【Salmon釣り】2024年釣行第2弾。低水位状況のスチールヘッドを攻略する!!

こんにちは、MINICです。

日曜日にレイクトラウト釣りに行ったばっかりですが、昨日、今年第2弾釣行としてスチールヘッドを求めてオハイオまで釣りに行ってきました!!1月釣りに一度も行けなかった分ストレスが溜まっていてガマンできなくて・・・・・という事ではありませんよ。クリスマス休暇中に20時間程働いたので代休を2日もらえることに。仕事状況や同僚の代休スケジュールと調整した結果、今週の水・木のどちらかと来週後半のどこかで代休をもらう事になったのです。いきなり休めることになったので、この貴重な休みを自分の時間に使わせてもらうことに。妻に感謝です。

という事で天気と釣り場情報、そして家族スケジュールから水曜に代休をもらっての釣行です。オハイオ州の釣りライセンスが1月末で切れていたので忘れずに購入します。オハイオは購入日から1年間の期限なので助かりますね。ド平日・かつ日の出も8時前なので少しゆっくりめの4時過ぎに自宅を出発。ゆっくり走って7時頃に釣り場の第1ポイントに到着です。この日の第1ポイントは昨年末に良い釣果を得られた岩場ポイントをチョイス。ここなら過去の釣果からどの辺りに魚がいるか予測できます。さすがに平日の半ばなのでだーれも居ないのでゆっくり・のんびり釣りができます。

【状況メモ】

・天気 :晴れ

・気温 :45℉(約8℃)

・水温 :32..7℉(表層温度を計測)

・風  :北東 約3mph

・水質 :クリア

・水位 :約5.7ft

・水量 :約135 ft3/s

氷・雪解け水による水量・水質が大分落ち着いたようですが、雨もなかったので水位がかなり低くなっていました。

【タックルメモ①】

・ロッド:Daiwa Seabass Hunter X 9.6M 

・リール:Shimano 21 Ultegra C3000

・ライン:DUEL Hardcore X4 PE1.5号

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・仕掛け:クラッピーチューブとスポーンサックの2段仕掛け

時刻は7時半前後。まだ辺りは薄暗いのでクラッピーチューブとスポーンサックを直列にセットした仕掛け(クラッピーチューブとスポーンサック間は約50㎝に設定)を試します。個人的にはスポーンサックがメインなので、アクションは加えずにただただ流すだけ。そして魚が居ればクラッピーチューブよりスポーンサックの方が喰いが良いという個人的な直感で。過去の釣行でヒットした流れに仕掛けを流そうとするも、水位がかなり低くなっているため、流れ方が変わっていて思っていた流れがありません。そして水質もクリアなので結構底が見えたりしてます。浅瀬に魚影は見えないので、ある程度水深のあるエリアに居ると予測して水深がありそうな本流に仕掛けを流します。1時間程色んなライン、棚で仕掛けをながしますが、期待とは裏腹にアタリは皆無。魚が居ないと判断して早々にポイントチェンジです。

第2ポイントは昨シーズン(去年の今頃)に釣果を上げた堰。さすがに8時半を回っているので先客が2人いるので良い立ち位置を確保できず。様子を見るとここの1級ポイントに立ってるおじいちゃんが1匹釣ったようで背後に魚が転がっています。という事は魚は居るという事ですね。ここではクラッピーチューブ仕掛けにチェンジです(第1ポイントでのラスト1投で沈み木に引っ掛かって仕掛けをロストしたので)

【タックルメモ②】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Seaguar Red Label 100% Fluorocarbon 15LB

・ウキ下 :1m位

ここでもアタリはありません。中々渋い状況ですね。そんな中、隣で釣りをしていたおじいちゃんがクラッピーチューブと思われる仕掛けからライブミノー(生餌)仕掛けに変更。すると10分後位にヒットです。70㎝前後の良型スチールヘッドを釣り上げます。おじいちゃんが魚の処理をしている間に、ヒットしたであろうエリアに仕掛けを投入しますが、やはりアタリはありません。生餌には勝てないですね(汗)

