【Salmon釣り】開幕!ミシガン湖のサマースチールヘッド!!

こんにちは、MINICです。

さぁ、やってきました、ミシガン湖のサマースチールヘッドが。先週からDNRのレポートを見たりYouTubeやSNSで釣果情報を漁ったりしていましたが、ようやく南からバンバン釣れ始めたようです。釣り友さんも先週ようやく今シーズン初の1本を獲ったということで、その釣り友さんと近所の釣り友さんの3人で昨日ミシガン湖まで行ってきました!サーモン釣りを始めてまだ季節が一巡していないので、初めてのサマースチールヘッド釣りです。ちなみにサマースチールヘッドとはスカマニアトラウトという名称(種類)らしいです。

今回の釣り場はミシガン湖のPierでも比較的南にある場所。行ったことないのPierですが、YouTubeやSNSでは釣れている情報をゲットしていたのでいつか行ってみたかったポイントです。ちなみに釣り友の少ないわたくし、サーモンが釣れる・釣れてる場所がどこかなんてあまり知りません。なのでいつもYouTubeやSNSで情報収集していますが、YouTubeやSNSでは基本的に釣り場の名前は公開されていません。なので、いつも釣れてる動画や写真の背景からGoogle Mapのストリートビューを駆使して血眼になって場所特定をしておりますwww

でもこのポイント、駐車場の開門は朝5時とのこと。朝5時の開門まで待っていると良い釣り場所を確保できないそうです(こういう情報は自分では入手できないので、釣り友さんには感謝です)。そりゃ車で来る必要のない地元の釣り師には勝てないですからね(汗)でも流石に前泊は厳しい。。。じゃあどうするか?5時開門の駐車場の近くに24時間OKの有料コインパーキングがあるので、そこに停めて歩く、とのプランです。釣行は私のわがままを聞いてもらって日曜日(土曜日は補習校があるので)。釣り友さんの経験から、1時に現地着でも地元釣り師がすでに居たりするそうなので、目標1時着にします。ミシガン湖までは約3時間かかるので逆算すると10時には自宅を出発となります。今回は近所の釣り友さん(以下Tさん)が車を出してくれて1台での釣行。土曜の夜9時過ぎに我が家に迎えに来てもらい、10時には今回色々教えてくれる釣り友さん(以下TKさん)宅を出発。途中トイレ休憩等を挟みましたが予定通り1時頃に駐車場に到着しましたが、こんな時間にも関わらず駐車場にはすでに数台の車が。。。みんな凄い気持ちの入りようですね(汗)

荷物の準備してPierへ向かいます。大体10~15分位歩くのに加えて、今回の釣りは色々道具が必要なのでカートやコロコロ付クーラーボックスが必須です。竿は1人3本まで出せるので竿を立てておく竿受けが3個必要。待ちの釣りになるので折り畳み椅子等も持参します。ちなみに竿受けは自作です。ホームセンターに打ってる塩ビパイプと鉄筋をテープで巻くだけ。一応鉄筋は錆びたりするので車用の補修スプレーで塗装済み(パシフィカのボディカラー)。鉄筋をPierに開いてる穴にぶっさして固定します。

【タックルメモ】

・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M / Shimano 18 DIALUNA S86ML / Daiwa ACCULITE 962MFS

・リール:Shimano 21 Ultegra C3000 / Shimano 20 Twin Power 4000MHG / Daiwa TRISO SHOX 2000LBD

・ライン:DUEL Hardcore X4 PE1.5号 / Simano Tanatoru 4 PE1.5号 / BLOOD RUN Float Monofilament 10lb Orange

・リーダー:Yo-Zuri Topknot 3.0号(12lb)

・針:Gamakatsu Octopus Size-No.2

・餌:冷凍ボイルエビ(31-40/LB 26/30/LB)

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :57℉(約14℃)

・水温 :60℉前後(実測ではなく予報での値)もしかした実測値はもう少し低いかも

・風  :南東風 約6mph

・水質 :若干の濁りあり

早く着いたおかげもあって実績のある先端を陣取る事ができました!釣り場に到着したらすぐに仕掛けをセットし、Pier先端からミシガン湖に投げ込みます。仕掛けはこんな感じ。いつものように適当にExcelで作成。浮き止め無しの中通し浮きを使うことで、浮きが投げたポイントの水面に顔を出します。浮きの上にサルカン付きのリーダーハリスがあるので、餌のついた針の棚はつねに水面からハリスの長さ分(今回の場合だと1.5ヒロ)の層を狙えるという画期的(?)な仕掛けです。その名もミシガン・シティ・リグ(通称MCリグ)、だそうです。餌はスーパーで売ってるボイルエビです。

