【Salmon釣り】レイクトラウトの釣り納め!のはずが・・・

こんにちは、MINICです。

2月も今週でお終いですが、レイクトラウトのシーズンもそろそろ終盤(だと思う)。水温がまだ低いのでまだ3月半ば位まではPier周辺をウロチョロしているとは思いますが、自分の中でレイクトラウトを狙う釣行は2月末までと決めています。3月はスチールヘッドに捧げたいので(笑)

そうなるとレイクトラウトを求めて今シーズン最後の釣行に行きたい・・・・。この冬は暖冬なのか雪も少なくて比較的暖かいミシガンですが、レイクトラウトのポイントであるヒューロン湖のPierは基本凍り付いてます。暖冬と言えど、Pier周辺の表層水温が32℉前後で気温が氷点下を下回る日が続くと、どうしても表層が凍結してしまうようです。凍結してしまうとキャスティングによるルアーフィッシングはできないので、中々釣行計画が立てれません。まぁ自然相手なので仕方ないと割り切り、天気予報と釣り場のWeb Cameraを睨めっこが日課に(笑)

ここのWeb Camは、故障で表示されない事が多々あるけど、リアルタイムの画像が見れるので便利。写真は本日の昼間。風速30mph近くと大荒れですね。

そしてついに先週後半から気温が上がり始めたのでPier周辺の氷も融け始めました。Pier根本付近から融け始めたようで、土曜はPier半分までならオープン状態に。となるとこの土日が最後のチャンスになりますが、いかんせん土曜は補習校、日曜は家族サービスとフル稼働。残念ながら今シーズンは諦めるかー、と思っていると、2月末までに取得しないと消滅してしまう有給が4時間(半日分)残ってた事に月曜気付く!!消滅は勿体ないので、今週の天気予報と相談した結果、昨日突撃してきました~(爆)

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :50℉(約10℃)

・水温 :32.0℉(表層温度を計測)

・風  :南 約13mph

・水質 :若干の濁りあり

午前半休なので当たり前ですが午後からお仕事です。なので現地を10時過ぎには出発して12時過ぎには帰宅する必要があります。日の出も大分早くなったので、7時前から10時前の3時間勝負!氷が融けて水温も安定しているのでコンディションはバッチリと思い込んで気合を入れ過ぎたのか、6時半前に到着(笑)が、流石に早すぎたのか誰も居ません。もしかしたら釣れてないのか・・・(釣れていたら地元のおっちゃん達がいるはず)。暗いうちは釣れるイメージないので、軽い朝食を取って車で待機し、明るくなり始めた7時前に準備開始。それでもまだ誰1人として来ませんが、せっかく来たのでだーれも居ないPierに向かいます。「Pierと言えば先端」と真っ先に思い浮かびますが、今回チョイスしたポイントはPier中腹辺りの階段状になってる場所。ココは実績が高い(個人的な情報収集の結果です)&足場が良いので釣りもランディングもしやすいのでここをチョイス。最盛期と違って長ーいPierには誰も居ないのでポイントは選びたい放題ですね。

準備をして早速前回2匹釣ったKO Wobbler 2/5ozのブルーシルバーを9.6ftロッド×21アルテグラのタックルで投げますが、3投目で根掛かりしてしまい無念のロスト(涙)リーダーから切れたのでこのタックルはたった3投でお役御免に。という事でいつものタックルで挑みます。

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Berkley Trilene Monofilament 14LB

・ルアー:ACME Little Creo 2/5oz グリーンーシルバー

お気に入りのKO Wobblerが無くなってしまったので、鉄板のLittle Creo ブルーシルバーをセット。が、これも5投目位で根掛かりしてしまい、先ほどと同様リーダーから切れてしまいます。根掛かりしたのは同じ方向(向かって右・下流側)に投げた同じポイント。恐らくルアーが通る場所に引っ掛かりやすい沈み岩があるんでしょうね。この方向へのキャストは避けた方がよさそうです。

風が強い中PEラインとリーダーをFGノットで結束します。実釣時間が少ないのに根掛かり&FGノットのせいで大幅に時間をロスしてしまいます。スプーンは同じくACME Little Creo 2/5ozのグリーンーシルバーをチョイス。気を取り直して1投目。真正面に30m程投げて底を取りリトリーブ開始。そして6回程巻いた所でコツンと小さなアタリが!間髪入れずフッキングを入れると乗りました!!

