【Salmon釣り】超久々に弟と釣り!ヒューロン湖でミシガンのサーモン釣りを満喫してもらう!

こんにちは、MINICです。

時系列が前後しますが、ミシガン滞在最終日前日の金曜は兄弟水入らずでヒューロン湖までサーモン釣りに出掛けてきました。場所はLexington Harbor。もう少し北に位置する初サーモンを釣った港でも良かったんですが、Lexingtonなら足場も良いし釣れなくてもベルギーでは見る事の出来ないサーモンの群れが回遊している所を必ず見れると見越してここをチョイス。

日の出も大分遅くなったので6時半過ぎに着くように朝5時半に自宅を出発。釣りにそこまで興味が無い&旅の疲れが溜まってるガールフレンドは家でゆっくり寝て休むことに。当初はボートランチの桟橋から釣りをする予定でしたが、釣り場に到着すると平日にも関わらず既に先客が。なので安全策があるこの場所を確保。

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :37℉(約3℃)

・水温 :48℉(表層温度を計測)

・風  :西 約10mph

気温は低いけど風も強くないので釣りもしやすいです。

【タックルメモ】

タックル-1

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ルアー:KO Wobbler 2/5oz ブルーシルバー 他

タックル-2

・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M 

・リール:Shimano 21 Ultegra C3000

・ライン:DUEL Hardcore X4 PE1.5号

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ルアー:ACME Little Creo 2/5oz ブルーシルバー 他

タックル-3

・ロッド:Daiwa ACCULITE 962MFS

・リール:Daiwa TRISO SHOX 2000LBD

・ライン:DUEL Super X-wire 8 30LB 1.5号

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・仕掛け:浮き仕掛け+スポーンサック

ここの目の前はサーモンの回遊ルートになっているのか定期的に群れが左から右へ、右から左へと回遊してきます。そこにスプーンやミノーを通してリアクションバイトを狙います。また回遊ルートにスポーンサック仕掛けを投入しておき、食い気のあるサーモンを狙い撃ちします。

弟にタックル-2を渡して投げ方を復習します。なんせ釣りは7年程前にミシガンに遊びに来た時にバス釣り行って以来なので(笑)そしてリトリーブ速度とスプーンを流すタナをレクチャー。一通り説明したら後は頑張ってサーモンを釣ってもらうのみ!という事で実釣開始です!弟に釣られない様にしっかりと安全な距離を保って私もスプーンをぶん投げます。と言うのもその昔、確か私が中学生2年、弟が小学5年の時、正月に2人で近所の野池にバス釣りに行った際に弟に頭を釣られてしまった苦い経験が(笑)弟は買ってもらったグランダー武蔵のルアー・オルカイザーを投げていました。(画像はネットより拝借)

もちろん安全であろう距離を十分に保って釣りをしていたつもりですが、釣り始めて10分位でいきなりバチンと言う音と共に後頭部に衝撃が。そう、弟のキャストミスでルアーがこちらに飛んできて後頭部に直撃。痛みはルアーが当たった衝撃で針が刺さった感覚はありませんでしたが、弟に確認させるとトレブルフックの内2本の針が返しまで頭に刺さっているとの事ですぐさま帰宅。正月から釣りなんてやめとき!と言ってた母はもちろん大激怒(汗)その後直ぐに関空近くの救急病院で頭を切って針を抜いてもらうと言う大事件があったのです(笑)一度野池に浸かった針なので、針を抜くために切った頭は縫合される事なく自然治癒という事でそれはもうメチャクチャ痛かった…。今となってはいい笑い話ですが、当時は釣られたショックやら頭痛いやら怒られるやらで散々でしたね(笑)

