ボディメンテナンス 新相棒を磨いて艶々ボディに!

こんにちは、MINICです。

新相棒を迎え入れて早3週間。走行中に助手席側のパネルからカタカタ音がする等の細かな気になる所は多々ありますが、旧相棒同様に良い感じに自分仕様のMINIに仕上がって来ております。

今回は年末年始に実施したボディメンテナンスのお話。ボディメンテナンスと言っても車において素人の私が素人向けツールを使ってボディを磨き上げ、ガラスコーティングしただけではございますが。

新相棒は2016年式の3世代目ミニクーパー。旧相棒と同じ年式ですが、厳密には数か月古い車両です。私で5オーナー目と結構なオーナー歴。前の4オーナーがどんな運転、メンテナンスをしていたかは定かではありませんが、CARFAXによると定期的なオイル・フィルター交換やブレーキオイル交換等の基本的なメンテナンスはしっかりMINIディーラーで実施されていたよう。なのでこの辺りは特に心配はなさそうです。

しかし、さすがに7年目となるとボディは傷だらけ。飛び石等による塗装剥がれ(タッチペンによる修復済)くらいの大きな傷はどうしようもありませんが、所謂洗車傷と呼ばれる細かくて浅いスクラッチ傷はなんとかなりそう。ということで早速ボディを磨いてピカピカにしていきます。

納車して帰宅後はクリスマス大寒波の影響でガレージ内の水道・ホースも凍り付いていましたが、年末になるとホースは使える状況になったので、有り余っている時間を有効活用します。行程としては下記のような感じ。まさにフルコースです。

 

1.洗車

2.ガラス全面油膜取り

3.ボディの水垢・ワックス成分除去

4.ボディの鉄粉除去(液体リムーバー)

5.ボディの鉄粉・異物除去(粘土クリーナー)

6.ホイールコンパウンド磨き

7.マフラーカッター磨き

8.マスキング

9.ポリッシャーによる磨き行程(粗・細・仕上げ。の3段階行程)

10.洗車(コンパウンドのカス除去のため)

11.脱脂

12.ガラスコーティング(ボディ&ホイール)

13.窓ガラス全面撥水剤施工

14.未塗装樹脂パーツ&タイヤコーティング

 

まずは磨く前の下準備をします。

1.ボストンからの帰りで雨・雪に打たれて融雪剤まみれなので綺麗にシャンプーします。

2.サンルーフ含めた窓ガラス全面の油膜や古いコーティング剤を落とします。

3.油膜取りのコンパウンド剤がボディに付着しているとボディを傷つけてしまうので水でしっかり洗い流します。その後水アカスポットクリーナーを使ってボディ全体の水垢、古いコーティング成分を除去します。

4.水アカスポットクリーナーを洗い流したら、ボディに水分が残っている状態でIron Removerなる鉄粉除去剤をスプレー。スプレー後3~5分位放置してからしっかり水ですすぎます。

5.Iron Removerだけだと信用ならんので、鉄粉除去用粘土を使ってボディに残っている鉄粉や異物を除去します。

6.ホイールが黒色で細かな傷が目立つので手作業になるけどコンパウンドで4本共磨きます。

7.マフラーカッターもくすみや煤で汚いのでピカールを使って磨きます。(右側が磨いた後)

8.未塗装樹脂パーツにコンパウンドが付着すると白くなってしまうのでしっかりマスキング。

ここまでが下準備になります。下準備が完了したのでここからポリッシャーを使った磨き行程です。。ポリッシャーは初心者でも扱いやすいとされるダブルアクション式のポリッシャーです。コンパウンドは3M製を使用。

 

9.3段階あるので時間もかかる上普段使わない筋肉を使うので手や指が筋肉痛になります(笑)旧相棒で初めてポリッシャーでボディを磨いた時は鉛筆やお箸が持てなくなるほど変な所が筋肉痛になりました(冗談ではなく本気で・・・笑)

こちらが磨き前のボンネットと運転席ドア。小傷だらけです。

こちらが磨いた後。深いスクラッチ傷は残っていますが、細かい傷はだいぶん取れてきれいになりましたね。

これをボンネットから初めてドアやルーフ、リアゲート等ボディ全面を磨いていきます。ポリッシャーは結構な作動音がするので近所迷惑を考慮して作業できるのは昼間のみ。(10時位~17時まで)3種類のコンパウンドでボディ全面するのに丸2日かかりました。

 

10.コンパウンドのカスが酷いので洗い流します。

11.水分を拭き取ります。ドアやモール等に入り込んだ水分も1晩かけてしっかり水切りしておきます。水切り後、ボディ全体に残っている油分を脱脂剤を使って除去。

磨き行程が終わったのでボディ全体にガラス(セラミック)コーティングを施工します。ガラスコーティングは日本に帰った時に調達しておいたモノ。安物ですが、結婚前に乗っていたRB1オデッセイから使っている簡易ガラスコート剤です。値段が安い割には撥水性能も良いし耐久性もあるので愛用しています。

 

12.コート剤の容量が中型・大型車用ですがMINIには多すぎるので今回は半分だけ使います(自己責任です)。A剤とB剤を混ぜて硬化させるタイプのコート剤なので、しっかり分量図って液剤を混ぜます。パネル毎にコート剤を塗り込んでしっかり拭き上げ。乾かし過ぎるとムラになったりコート剤が取れなくなります。

13.窓ガラス全面に撥水剤を施工。今回はHybrid Strongを使用。ガラス撥水剤だけはアメリカで代替品を見つけられてないんですよね。去年夏の一時帰国でハイブリッドストロングやガラコを大量に持ち帰り(笑)

14.タイヤ、未塗装樹脂パーツ、エンジンルームを専用コート剤を使ってコーティング。

これら14行程、計3日(12/27~12/30)の作業を経て艶々のボディになりました!普段なら忙しい年末年始ですが、1人で時間を持て余しているから時間をかけてできる作業(笑)深い傷は取り切れませんでしたがそこは中古車、かつ素人作業なので仕方ないと割り切っています。旧相棒は半年に一回の頻度で仕上げ磨きをして細かな傷を除去していたので、新相棒も同じ頻度で定期的に磨いて綺麗にしようと思います。

 

この後ガラスコーティング硬化の為に3日程乾燥のためにガレージ内保管。その間にレーシングストライプを施工し、最後の仕上げとしてシュアラスター製マンハッタンゴールドを塗り込んでフィニッシュとなります。次回は我がミニの代名詞であるレーシングストライプ施工行程を紹介しようと思います。あとは窓ガラスへのスモークフィルム施工もしないと。

 

それではまた!

 

MINIC