、上記の学区、投資、賃貸vs購入の3要素を踏まえ、今後長くアメリカに住む我が家にとっては家を買った方が良いという結論になりました。これからアメリカ経済が後退していく、なんてことも言われているのでリーマンショックの時のように住宅価格が下落したらこの前提は破綻しますが・・・そうなったらそうなった時だと思うので今はそんなネガティブな事は考えないことにします・・・。

 

それではまた。

MINIC