そんな昔話をしながらスプーンを投げ続けてるとガツンと言う感触が。これは水草では無く間違いなくアタリです。すぐさまフッキングを入れるとしっかり魚が乗りました!!弟に「サーモン来たよ!ルアー回収して」と言い、ルアー回収中に追い合わせを入れておきます。そして是非弟にサーモンの引きを味わって貰いたく、ロッドを弟に渡します。初めて味わうサーモンの強烈な引きに驚きながらもそこは釣り経験者、上手く魚とやり取りしながら慎重に寄せてきます。手前に来るとまた走り出すのでドラグを出されますが、ラインは太めなので安心してファイトを楽しんでもらいます。そして私がネットイン。まさかまたスプーンで釣れるとは思ってませんでしたが、立派なオスのアトランティックサーモンです!サイズは64cm、7LBと良型です。

初めてサーモンとのファイトを味わった弟はこのサイズのサーモンに大興奮。「こんなん釣れたら毎週釣りに来たくなる理由分かるわ」と(笑)

その後2匹目目指して再開するもアタリはありません。ルアーをスピナーやミノーに変えたり、空いた桟橋に移動したりと色々試しますが中々食いついてくれません。いつもの如くそこら中でサーモン跳ねてるんですけどね。すると大分日も昇って9時を回った辺りで、ビーチエリアで浮き釣りしてたおっちゃんが何やらヒット。聞こえてくる会話からスチールヘッドが釣れたようです。そのおっちゃん、15分後位に2匹目も釣っています。やっぱりスチールヘッドは明るくなってからが活性上がる様ですね。我々よりも朝早くから桟橋で釣りをしていたカップルにもヒット。どうやら魚の活性が上がってきたようです。

とは言いながら我々にはアタリはありませんが、納竿のタイムリミットである10時が刻々と近づいてきます。私は一足早くに納竿し、自分のルアータックルを片付けていると弟が「兄やんの竿、あれアタってんちゃう?」と浮き仕掛けの異変に気付きます。すぐさま振り返ると、ラインがピンと張っていて今にもロッドごと湖に引きづりこまれそうになっています。慌ててロッドを手に取りフッキングを入れると来ました!!まさか浮き仕掛けにヒットするとは思ってもおらず、またレバーブレーキリールという事もあって弟にロッドを手渡すのをすっかり忘れてそのままファイト(笑)弟が掬ってくれて見事ランディング成功です!!上がってきたのは78㎝、8.3LBとデカいアトランティックサーモンでした!!

せっかくなので弟はサーモンを持って記念撮影です!

この時点で9時半過ぎ。あともう少し時間がありますが私は釣り上げた2匹のサーモンを処理しつつ浮き仕掛けの片付けをします。その間に弟はなんとか自分で1匹釣りたいと頑張ってスプーンをぶん投げます。一度アタリがあってフッキング→ファイト開始しましたが、すぐにフックアウトしてしまったようで痛恨のバラシ。それもあってタイムリミットの10時を少し回っても頑張って釣ってましたが、残念ながら時間が来たので納竿。今回は正直釣れるとは思ってなく、兄弟でのんびり釣りを楽しめたらいいや、程度の感じでの釣行でしたが、オスのアトランティックサーモンが2匹と最高の釣行となりました!

その後道中にあるアンティークショップに立ち寄ってファイヤーキングのマグを数個お買い上げ。帰宅後、大きなサーモンの3枚下しに興味津々なガールフレンド(笑)この日の夕方はピストンズの試合観戦に行く&翌日もう帰国なので自分で釣ったサーモンを料理してあげる事はできませんでしたが。

と、今回は弟にミシガンのサーモン釣りを満喫してもらい、しかもファイトも味わってもらえた釣行でした。1匹目は私が掛けて弟がファイト。2匹目は弟がアタリに気づいて私がファイト。という事で、足して2で割ると1匹づつ釣ったという事にしておきました(笑)ベルギーではサーモン釣りなんて体験できないと思うので良い思い出になったと思います。弟達が住んでるブリュッセルには海がありませんが北西に行けば海があるので、もし次回弟達を訪ねることがあればぜひベルギーの海で釣りをしたいですね(笑)

それではまた。

MINIC