【Salmon釣り】舞台はヒューロン湖へ!今年のアトランティックサーモンは熱い!?

こんにちは、MINICです。

前回の釣行から約2週間。この2ヶ月毎週釣りに行ってたから1週間も空くと釣りに行きたくてウズウズが止まりませんでしたね(笑)そして8月末から毎週通ったミシガン湖から、距離も時間もガソリン代も半分以下となるヒューロン湖へ舞台が移りました!ヒューロン湖の水温も大分下がってハーバー内にはアトランティックサーモンやスチールヘッドが入って来ているとの情報が。こりゃすぐにでも釣行計画立てねば!と思っていると、ふとした事から会社の同僚2人もサーモン釣りを始めたいという事になり釣行会を開催する事に。先週末の開催を計画するも、ヒューロン湖が風速20mph超えと激荒れ予報だったので延期に。この週末も風が20mph近くと強い予報でしたが、釣り場が港内と言うのと風向きから風裏になってそこまで風の影響ない事を期待して強行開催する事に(笑)会社の同僚はご家族での釣行という事で気合い入ってます!

場所は去年通いまくった割に1匹も釣れなかったLexington。ここは足場も良いので家族連れでも釣りがしやすいと言う事でチョイス。風は18mphと強い風でしたが、風向きが北西なので去年何度かバイトがあってバラしたビーチエリアは予想通り風裏になって釣りはしやすかったですね。こんな感じで水面も白波が立つことなく快適でした。

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :43℉(約6℃)

・水温 :50℉(表層温度を計測)

・風  :北西 約18mph

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ルアー:KO Wobbler 3/4oz Glow/Blue & ACME Little Creo 2/5oz グリーンーシルバー

このタックル以外にもう2本準備。1本は浮きルアー、もう1本はスポーンサック仕掛け。

去年の経験から暗い内はアタリがあった事がありませんが、場所取りと今シーズン初と言う事で6時前後を集合時間にします。私は釣行会の主催者みたいになっているので少し早めに着く様に自宅を出発。家から1時間ちょいなのでゆっくり寝れます。子供達と一緒に8時半に就寝し、4時に起きます。これなら7時間は寝れるので睡眠時間はバッチリですね。予定通り5時半過ぎに到着しますが、案の定地元民含めて誰もいません!真っ暗な中1人準備してまずは偵察に。去年より水位が高くてビーチエリアにはぐるっと回る必要があります。ヨットの停泊側をライトで照らして見るとサーモンの群れがウヨウヨ泳いでます。去年より明らかに魚影が濃いです。なのでとりあえず桟橋周辺からグローブルーのスプーンで探ってみます。

サーモンの群れが回遊していたエリアにスプーンを通しますが、案の定見向きもせずに避けられます。が、去年と違うのは群れの数もそうですが、中にはスプーンを追ってくるヤル気のある魚がいます。追ってくるけど最後まで食い込まない。なんとか口を使わせたいと試行錯誤します。そんな中思い出した、ここで何匹もサーモン釣ってる釣り仲間の教え。「ここのサーモンはリアクションバイトで釣る」あまりリアクションバイトの意味を分かっていませんが、「イレギュラーな動きで反射的に口を使わす」「イライラさせて威嚇口撃させる」と勝手に解釈(笑)リアクションバイトと言うキーワードを思い出し、何度も何度も群れの中にスプーンを通します。時折早巻きしたり、止めてフォールさせたり、トゥイッチ入れたりしてイレギュラーな動きを追加します。すると巻き速度を少し早くしたタイミングでブルっという感覚が。アタリと確信してフッキングを入れます。その瞬間ズッシリした重みがロッドに乗り、またドラグを鳴らして走り出します。キングサーモンや川のコーホーサーモンに比べるとマシですが、それでもサーモンの引きは強烈!ドラグを出されますが焦らず、無理せずバレない様に慎重に寄せて無事にランディング!まだ夜が明ける手前のうっすらした空の元上がって来たのはオスのアトランティックサーモン!サイズも60cmちょいと良型です!!フックもしっかり口に掛かってます。これが「リアクションバイト」なんですね(笑)まさか釣れるとは思ってなかったので自分でもビックリです!

