【Salmon釣り】コーホーサーモンの聖地、Platte riverへのリベンジ完了!!

こんにちは、MINICです。

昨日、コーホーサーモンの聖地であるPlatte riverへ去年のリベンジに繰り出してきました!そしてタイトル通り、見事リベンジ成功です!!先週日曜に訪れてまだ4日しか経っていませんが、日曜に話した地元のおっちゃんによるとピークは今で恐らく10月初旬頃までは釣れると情報をもらいました。釣行間隔的には来週の方が良いんですが、仕事の状況的に来週は忙しく休めそうにないので、スケジュールを調整した結果昨日の突撃となりました。

M-115の夜中は真っ暗&車もほとんど走っていないので夜中のドライブは極力避けたい所ですが、家でゆっくり寝た方が疲れも大分マシなので6時前後に着くように朝2時に自宅を出発します。日の出は7時半位なので着いて少しゆっくりできると思っていましたが、去年とは違って6時前に到着した頃にはすでにゲート前には3,4台の車が停まっており、その内の数台はウェーダー着たりと出陣準備をしています。となると出遅れる訳にはいかないのでそれに倣ってすぐに準備に取り掛かります(笑)何の根拠もありませんが、なぜか今回はリベンジ成功する気満々での釣行なので釣った帰りの事を考えてクーラーボックスを入水ポイントまで持っていきます。ゲートからWierまでの真っ暗な砂利道をクーラーボックス引っ提げてひたすら歩きます。Wierの入水ポイントに着くとそこには既に5人程の先行者が!!みなさんやる気満々のようですね!!私もその列に綺麗に並んで溶け込みます。こんな真っ暗な中みんなで入水です。これはwier側となる上流側。

少し明るくなり始めた頃の下流側。この時点でも10人以上という大混雑。

この時間帯は魚の遡上は全くないので、みんな川の中腹に突っ立ったまま世間話したりビール飲んだりしてます(笑)水温はそこまで冷たくないけど、さすがに小一時間程何もせずに立ったままはちょっと寒かった・・・。

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :57℉(約14℃)

・風  :東 約7mph

・Wier状況 :DNRのFacebook情報によると、釣行日2日前に3,000匹程のコーホを上流に通すも、Wier手前にはまだ10,000匹以上のサーモンが留まっている

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・仕掛け:ビーズ+スポーンサック

スポーンサックを大量に準備していったけど、無くなった時の事を考慮して最初からビーズも針の千本から約10㎝上にセット。(写真は魚釣った後の調整前なので千本のすぐ上にありますが)

そして日が昇って空が明るくなった頃、ようやく第1便がやってきました!「遡上」ではありませんが、Wierに溜まった魚の群れが下ってきます。下の写真の赤丸辺りが波立っているのが分かるかな?ちなみにこの「第1便」の前にも写真赤丸辺りまで下ってきましたが、サーモンの気が変わったのかここでUターンすることが何度かありました。我々釣り人の目の前まで来てくれるかはサーモンの気分次第という事ですね!

この第1便で誰よりも早く先頭ヒットするも、フッキング直後の怒涛の引きでフックアウト。その後の便でもアタリがあってフッキングするも、針掛かりが浅いのかフッキング後のスタートダッシュでフックアウトすること数回。そしてついに最初の1匹目をゲット!ウェーディングしてるのでサイズの計測はできませんが、大体60㎝位のオスですね!針もしっかり口に掛かっています!

この日はリミットメイクを確信し(もう一度言います。何の根拠もありません 笑)、できるだけイクラを持ってるメスが欲しかったので生かした状態でストリンガに掛けます。一度場所を離れると他の人にしれっと入られてしまうので、この日はストリンガの紐を自分に括りけて足元でキープ(笑)

この日はWier手前からサーモンの群れが目の前を下ると、数分後に再び目の前に戻ってくる、というサイクルが15~20分の1回の間隔で発生します。そのタイミングを逃さぬように準備して魚が目の前を通ったタイミングで仕掛けを投入します。アタリは手元に「ぶるぶる」といった感触が伝わったり、サーモンが目の前に落ちてきたスポーンサックを咥えてそのまま泳ぐのでラインがスーッと走ったりするので、感覚と視覚でアタリを取ってフッキングを入れます。ここにきてアタリの取り方が明確になってきたのでバラシも少なくなり、そして2匹目ゲットです!この顔つきはメスですね!魚体も綺麗な銀色でお腹も気持ちプックリしているように見えます。