という事でまたまた移動です。第3ポイントは少し上流に行ったところにある小さな堰。ここにも先客がいて堰では釣りができないので、ワンドになっていて魚が滞留してるであろうポイントに仕掛けを流すも、やはり水位が低くいせいか根掛かりが多くて釣りになりません。30分程で見切りをつけ、再度第1ポイントに戻ります。

同じ第1ポイントですが、朝一は足場の悪い岩場エリアでしたが、今度は20m程下流側にある階段エリア。でもやっぱり水位が低いせいか、底の岩場が完全に見えていて魚の姿は見えません。一通り流してアタリがない、釣れる気もしないので移動です。この時点で12時。遅くても2時には現地を出ないといけないので、「ボウズ」の3文字が頭をよぎります・・・。

そんな状況で選んだ最終ポイントは初めてのポイントをチョイス。午前中の状況から少し水深のあるポイントが良いと判断したので、釣り友さんから教えてもらったポイントに向かいます。ここも人気ポイントらしいので、既に先客がいたらもう1つのポイントへ向かう覚悟でしたが、ラッキーなことに誰も居ない。正確には対岸に1人いましたが(どうやって対岸にいったんやろ・・・)

ここは立ち位置の前の川の中央部分(赤線)が深くなっているようで、かつ川の本流となっています。この流れに仕掛けを流すのをベースに、左奥にある流れが淀んでいるポイント(青線)にも遠投をかまして仕掛けを流します。先客である対岸のにいちゃんの仕掛けに絡まないように黙々と仕掛けを流します。

そして移動して30分余りが経った12時半頃です。奥の淀みに投げて仕掛けを流し、本流の流れと合流する辺り(緑×)でウキが沈み込みます。

ここにあるウキが・・・

沈みました!

結構距離のあるポイント、かつラインが本流に流されて弛んだ状態(特にフロロリーダーが沈むので)だったのでフッキングが若干甘かったですが、ガツンとした手応えにスチールヘッドと確信、すぐさま追い合わせを入れます。するとロッドが弧を描くと同時に魚のスタートダッシュ!貴重な1匹をバラすまいと慎重にやり取りをします。

遠くでのヒットだったこともあって久しぶりのスチールヘッドの引きを存分に味わいます(笑)

そして無事にネットイン!

サイズは55㎝、5LBとラッキー7ならぬラッキー5なスチールヘッドですが、この顔つきはメス!そしてお腹もプックリしているのでイクラちゃん間違いなしですね!!

このあと10分後位に対岸のにいちゃんにもヒット。足元で魚が跳ねたと思ったらその直後に食ったようです。その兄ちゃんはリリースしていたし、立て続けのヒットからまだまだ魚はいそうな感じなので2匹目を目指して残り1時間頑張りましたが、結局この1匹のみで納竿。でも貴重な1バイトで獲れた貴重な1匹ですね!

帰宅後、お腹をあけると・・・予想通りたっぷりのイクラちゃんが詰まってます。

ササっと3枚おろしにしたのち、筋子処理してイクラの醬油漬け。ビューティフルな醬油漬けの完成です。

と、レイクトラウトの顔を見てから3日しか経っていませんが、オハイオまで遠征に行って渋い状況の中スチールヘッドの顔が見れました!!過去の経験から水位が高くて水量が多いのも釣りになりませんが、今回のように水位が低いのも大敵だと感じました。 そんな低水位条件を攻略できた釣行でしたが、前回・今回の釣行から攻めるべきポイント(スチールヘッドの付いていそうなポイント)が少し分かった気がします。それは・・・「シーム(Seam)」。シームとは2つの異なる速度の流れが合流する境界線です。スチールヘッドはこのシームの緩やかな流れの方を好むようです。思い返してみると、今シーズンの釣行で釣ったスチールヘッドは全てこのシームエリアに差し掛かったタイミングでバイトしてきた・・・ような気がします。少なくとも今回はシームに差し掛かったポイントでウキが沈み込みました。という事で、更なる良い釣果を得るために次回からは特にこの「シーム」エリアを意識して仕掛けを流したいと思います!

 

それではまた。

MINIC