【定期メンテナンス】エンジンオイル&ミッションオイルを交換!

こんにちは、MINICです。

先週はJohn君のブレーキメンテナンスをしましたが、今回は定期メンテナンスの一環でエンジンオイル&ミッションオイルの交換です。

まずはエンジンオイル。駐在の頃に乗ってたJEEP Cherokeeはなんだかんだ色々あって新車で購入しました。その際にメンテナンスパックに入ったので、半年毎にオイル交換と諸々の点検をディーラーにやってもらっていました。確か300ドル位でパッケージを買って、3年間で12回のオイル交換、2回に1回のオイルフィルター(エレメント)交換、その他車両チェックのパッケージだったのでお得だった記憶が。まぁすべて使いきる前に本帰国となって車両売却しましたが・・・。

現地採用として戻ってきてからはオイル交換含めて基本的なメンテナンスは自分で実施しています。なんせ工賃が高い。街角には安くて早く、ドライブスルーで利用できるオイル屋さんもありますが、安すぎる故の不安もあるので自分で交換しています。特にミニクーパーのオイル交換をディーラーでお願いすると100ドルは超えると聞いたことがあるので、なおさら自分で交換して節約です(笑)特にエンジンオイルは下から古いオイルを抜いて、上から新しいオイルを入れるだけと、作業的には簡単な部類。自分で交換すると工賃不要なのでオイル+フィルターでも50ドルもしません。(工具等のツールはそれなりに必要ですが)

前回のオイル交換はJohn君を納車してすぐに交換したので、約4か月、走行距離は5,500マイル程。ミシガンを東西南北釣りに行くので走行距離が嵩みます。オイル交換頻度は半年毎か5,000マイル毎と決めているのでちょうど頃合いです。その上2週間後に今シーズン初の走行会があるので、その準備も含めての交換。

今回はエンジンフラッシングも実施します。効果はあるか分かりませんが、この車両では初めてなのでとりあえずやっておこうという感じ。まぁ液剤自体も5ドル位と安いので気休め程度でも効果があればと言う期待を込めて。フラッシングの液剤を投入する前に腹下のアンダーパネルを外してドレンボルトが緩むことを確認します。(以前パシフィカで、液剤投入した後にドレンボルトが固着してて取れずにボルト頭を舐めてしまって超絶焦ったことがあるので。過去トラ対策ですねw)緩む事が確認できたら、液剤を投入して説明通り5分間アイドリング。タイマー使って5分後、エンジン停めてドレンボルトを外して古いオイルを排出します。

今回はオイルフィルターも交換。

オイルを抜いてる間にフィルターハウジングやドレンボルトをきれいに掃除。

古いオイルがしっかり抜けたら、新しいオイルフィルターを取り付け、ドレンボルトを規定トルクで締めて上から新しいオイルを注入します。今回入れたオイルはRoyal PurpleというブランドのHigh Performance Engine Oil 5W-30。走行会用にちょっといいオイルです。その名の通りオイルが紫色です。

最後に車両システムをリセットすればエンジンオイル交換は完了です。道具さえあれば簡単な作業ですね。

続いてマニュアルトランスミッションオイルを交換します。メーカーは「メンテナンスフリー」を謳っているので基本交換しなくてもいいみたい。その証拠にアンダーカバーにサービスホールがないので、アンダーカバー自体を取り外して作業する必要はあります。そんなミッションオイルですが、旧相棒で交換したらシフトフィーリングが良くなったのでJohn君でも交換します。(本作業はマニュアルトランスミッションに対してです。オートマに対しては構造も交換方法も良く分かりませんw)

MTミッションのケースには2か所ドレン/フィラーボルトがあります。注意点としては上下ちゃんと緩む事を確認した上で、上側から外す事。下側を先に外してオイル抜いたあと、上側が固着等で外れないとなると詰んでしまうので。(車動かせないので)

丸6年、74,000マイルもの間触られた事の無いボルトなので滅茶苦茶硬い!作業スペースが少ない上、態勢的に力も入れにくい場所ですが、ハンマー使ってなんとか上下ともにボルト緩めて古いオイルを排出。

古いオイルを排出したら、下のドレンボルトを規定トルクで締めて、上から新しいオイルを入れていきます。新たに入れるオイルはエンジンオイル同様Royal PurpleのGear Oil 75W-90。この際、写真の注射器の様なポンプツールが必要です。オイルをここに入れて、先端のチューブをフィラーボルトに突っ込んでオイルを注入していきます。1回約200mlを注入。オイルパンの容量が約2Lなので10回程繰り返します。

フィラーボルトから入れたオイルがオーバーフローしてきたら素早くボルトを締めて完了です。

トランスミッションオイルもエンジンオイル同様、ドレンボルトを緩めて古いオイルを抜き、新しいオイルを注入するだけの作業なので基本的には簡単。シフトフィーリングも良くなって交換前まで感じていた4速→5 or 6速への引っかかるような感覚もなくなりました。費用もオイル代(40ドルちょい)とそんなに高くないので費用対効果は高いと感じます。

と、今回は定期メンテナンスとしてエンジンオイルとトランスミッションオイルの交換のお話でした。これで計画していた春のメンテナンスはほぼ終了。シーズンインするトラック走行会の準備もほぼほぼ完了です。エンジンオイルの作業自体は難しくはないので、オイル交換のショップ工賃を節約したい方はぜひトライしてみてはいかが???(自己責任ですが)

 

それではまた!

MINIC