【Salmon釣り】親子で釣り!Frankfortでキング祭り!!

こんにちは、MINICです。

ピアからのスプーンで念願のキングサーモンを釣って早1週間。まだまだピアからキングサーモンを狙える時期なので、昨日もキングサーモンを求めてミシガン湖まで行ってきました。今度は長男も一緒に。

土曜から補習校の2学期が始まったので、子供と行くのであれば自動的に日曜になってしまいます。サーモン釣りは水温が重要なファクター、かつ個人的には風があまり吹いてない(べた凪よりちょっと風で波立つ程度)方が好きなので、日曜の天気がダメなら行けない、という事になります。日頃の行いがいいのか、釣り場候補のミシガン北部は水温も下がって風も穏やかの予報。ということで釣行日は日曜に決定です。

続いて場所。キングサーモンは夜中の方が釣れる&先週の教訓から移動は他にも車が走っている早い時間にし、現地で仮眠・もしくは夜釣りをする計画に。長男と行くと言っても、恐らく夜中は眠気に勝てずに寝てしまうので、できれば小さなテントが張れる広めのピアがいいと思い場所と釣果を調査。

・Frankfort:先週と同じ北側ピアが第一候補ですが、なんせ先端は狭い。しかも人が多いと長男と2人で入れるポイントがない可能性もあり。ピアから釣れなかった場合、先週と同じPlatte Riverのボートランチに行って、ウェーディング無しで岸から遡上コーホーを狙い撃つという保険あり。

・Manistee:去年行った北側ピアならそれなりに広いしテント張れるけど、キングサーモンが釣れているかどうかは不明。DNRの最新レポートでもManisteeは項目すらなかったので多分釣れてないのでしょう。

・Charlevoix:去年のLabor Dayに家族旅行で行ったピア。ここもピアから釣れているという情報はないけど、ここも北側ピアは比較的広いし、南側は策もあって安全。でもここは釣り人があまりいないので釣れるイメージが沸かない・・・。ただ、ここなら朝まず目までやってダメならPetoskeyに移動して川ダムキングを狙うという保険あり。

・Grand Haven:大分南に位置するグランドヘブン。ここなら上記3つより近いし夏にスカマニアトラウト狙いに行ったので広さも十分。DNRのレポートではピアからのサーモンはまだスローという内容。

どこに行こうか決めかねていると、釣り友さんからラインが。土曜の早朝に釣り友さんの友人がキングサーモンを釣ったという情報ももらったので、恐らくここでも釣れ始めたので近いグランドヘブンにしようかな、と思いますが、水温と風予報を見ると、日曜朝は水温が少し暖かく63℉位の予報なのと、風が7-8mphと少し強い予報だったので却下。という事で今回も先週と同じFrankfortに決定。人が少ない事を祈って・・・。

土曜の夜8時。準備を済ませて自宅を出発。この時間なので道中もいい具合に車も走っていたので安心できるドライブでしたね。そして3時間半強のドライブを終えて北側ピアの駐車場に到着。シーズン真っ只中の日曜なので駐車場がいっぱいかも、と思っていましたが、なんと2,3台しか停まっていません。ピア先端の灯台を見るも、ヘッドライトが全く見えません。南側にはちらほらライトが見えるので釣り師はいます。これはもしかして一番嫌いな誰もおらへんパターンか??と思いながらも、息子と準備をしていざ出陣です。

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :52℉(約12℃)

・水温 :50℉(表層温度を計測)

・風  :東 約5mph

夜中の気温が冷え込んで寒いのでしっかり防寒対策。

【タックルメモ】

タックルー1

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ルアー:KO Wobbler 3/4oz Glow/Green

タックルー2

・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M 

・リール:Daiwa CREST LT 3000-C

・ライン:Simano PITBULL 8 1.5号

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ルアー:KO Wobbler 3/4oz Glow/Blue

タックルー2のリールはアルテグラをセットしてましたが、6月頭にヒューロン湖で使った際に40m程先でバックラッシュ。もったいない精神という貧乏性が出てショックリーダーを挟んでPEの結束をしましたが、キャスト時にこの結束部がスプールで引っ掛かって投げれないので選手交代(写真の緑丸部にリーダーのコブが飛び出してます)。暗い中のキングノット or FGノットはやりにくいので、釣りバッグに準備しているサブ機をセットしなおしての釣行となりました。約40mのPEはもったいないですが下糸用に行きました。