そんな感じで順調に魚をかけていきますが、この釣り、隣の人がヒットすると大体は目の前をヒットした人のラインが横切ります。そうなると魚が目の前にいるにも関わらず自分の仕掛けを投げるタイミングを逃さざるを得ない事もあります。逆を言えば自分がヒットした際は隣の人がそんなことになるので、この辺りはお互い譲り合いの精神が大事ですね!そしてヒットした魚は川を縦横無尽に泳ぎ回るため、上流に走ったら「Fish is coming up!」下流に走ったら「Coming Down!」と大きな声で知らせてあげる必要があります。でないと魚がかかっている自分のラインが、他の人のラインと絡んでバラす、何てことも。隣のおじいちゃん、ヒット、ファイトしてネットイン直前に他の人がファイトしているラインと絡んでバレたのでめちゃくちゃ怒ってましたね(汗)

そして20個程作っていったスポーンサックですが、フッキングを入れるも乗らなかった場合は破れてしまって使い物にならなくなります。その度に新たなスポーンサックを使うので、2時間程釣りをした所でスポーンサックが品切れ状態に。ここで納竿しても良かったんですが、あまりにも釣れる、かつコーホーサーモンの強烈な引きが滅茶苦茶楽しくてやめられず、ビーズのみで実釣継続(笑)スポーンサックに比べるとちょっとアタル数が減ったけど、それでもしっかり喰い付いてヒット。コーホーサーモンとのファイトを思う存分に楽しむことができましたね!数匹釣った後はボウズを免れてホッとするのもあって、余裕を持ってファイトを楽しめます。そしてこの日はある程度魚を寄せて人がいない反対側に持ち込んだタイミングで携帯を取り出しムービー撮影(笑)左手でロッドを立てながら右手でiPhone持っての撮影なので強烈なファイトシーンは撮れませんが、それでもサーモンが縦横無尽に泳ぎ回りドラグを出すシーンが撮れましたね!!GoProが欲しくなっちゃいました(笑)

そしてビーズだけの仕掛けになってから、1度だけスレ掛かりでヒット。針は背びれのちょっと前辺りに掛かっていたこともあってめちゃくちゃ走る!川を上ったり下ったりと大忙しな上、パワーが強烈過ぎます。誰かがネットインを手伝ってくれると楽だったんですが、この日はどうやら皆さん自分の魚を釣る方に必死だったようで誰も手伝ってくれず(汗)サーモンを追うように歩きまわり、他の人のラインに絡まないように上手くロッド捌きを駆使して寄せてきますが、ネットイン直前になってからの怒涛の走りでドラグを鳴らされ続ける事数回でようやくネットインできました。ファイト中は「これはたぶんスレやな」と思っていましたが案の上スレ掛かり。針を外してそっとリリースしましたが、そのあと腕がパンパンでしばし休憩を余儀なくされましたわ。

結局、明るくなった8時前から11時前までの約3時間の実釣時間で合計8匹のコーホーサーモンを釣り上げました!!大体20分に1本ヒットする感じでめちゃくちゃ楽しめましたね!!ミシガンのレギュレーションは、コーホーサーモンは5匹までなので3匹はリリース!!6匹目がメスだったので既にストリンガに掛けてる中から一番小さなオスを選んでリリースしたりと、リミットメイクを十分に堪能。去年のリベンジ、成功です!!

これは最後に釣った綺麗なオス。サイズも70㎝位と良型でしたが、オスなのでそっとリリース。

クーラーボックスを入水ポイントまで持ってきて正解です。ロッドや道具、ネットに加えて5匹もの魚を担いで0.5マイルも歩けません!帰宅後、捌く前に並べて記念撮影です(笑)

サイズは55~65㎝、重さも3LB~7LBと良型のコーホーサーモン。右3匹がメスで左2匹がオスでした。メスのお腹にはたっぷりのイクラちゃんが!!合計1.5kgのイクラが獲れました!

そして今回はオスの白子も頂く事に。サーモンの白子は初めてでしたが、しっかり下処理をしてシンプルにポン酢で頂きました!!(ネギが家に無かったので自家製青葉で代用)

今晩の夕食は贅沢イクラ丼に白子のぽん酢和え、ハラスを使ったアラ汁とまさにサーモン尽くし!!大変美味でした!

 

と、去年は全く魚っ気がなく釣れなかったPlatte riverですが、今回の釣行ではバイト&ヒット(バラし)多数、そして8匹ものコーホーサーモンを釣る事ができ、リベンジ成功となりました!!この釣果もあって帰りの4時間運転もへっちゃらでしたわ!今回の様に下流域からの「遡上」が無くても、Wier側からコーホーサーモンの群れが下ってくれば確実に釣れるとは思いますが、こればかりは自然&魚次第なのでどうなるか分かりません。上記のように直前でUターンすることもあったので、サーモンの気分次第では全くの空振りに終わってしまう可能性があるギャンブルポイントであることは変わりありません。とは言え、逆に「遡上」があったりWierからコーホーサーモンの群れが下ってくればリミットメイクのチャンスは十分にあるので、天候やWier開閉の状況を見越してぜひチャレンジしてみて下さい!

 

それではまた!

MINIC