同僚が到着した少し後位に釣りましたが、そのまま同じ場所で2匹目を目指して再開です。(同僚達はビーチエリアへ)同じ様にサーモンの群れがグルグル回遊しているエリアにスプーンを投げ込みます。水深はそこまでなく、しかも水草があるので表層付近を水草に引っかからない絶妙なスピードでリトリーブ。早巻きしたりトゥイッチ入れたり色々試します。すると夜明けて空が大分明るくなった頃にまたしてもアタリが!フッキングを入れるとガツンと乗りました!1匹目と同じ様なファイトで上がって来たのはまたしても良型のオスのアトランティックサーモンです!去年は何度来ても釣る事の出来ませんでしたが、今年は何かが違います(笑)

早速2匹も釣れて大満足なので、同僚達と合流します。すると桟橋で釣りをしていた同僚の仲間(後で聞くと同じ会社、つまりは私の同僚ですね 笑)にもヒット!こちらもオスのアトランティックサーモンでした!サイズも50cmちょいと良型です。やっぱり今年は魚影が濃い、そして比較的口を使ってるようです。

私も3匹目を目指してビーチエリアで再開。ビーチエリアでは去年アタリがあった浮きルアーを投げます。が、こっちで調達した浮き止めが直ぐにズレてしまって思うレンジを攻めれません。なので浮きルアーはお役御免に。再度スプーンのタックルに持ち変え、スプーンをグローブルーから少し軽めのグリーンシルバーにチェンジ。桟橋エリアに移動してサーモンの群れが回遊しているエリアを攻めているとまたしてもブルっという感触が。アタリと確信してフッキング!魚が乗りましたが、浮いてくるとスプーンが胸びれ辺りにかかってます。これは所謂スレ掛かりですね。イクラの持ったメスでしたが、スレ掛かりなのでそっとリリース。なお、このタイミングでDNRの職員が見回りに来ていて「そのサーモンは持ち帰れない事は知ってるよね?」と言われました。もちろん!と答え、この写真だけサッと撮って職員の目の前で速やかにリリース。元気に群れの中へ帰って行かれました。隣で釣りをしていたアメリカ人のおっちゃんに「なんであんな立派なサーモンリリースしたんだ?」と聞かれたので、ミシガンルールをしっかり説明しておきました。

気を取り直して再開すると、今度は足元を大量のサーモンの群れが泳いでいきます。私はその群れに気付かず、手前の水草ボーボーエリアをほぼ水面付近でスプーンを回収していると、隣で釣ってたおっちゃんがその群れ目掛けてルアーを投げて来ます。おっちゃんのスプーンがドボンと着水したと同時にガツンとロッドに衝撃が!そしてドラグが鳴り響きます。完全に油断してたので一瞬何が起こったか分からず「何事!?」と思いましたが、自分のラインの先を見ると背びれに我がスプーンに引っかかったサーモンが。恐らく、おっちゃんの投げたスプーンの着水にビックリしたサーモンがその場から逃げる際に私の回収中のスプーンに引っかかってしまった様です。背びれのスレなのでまぁ走る走る!流石に1人ではネットイン出来なさそうなので、同僚にお願いしてネットイン。純正フックなのですぐに外れましたが、サーモンからしても迷惑だったでしょうね(汗)写真だけ撮ってすぐにリリースです。「何してくれてんねん!」と言われてる様に見えるのは私だけでしょうか??

その後ももう1匹バイトがあってフッキングしましたが、3匹目のメス同様胸びれの前辺り(エラの下辺り)に針がかかっていたのでリリース。3匹連続スレ掛かりとなると写真撮る元気もなくなりましたね(汗)

その後も何度もアタリがありましたが、フッキングには至らず10時半位に納竿。アトランティックサーモンが5匹、内3匹はスレ掛かりの為リリースと言う釣果となりました。スレ掛かりが多かったですが、去年に比べると明らかに魚影が濃い印象でした。魚影が濃いのでヤル気ある魚や、威嚇口撃してくる魚が多く、しっかり口に掛かったり、威嚇口撃とフッキングのタイミングがズレて胸びれ前後への針掛かりになったと予想。もう少し口に掛かる確率が欲しい所ですが、「リアクションバイト」という技を1つ習得でき、そしてヒューロン湖はまだまだ始まったばかりなので、これから少し通って様子を見てみようと思います。もしかしたらこの日だけ特別だった可能性も十分にあります。

そして2匹の内1匹は同僚家族にプレゼント。残りの1匹は持ち帰ってササっと3枚下ろしにします。サイズを計測すると62cm、6lb。記念すべき初サーモンと同じ位の良型のアトランティックでした。

身も綺麗なオレンジ色です!小分けに切り分けて刺身用として冷凍庫へ。

と、今回は会社の同僚とヒューロン湖までアトランティックサーモンを狙いに行ったお話でした。スレ掛かりが多かったものの、その中でもしっかり「リアクションバイト」で口を使わせて釣ったのは自分中でも大きい釣果ですね。しかも2匹も。ヒューロン湖、近いのでこれからも通おうと思いますが、今年は何故か天気(特に風)が悪い日が多いのでそこまで通えないかも知れません。でも今年は少し北のPort SanilacやHarbor beachでも大量のサーモンが入って来ているみたいなので、天気予報と仕事の状況と睨めっこしつつ釣行計画を立てようと思います。

それではまた。

MINIC