スプールの糸巻きが逆ハの字・・・お金を掛けずに修理する!

こんにちは、MINICです。

3月末のオハイオ遠征を最後に釣りに行ってませんが、デトロイトリバーでは春のウォールアイシーズンが開幕したようですね!釣りに行きたくてウズウズしてますが中々時間が作れず・・・。でも場所の調査や仕掛けは既に準備万端!いつでも行ける状態です(笑)そんな春のウォールアイ、タックルはエギング用のロッドとリールを使う予定で、何気なしにダイワ 2008 E-GEE 2560を手に取ったところ、スプールの下側2mm位ラインがちゃんと巻けていません。いつのか分からないPEラインで巻量が殆どない状態にも関わらず、しっかり「逆ハの字」になっています。スプール上部の糸巻きが多く、かつテンションもあまり掛かってないのでラインがバラけてますね。。。

去年7月にオーバーホールした時にやらかした?と思いましたが、ちゃんと元に戻したし、その後バス釣りに使ったりしたけど普通に巻けてたはず・・・。ラインを巻き直してよーく観察すると、軸の上がり幅が足りないためにスプール下側にラインが巻けていないようです。最近買ったリールだと付属されてる調整用スペーサーとか持ってますが、なんせ15年以上前に買ったリールなのでスペーサーはもちろん、部品展開図等の付属品も一切ありません。なんとかできへんかな?とリール本体とスプール内部を観察した所、スプールに当たる赤斜線の部分に樹脂製のワッシャーを噛ませば、スプールの位置が上がるのでなんとかなりそうかも?

という事で早速サイズを測ってホームセンターで樹脂(Nylon)製ワッシャーを調達します。内径が11㎜ (7/16" or 1/2")、外径が16mm (5/8" or 3/4")がベストサイズですが、流石に店舗にはドンピシャなサイズはありません。なので一番近い、かつ加工しやすいサイズを調達。これ、1袋に4つ入って$0.59。59セントで直せたら万々歳ですよね!

外径はほぼピッタリですが、内径が小さいのでカッターナイフで適当に内径を大きくします。あまり削りすぎると肉が足りなくなるので微調整しながら作業をしますが、手を切らないように細心の注意を払います。15年以上前のリールを1ドル以下で修理するのに手をパックリ切ってER送りでバカ高い請求書が届く・・・なんて事になったら流石に笑えないので(汗)

見た目は汚いですが、見えない場所なので問題ありません。これをリールに装着。

とりあえず1枚(肉厚1㎜)入れて糸を巻き直してみますが、まだスプール下部のラインが行き届いてないのでこの後もう1枚追加。するとどうでしょう?ちょっとはマシになりました。

角度を変えて

イイ感じです。Beforの状態が良く分かる良い写真が無い(撮り忘れ)んですが、ワッシャー噛ます前は下部2㎜程にラインがぼぼなく、下糸に巻いてる透明のナイロンラインや、赤いPEラインが見えてましたが、ワッシャーを2枚入れたことでスプール下部までちゃんと緑色のPEラインが巻けていますね。ラインはちゃんと巻けるようになったけど、素材が柔らかいせいかドラグをガチガチに締めても若干ドラグが出てしまいますが・・・。まぁこのリールでゴリ巻きしないと獲れない魚は狙わないので問題ないですが(笑)

という事で今回は59セントで古いリールを修理した記録でした(笑)もう17年も前のリールなんて捨てちまえ!と思われるかも知れませんが、まだまだ使えるし何よりモッタイナイですからね!でもコレは近所の小川でトラウト狙ったり、湖でブラックバスを狙ったりする専用リールに、もしくはそろそろ本格的にキャストを覚えて釣りがしたい長男用かな。ライン量が少ないので巻き替えたら、近々テスト兼ねてレインボーやブラウンを狙いにチョイ釣りに行こうと思います。

それではまた。

MINIC

オマケ:ついに我が愛車のMINIが10万マイル突破。せめて20万マイルまでは壊れないでね!!