先端に到着すると、先行者は夫婦で来てるおっちゃん、おばちゃん(赤丸)と、別の単独おじいちゃん(青丸)の3人。先週釣った位置よりも先端側が空いていたので、おじいちゃんの横(緑丸)に陣取ります。位置関係はこんな感じ。

おじいちゃんに釣れた?と聞くも、釣れてないようです。隣の夫婦は釣れているとのこと。魚は居る、そして人が少ない=プレッシャーが少ないということなので今日も釣れる気がします。準備をして実釣開始です。さすがに長男にはサーモン用ロッドが長いのと、スプーンの遠投が必要なので息子1人ではキャストできません。私が遠投して底を取ったらロッドを渡し、ゆっくり同じスピードでリールを巻くんやで、と教えます。その間に自分のロッドでスプーンを投げて同じ様にリトリーブ、という二刀流(?)スタイルで挑みます。あわよくば息子のスプーンにキングサーモンが喰い付くことを祈って・・・。

釣りを始めてすぐに隣のおじいちゃんにバイトがありましたが乗り切らず。そのまま1時間程静寂が続きます。1時半位におじいちゃんがノーフィッシュで納竿・退場。という事でおじいちゃんの場所に移動です。おじいちゃんと入れ替わりに違う釣り人が来ましたが、その人は私たちが釣ってた角位置で釣り開始。そのタイミングで息子が寒いし眠たくなってきたと言ってきたので寝床を作ります。さすがにテントは張れないので、レジャーシート2枚を敷いて極力柔らかくし、車のクッションを持ってきたので枕替わりにします。上から私の防寒着の上着を被せて、その上からフリースブランケットで頭から包まれば暖かいはず。東風なので灯台が風避けになっているので寒さは和らげれるはずです。

寝床も作って息子がブランケットに包まったので釣り再開。すると10分後位にコツンという小さめのバイトが。即座にフッキングを入れると乗りました!前回同様、フッキング直後に沖に向かって突っ走ります。ドラグが止まりません。このパワーは間違いなくキングサーモンです!息子に「〇〇、サーモン来たよ!!」と声をかけるとちょこっと顔だけブランケットから出してます(笑)父は必死にサーモンとファイトします。手前に寄せてくると、再度ものすごいパワーで走ります。今度は右へ走りだして全くドラグが止まりません。すると右で釣ってたおっちゃんが「このままやとラインブレイクするからサーモンをおっかけな!!」とアドバイスをくれます。確かにこのままだとPEラインがピア足元に入っている岩に擦れて切られてしまいます。アドバイス通りサーモンを追っ掛けますが、ピア先端から先端に伸びる桟橋(ビーチ)方向へ突っ走ってドラグが止まる気配がありません。息子には「そこから動いたらあかんで!」と言い残して小走りでサーモンを追いかけます。後ろからおっちゃんがネット片手についてきてくれました。その上奥さんに息子といるように言ってくれてます。結局、結構走られて岩場のある赤×辺りで無事にランディング。

やりました!これはオスのキングサーモンです。サイズも大きくて83cm/13LBと良型ですね!スプーンのフックも中々抜けない位ガッツリ刺さっていました。このフック、いいです。

息子と一緒に記念撮影。

釣った魚をストリンガに掛けますが、前回の教訓を生かしてストリンガ2本掛けに加え、ロープもエラに引っかけて2重の対策をしました。そして2匹目を目指して実釣再開です。息子は眠気が勝り寝床へ直行してブランケットに包まってます(笑)すると右隣のおっちゃんにヒット!上がってきたのは良型サイズのコーホーサーモンでした!!そのタイミングでちょっと気分転換に息子用のタックルに持ち替えます。スプーンの色が違うのでもしかすると?と思いながらスプーンを巻いてると、再度アタリが。フッキングを入れるとまた沖に走り出してドラグが止まりませんが、ロッドも自分用のタックルより固いのでドラグを少し締めて対応できます。息子用のタックルに来たし息子にサーモンとのファイトを味わってほしく、すぐさま「〇〇、サーモン来たよ!」と息子を呼びますが無反応・・・。何度か呼んでみるもピクリとも動きません。こりゃ完全に寝てしまってるわ、仕方ないな、と思っていると、私の気持ちを察してくれたのか右隣のおっちゃんが奥さんに「ちょっと揺すってあげて」と言って息子を起こしてくれました。起こされた息子は眠そうな顔をしながらサーモンとファイト!!もちろん息子だけだとサーモンの方がパワーが強くて湖に引きづりこまれるかもしれないので私が後ろからサポートしましたが、しっかり自分で巻き上げて無事にランディング!息子、やりました!!サイズは少し小ぶりですが、73cm/7.3LBの立派なメスの銀ピカキングサーモンです!!