ただ、今回初めてこの仕掛けを使ってみて色々改良の余地があると実感。例えば、ピラミッドシンカーが底の何かに引っかかって根掛かりした際、どうしても外れない場合は引っ張って切る必要があります。そのままメインラインが切れてしまうと浮きとハリス両方がロストしてしまいます。(ハリスは最悪良いとしても、浮きはそんなにロストしたくない)また、ハリスがサルカンに繋がれてメインラインを滑るようになっていますが、風が強い時などは刺し餌のエビだけが手前に落ちて、浮きとシンカーが遠くまで飛んでしまいます。極力竿先を高く上げたり煽ったりしてサルカンを浮きに近づくようにしますがさすがに限界があります。そうなると、餌が落ちた手前に浮きが引っ張られてしまったうまくポイントにエビを流せません。この辺は今後釣行を重ねるうちに自分なりに何か改良できたらと思います。

基本は仕掛けを投げて放置。スチールヘッドのアタリを待つだけの釣りになります。アタリを待つ間スプーン等のルアー釣りをしてもいいですが、その場合は1本エビ仕掛けを上げないといけないのでエビにアタルがある確率が減ってしまいます。YouTube見てるとスプーンでも釣れてる動画がありますが、確率は低いので今回はおとなしく全てエビ仕掛けを投入です。1時半過ぎから開始して30分が過ぎた辺りでしょうか。Pier先端の沖で大きな魚がジャンプしたと同時に一番先端で仕掛けをセットしたTさんのロッドが大きくしなって鈴がリンリン鳴り響きます。アタリです!強烈なスチールヘッドの引きを制して足元まで寄せたものの、ランディングネットに入れる際に失敗したらしく涙のバラシ!バラしたのは非常に残念ですが、魚が居る、そしてバイトしてくることが分かりました。3人で合計9本の仕掛けがあるのでそのうち誰かにバイトがあることを信じてひたすら待ちます。

すると3時位に私のロッドの鈴が「チリンチリン」となると同時に竿先がクンクンっと入ります。お、これは来た!と思いロッド前に行って様子をみるとそのまま魚が乗ることなく終了。バイトには至らなかったと思いますが、アタリなのは確実だと思います。多分エビを咥えたけどすぐに離したのかな?同じような事が4時半前にもありましたが乗らず。この釣り、徹夜で釣りをしてると鈴の音が幻聴のように聞こえてきます(笑)うとうとしている時に誰かが仕掛けを回収している際の鈴の音が鳴ると飛び起きてしまいます(笑)アタリが無いか竿先に装着した鈴&ケミホタルの光をずーと見てると、そのうち竿先が曲がっているという幻覚を見ます(笑)

そんな幻覚・幻聴の中睡魔と闘いながら釣りをしている(基本椅子に座ってだべっているだけですが)とついに私のロッドにアタリが!!鈴が鳴り響くと同時に竿先が持っていかれます。放っておいたらロッドごと全部湖に持っていかれそうなパワーですが、少しだけ待ってからフッキングを入れます。するとずっしりとした重みに強烈な引きが!と思ったらテンションが抜けた感覚。もしやバラしたか?と思いながら少しリールを巻くとまたテンションが戻って魚の感触がします。スチールヘッドが沖から手前に向かって走っていました。テンションを極力緩めないないように早巻きすると再度強烈な引きがきます。再度沖に走られてドラグを出されるとジャンプ!大きい・・・いいサイズのスチールヘッドです!大分足元まで寄って来てあとはランディング、と思った所で再度強烈なパワーで走り出したと同時にスっとテンションが抜けてしまいます。はい、痛恨のバラシです。仕掛けを上げると、スイベルサルカンに繋いだリーダーの根本部分から切れてます。針の千元ではないのでスチールの歯で擦れて切れた訳ではないようです。恐らく根に擦ったか何かでリーダーに傷が入っていたんでしょう。バレたものは仕方なので気を取り直して仕掛けを作り直し再投入。他の2本のリーダーも傷が入ってないかチェックしておきます。

 

すると30分後位に今度は違うロッドにアタリが!同じく鈴が鳴り響くと同時にロッドが持っていかれる強烈なアタリです。これもしっかりフッキングを入れてファイト開始。このタックルはレバーブレーキリールなのでより慎重にやり取りします。リーダーはチェックしたので大丈夫なはず。でもバレないように油断せずに慎重に寄せます。ようやく足元まで寄せてきて、これも後はランディングするだけ、という段階(ランディングの為に待機もしてくれてる)に来て再度強烈な引き。握ってるレバーブレーキを解除しつつ走らせます。ここまでくるとあとは掬ってもらうだけや、とかバレるなよ~と色々と頭をよぎっているとまたまた強烈に持っていきます。少しレバーを緩めるタイミングが少し遅れてラインにテンションがかかったと同時にまたしても抜けてしまいました(涙)仕掛けを回収すると今度はメインラインが切られています。つまり浮きも錘もリーダー繋いだサルカンもありません。メインラインの切れた部分がササクレ状態になっていたので、これも根擦れによって切れたみたいです。確かにこの場所、私だけ何度も根掛かりしたので、根に何かあるんでしょうね。まさかの痛恨バラシ2連続です(大泣)

