【Salmon釣り】なんとか1匹ゲット!・・・のはずがまさかのオートリリース(涙)

こんにちは、MINICです。

3月に入って暖かくなってきたミシガン。もう春はすぐそこですな。最高気温が20℃を超える日も出てきて一気に夏が来たような日もありましたが、今週はまたしてもマイナスに逆戻り・・・まぁこれがミシガン、通常運行です。そんなポカポカ陽気の先日、気温も水温も上がって活性が高くなっていること間違いなしのスチールヘッドを狙いにまたしてもオハイオまで行ってきました!サマータイムが始まったせいで日の入りは1時間遅くなったけど、その分日の出も1時間遅くなって7時半過ぎ。これなら7時に釣り場に着いてもまだ暗いし、だれもまだ来てないでしょ!という謎の余裕から4時過ぎに自宅を出発。が、この余裕がアカンかった・・・。最初に入りたかったパイプ下のポイント、到着したらすでに先客が!という事で、計画変更で今シーズン相性の良い岩場エリアに。

【状況メモ】

・天気 :曇り→小雨→晴れ

・気温 :50℉(約10℃)

・水温 :47.3℉(表層温度を計測)

・風  :南東 約6mph

・水位 :約5.82ft

・水量 :約181 ft3/s

・濁度 :15.07 NTU (若干濁りあり)

今回からこの釣り場に対して状況メモに新たなパラメータを追加。目測水質からの置き換えで濁度。これは英語でTurbidityといい、この釣り場付近に濁度計が設置されていてリアルタイムで情報更新してくれています。どうやら、スチールヘッドを釣るには20[NTU]以下が良いようです。この日は15[NTU]と数値的には良い感じで若干の濁りが入っていました。

ちなみに前回は5.72[NTU]とさらに数値が小さく、水質は結構クリアでしたね。

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Berkley Trilene Monofilament 14LB

・ハリス:Yo-Zuri Topknot 3.0号(12lb)

・仕掛け:Crappie Tubes White 2" / Jighead 1/16 oz

今回から根掛かり時の仕掛けロスト対策で、リーダーに極小サルカンをつけ、その先に細目のハリスをつけ、その先にジグヘッドを付けます。ウキはリーダー側なので、ハリスの長さは50㎝前後と短め。こうすれば、もし根掛かりでどうしても外れなかった場合でも、ロストするのは短いハリスとジグヘッドのみとなります。つまりウキはロストしない!まぁ、ウキ釣りするなら当たり前のセッティングですが、メインラインにPEを使っている、かつ最近サルカンを切らしていたのでリーダーにウキ、ジグヘッドを直結していたのであります。おかげでかなりの数のウキをロストしてしまい、その結果詐欺未遂に遭いましたわ・・・。

空が暗いうちに準備を整えてしばし朝ごはんタイム。ここも先客がいましたが、ウェーディングして対岸から釣りをしています。ここは川の中腹から手前(私の立ち位置)にかけて水深があり、ちょうど中腹辺り倒木が沈んで(水面直下)います。対岸の釣り人はこの倒木に沿って仕掛けを流しています。方や私はその倒木の手前側や、自分の足元付近を流します。明るくなり始めた8時前から釣りを始めますが、お互いアタリはありません。タナを色々変えたり、流すルートを変えたり、仕掛けをクラッピーチューブやマラブージグに変えたりを色々試します。

そんな事をしながら1時間程経った時です。川の上流に投げた仕掛けが大分手前まで流れてきて、そろそろ回収しようかと思いながら少し目線をウキから切った瞬間、ウキがスー―と沈みます。因みにこの時、GoProの録画スタートを押してなかったようで貴重なバイトシーンが撮れてなかった(涙)代わりに後ろからiPhoneで撮ってた動画から切り取った写真です。

ほぼ足元の出来事で、ここの足元には岩が沈んでいるので岩にクラッピーチューブが引っ掛かったんか?でも今日はここで根掛かりしてへんぞ?と半信半疑でアワセを入れます。「疑わしきはアワセ」がモットーなので(笑)するとロッドが弧を描くと同時に魚が浮いてきてジャンプ!

目視ではサイズは小ぶり。50cm位ですが、銀ピカのスチールヘッドです!半信半疑のアワセだったのでフッキングが甘いかも、と思いつつも、足元でのヒットという事で早々に勝負は決まります。既に魚が浮いて水面でバシャバシャしているのですぐにネットを手に取り掬いに行きます。

そして無事にネットに入って安心したと同時に口から針が外れて仕掛けが自分目掛けて飛んでいきます。やはりフッキングが甘かったようです。自分に向かって飛んでくる仕掛けに気を取られたため、ほぼ水面から上げていたネットが半分水に入ってしまいます。針が外れてフリーのスチールヘッドはその隙に反撃の昇竜拳!!昇り竜のようにネットを掛け上がってジャンプ!!慌ててネットを差し出しましたが時すでに遅し・・・まさかのオートリリースとなってしまいました(涙)

逃げてしまったものはしょうがない、魚は居るという事が分かったので気を取り直して再度ヒットした時と同じラインや、過去にヒットした色んなポイントに仕掛けを流します。が、この後は全くアタリが無い・・・。ウェーディングしながら下流方面からやって来た2人組のうち1人が、下写真の赤丸の流れに仕掛けを流すと、5分もしないうちにヒットしてます。

その後も30分しないうちに2人で5匹ほど釣って、颯爽と上流方面に移動されていました。うーん、そこに魚がおるっちゅうことはすぐ手前のエリアにもおるはずやで・・・と思いながら、この日は移動せずにここで昼過ぎまで粘りましたが、この後アタリが出る事なく納竿となりました。

と、今回は貴重な1バイトをモノにしてランディングしたのはいいけど、気を抜いたためにオートリリースという失態を犯してしまった釣行記でした。持ち帰れなかったのは悔しいけど、一応一度は魚体全部がネットに入ったので、自分の中では1匹「釣った」という事にしておきました(笑)魚体の色からメスだったと思うので、オートリリースの後に元気なイクラを産み落としてまた来年帰って来てくれるでしょう。

そしてこの釣行が今シーズン(シーズン=4月~3月)最後のオハイオ遠征だと思っていましたが、今週また気温がマイナスに逆戻り。そして雨や雪もなさそうなので水位・水質は安定してスプリングランも継続中、な感じがするので、今週末にホントに最後の遠征を計画中(笑)4月5月はサーモン釣りは小休止になりますからね。とは言いながらも4月末はウォールアイ、5月初旬はホワイトバス、5月末~6月頭はヒューロン湖でのアトランティックサーモン、6月半ば~7月頭はサマースチールヘッドと休む間も無く釣行計画がミッチリですが(笑)

それではまた。

MINIC