サーモン釣って眠気覚めたかな?と思いきや、やっぱり眠気が勝ったようですぐさま寝床で就寝です(笑)まぁ流石に6歳児に夜釣りは厳しいですよね(汗)そのまま息子用タックルで3匹目を目指して再開します。するとすぐに右隣のおっちゃんにヒットです。またしてもコーホーサーモンでした。スプーンをキャストしている方向はほとんど同じなので、我々にはキング、おっちゃんにはコーホーと別れた釣果でおもしろいですね。すると30分もしないうちにまたしてもバイトの申し込みが。すぐさま即採用のフッキングを入れるとバッチリ乗って怒涛のファイト開始です!フッキング後の沖へ向かった突っ走りからキングサーモンと確信。2匹目同様、ロッドが固いので少しドラグ締めて多少強引にやり取りできますが、今度のサーモンはそれでもドラグが止まりません。足元まで寄せて来ても再度フルパワーでドラグを鳴らし続けます。が、3匹目ともなるといろんな意味で余裕が出てきているので、その怒涛のファイトをじっくりと楽しみます(笑)そして再度右隣のおっちゃんが助けてくれて無事にランディング!!やりました!!サイズアップしたメスのキングサーモンです!!

サイズは91㎝/15.7LBと、先週のキングには及びませんでしたが立派なメス。これは今回もイクラ天国間違いなしですわ(笑)

この時点でまだ3時半。元々は日の出まで釣りをしてお昼までに家に到着するように帰路に着く予定でしたが、3匹も釣れて大満足、かつ先週釣ったサーモンもまだ食べきれておらず、冷蔵・冷凍庫にもう入らんからいっぱい釣ってこんといてや!と釘を刺されているのでもう納竿してもいいかな?と3匹目をストリングに掛けてる間に思いましたが、釣りを始めて3時間程しか経っていません。せっかく往復8時間という遠い所に来てるしもうちょっとだけ、と思い再開です。するとまた右隣のおっちゃんにヒット。もうこれはおっちゃんと私の2人でキング&コーホー祭りですね!今度は見るからに引きが強烈。キングで間違いないですね。ただ、残念ながらランディング直前で針が外れたようで痛恨のバラシ。おっちゃんに「いいサイズで残念やったけど魚は居るからまたすぐにバイトしてくるよ」と声をかけます。

そうして再開しスプーンを投げ続ける事40分。またしてもコツっと小さなアタリです!自信をもってフッキングするとまたしてもドラグが止まらない力強い引きです。今度のは足元まで来たら左へと走り出します。全く釣れていない左隣のおっちゃんには申し訳ないけど、いったん仕掛けを上げてもらって(絡まないように自主的に上げてくれてます)ファイトします。足元まで寄せると再度沖へ突っ走り、また寄せてくる、というファイトを数回した後無事にネットイン。4匹目、ゲットです(笑)90cm/14LBと丸々太ったオスのキングサーモンでした!

4匹目をストリンガに掛けるために湖に投入している3匹を上げようとすると、めちゃくちゃ重い・・・そりゃ合計36LB(約16kg)もあるので当たり前ですよね。そこに14LBをプラスすると流石にロープが持たへんかも知れへんなー、どうしようかなーと思っていると、ランディングや記念撮影等手伝ってくれてる右隣のおっちゃんが、「100LB耐久のロープあるから分けてやるよ!10ftあれば足りるだろ?」と言ってロープを分けてくれた挙句に4匹目をそのロープに掛けてくれました!おっちゃん、何から何までありがとう!!