その後しばらくアタリの無い時間が続きます。この釣り、仕掛けは投入しっぱなしなのでいつアタリがあるか分かりません。なのでトイレに行くタイミングが悩ましい。トイレはPier根本の公園エリアにあるので往復で10分はかかる位置。トイレに行ってる間は釣り友さんに見てもらえますが、その間にアタリがあって自分で釣りあげれなかったらなんかちょっと悔しいので(笑)でもここのPier、根本にはビーチがあって釣り場もトイレも綺麗です。トイレも駐車場の開門と同じ5時にならないと開きませんが・・・。

とは言いながらも我慢はできないので小走りでトイレに行って帰ってくると今までバイトのなかったTKさんにアタリが!良いファイトの末良型のスチールヘッドがあがりました!大体65㎝位のメスです。リーダーのサイズを聞くと私と同じ12LB。という事は私のリーダーが細すぎるって訳ではありません。12lbでも十分上げれる太さです。なお、このスチールは6時45分位に釣れました。私の2回のアタリも日が昇って空が明るくなってきたタイミング(5時半過ぎと6時過ぎ)だったので、暗い時間帯より明るくなってからの方が釣れると聞きますが、間違ってはなさそうですね。

アタリはコンスタントにあるのでまだチャンスはあります。もう1度アタリがある事を信じて定期的にエビを交換して仕掛けを再投入したりします。すると7時半過ぎ、またしてもTKさんにアタリが!今度のスチールはジャンプしまくりです!!でも私のような新参者とは経験値が違うTKさん、慌てずしっかり寄せて無事にランディング!今度のは更にデカい!!80㎝超えのスチールヘッドです!

その後も粘りますが、8時を過ぎた辺りで風が強くなってきて流れも出てきました。そのせいかアタリがパッタリと止まって見えていたベイトの姿も何処へ。結局10時過ぎまで釣りをしましたが、その後のアタリは無く納竿。初めてのサマースチールヘッドの釣果は5バイト(鈴が鳴って竿先がクンクン持っていかれるも乗り切らなかったアタリっぽいものも含む)、2ヒット、0本という結果でした。

ありがたいことに2本スチールヘッドを釣り上げたTKさんより1本スチールヘッドを頂くことに。この時期のミシガン湖で釣れるスチールヘッドは遡上前なので脂も乗っていてとても美味しいとのこと。帰宅後、ほぼ徹夜で釣りして超絶眠いけど早速捌いていきます。65㎝ともなるとシンクに入らないので鱗引くのも大変です。日本から持ち帰った大き目のまな板からもはみ出してます。なによりオハイオで釣った同じ位のサイズの川のスチールヘッドよりもムチムチでパンパンの魚体です。

3枚におろすと綺麗なオレンジ色の身が。脂も乗っていて美味しそうです。とりあえず小分けにして冷凍庫へ。今回は刺身を試してみようと思います。

という事で今回はサマースチールヘッドを狙いに久々にミシガン湖を訪れたお話でした。いやー、惜しい!!今回はチャンスがあったにも関わらず獲れなかったので余計悔しいですね!しかも2回ともラインブレイクで。12LBでも十分な太さだと思いますが、次回も同じようにラインブレイクでバレるのは嫌なので16LB位のリーダーを買おうと思います。同時にレバーブレーキに巻いてるメインライン、ナイロンの10LBだったので、これももう少し太いナイロンライン、もしくは手持ちのPEライン1.5号に巻き替えようと思います。

そしてこの釣りは基本待ちの釣り、ロッドは1人3本まで、足場のいいピアでの釣り、という条件なので夏休みに入った長男を連れて一緒に釣りを楽しもうと計画しています。長男と2人だと合計6本の仕掛けが出せます。そうするとスチールヘッドを獲れる確率アップ!なはずです(笑)5本をエビ仕掛けで出して、残る1本はアタリがあるまでのんびりと長男とルアーフィッシングを楽しもうと思います。この機に長男に投げ方教えて自分でキャストできるように仕込もうかな。予定している釣り場は今回行った場所よりもう少し北に位置する(家からも少し近い)ピア。まだ1度も行ったことないので今週は1人で釣り場調査という名の釣りを楽しんで、再来週辺りに有給取って長男と行こうかな。

 

それではまた!

MINIC