が、前回のブリブリレイクちゃんに比べて重みがありません。レイクトラウト特有の重厚な引きとは違ってなんか軽い・・・その代わりに引く力があるような気が・・・。小ぶりなレイクトラウトかな?と思いながらバラさぬように追い合わせを入れつつ慎重に寄せてきます。

比較的早く浮いてきて近くに寄ってきた魚体を見ると・・・んん??なんかシルバーに紫がかってるぞ??これってもしかして・・・・・

そう、まさかのスチールヘッドが釣れました!!

しかもなかなか立派なサイズで70㎝、8.6LB。この顔つきは間違いなくメスですが、果たしてイクラは入っているのか・・・(たぶんイクラは無いってないと予想)

そしてよく見るとネットに何やら見たことない細長い魚がもう1匹ウネウネ動いてる。

あとで調べるとどうやらコイツはSea Lamprey:ウミヤツメウナギという寄生虫だそうです。別名A Great Lakes Invader(五大湖の侵略者)と呼ばれており、五大湖の生態系を狂わす悪いヤツらしいです。

この時はとりあえず気持ち悪いヤツだったのですぐにヒューロン湖に帰って頂きましたが、今思うとヒューロン湖にリリースするんじゃなかったですね。ヒットシーンをよく見返すと、ネットに入れる直前のスチールヘッドの胸ビレの辺りに細長いものがついています。恐らくこのSea Lampreyに嚙みつかれて寄生されていたようですね。

この時点でまだ8時前。早い時間に1匹釣れたのでお得意のボウズは免れましたが、本日の本命であるレイクトラウトが釣りたい!残り時間はまだ2時間弱あるので頑張ってスプーンを投げ続けます。スプーンの色をオレンジシルバーや他の色に変えたり、サイズを3/4ozと大きいモノに変えたりと色々試しましたが、この後はアタリも無くタイムアップとなりました。

12時過ぎに帰宅した後はしっかり日常ルーティンを回しつつ急遽入った会議にも参加したりとしっかり仕事を消化。全てがひと段落した後、釣ってきたスチールヘッドを捌きます。お腹を開けると予想通りイクラはありません。が、その代わりにすんごい脂!前回釣ったブリブリのレイクちゃん同様に脂が乗りまくってます!見てください、この綺麗な濃いオレンジ色の身を!夏にミシガン湖で釣ったサマースチールヘッド(スカマニアトラウト)と同じような色です。もしかしてコイツもスカマニアなのか??でも脂の乗り具合はコイツの方が凄い。身の表面がテカテカしてるのは全部脂です。メチャクチャ脂乗ってるのが分かりますね。

ちなみに下の写真はオハイオで釣ったスチールヘッド。これはこれで脂乗ってましたが、身の色はピンク色で全然違いますね。

メチャクチャ美味しそうな身だと思いませんか??腹側はまるで大トロ。これぞトロサーモンですな。これはいつも通り1週間程冷凍したのちに刺身で頂こうと思います。

と、今回は美味しいレイクトラウトのストックを求めて今シーズン最後のレイクトラウト釣行でしたが、本命は釣れずにフィッシュ。その代わり、このポイントでは初めて見るスチールヘッドが釣れたので結果オーライかな。レイクトラウト、11月頃からミシガン湖の河口域でも釣れるようなので、今年はそっちにチャレンジしてみたいですね!

 

それではまた。

MINIC