この時点で4時半過ぎ。この感じだと明るくなるまでに絶対もっと釣れます。が、既に70㎝以上のキングサーモンを4匹も釣ってます。リミット5匹まで1匹残っているので、これはぜひ息子に自分で釣ってほしい(つまりリトリーブを自分でして、自分でフッキング)と思い息子を起こします。眠たいようですが、「僕、ちょっと釣りする」と言って釣り再開。でもやっぱり眠いようで椅子に座りながらリール巻いてると、コックリしてリール巻く手が止まってる(笑)残念ながらこりゃバイトはしてこないですね(笑)すると夜明け前の最低気温時、そして風も少し強くなってきたという事もあり、寒さと眠さで息子がギブアップ。「僕、やっぱりもうミニクーパーに戻りたい(=帰りたい)」という申し出があったのでここで納竿です。

4匹と大満足の釣果ですが、流石に4匹全部持って帰ると怒られます(汗)しかも手持ちのクーラーボックスには間違いなく入りそうにありません(この日はピアにはクーラーボックス持ってこずに車で待機。変わりに荷物乗せるカートを引っ張ってきてます)。という事でオスのキングを左隣の釣れていないおっちゃんに「サーモン1匹いる?」と聞いてあげると、「喜んで!」という返事だったので1匹目(下の写真の一番右)をおすそ分け。我が家のストリンガから外してそのおっちゃんのロープにかけなおした後、4匹全体の写真撮ってない事に気づいたため、ロープが違ってあたかも他人が釣り上げた魚と一緒に撮ったような写真になってます(笑)

そのあと、大き目のビニール袋にサーモン3匹を押し込み、片付けをしてまだ真っ暗な中ピア先端を後にします。細くてコンクリートの状態が悪いピアなので、サーモン3匹分の重さが加わった帰りは行きと違って大変でした。そして案の定、クーラーボックスに入りきらずに尻尾だけクーラーの蓋の隙間から出た状態に。どうしようもないので買った氷を入れたあと、クーラーボックス全体に上からビニールを被せてちょっとでも臭いと冷気が漏れないように対策。やっぱり大き目(長さのある)クーラーボックスが必要ですね。

帰りは間違いなく眠くなるので、ガソリン入れたついでに5 hours Energyというものを買って飲んでみました。これにコーヒーやMonsterの500ml缶も飲みながらの運転となりましたが、あまり効果は感じられず・・・。眠い時には何しても眠いものですね(汗)途中意識が飛びそうになるくらい眠くなりましたが、予定よりも早い時間に帰路に着いている分、その都度休憩をいれてのんびり運転し、朝10時過ぎに帰宅。帰宅後、釣り道具をすべて車からおろして片付けし、軽く一服したらサーモンの処理です。

数は3匹と前回の5匹より少ないですが、大きさが違うのでやはり時間がかかりましたね。裏庭で3枚卸にしようと思ったのに、夏の終わりに大量に出てくるハチのせいで結局頭と内臓取っただけで、残りの処理はキッチン使う羽目に。お友達へのおすそ分け用に切り分け、ラップしてジップロックへ。それが終わればイクラの処理・醤油漬けと帰宅しても大忙し。でもこれは嬉しい悲鳴、というやつですね(笑)

イクラですが、大きいサイズのキングからは約1.1kg、息子が釣り上げた小さいキングからは約600gのイクラがとれました。イクラの粒も息子が釣った方が小さい粒なので、同じキングサーモンでも魚体のサイズでイクラのサイズも変わってくるようですね。魚体サイズが違ってもイクラのサイズは同じで、サイズが小さいと量が少ないと思ってました。

そして本日の夕飯はもちろん贅沢イクラ丼です!今回は先週釣ったコーホーサーモンを少しだけ刺身にして添えました。(もちろん1週間冷凍し、自己責任の元生食してます)サーモンの親子丼ですね!!

長男は自分で釣ったキングサーモンのイクラを好きなだけご飯にかけてご満悦(笑)

という事で今回はピアからのスプーニングでキング祭りとなった最高の1日でした!!周りがあまり釣れていない中でコンスタントに釣れると気持ちがいいですね!!加えて親としては長男がサーモンとのファイトを味わえた事が何よりも良かったです。長男本人も楽しかったようで、帰宅後は姉や弟に「このサーモンは僕が釣ったんやで!!」とドヤ顔してましたね(笑)一応長男には、片道4時間弱と遠い遠いミシガン湖に夜釣りなので眠たいだけちゃうかった?家で寝といた方がよかったんちゃう?と聞いてみましたが、本人からはまた行きたい!という返事がもらえてホッと一安心です(笑)

Frankfort Pierからのキングサーモンはそろそろ終盤かと思いますが、Grand Haven等の南部地域はこれからキングにとっていい水温に下がってくるのでまだまだチャンスはありそうですね!個人的には今週末か来週辺りに遡上真っただ中のコーホーサーモンを狙いにPlatte Riverへ突撃しようかと検討中です(笑)

 

それではまた!

MINIC