【アメリカで家を買う】その6 ー オファー提出!セラーの目に止まるかが勝負所!ー

こんにちは、MINICです。

家を買うシリーズ第6弾。さて、内覧も終わってこの物件を勝ち取るために真剣にオファーを入れます。このオファーですが、単に価格だけが条件ではありません。売主さんが「この条件なら売っていい」と思われるような条件を提示することが重要になります。どんな項目があるかというと・・・

1.プライス(=家の購入価格)

2.手付金

3.Appraisal Guarantee

4.クロージングの日

5.クロージングから売主の引越日までの家賃

我が家の場合こんな所だったかな?(大分日が経ってしまったので若干忘れてしまったw)記憶に残ってる範囲でそれぞれ簡単に説明すると、

1.プライス:これはその名の通りその家を買うための価格。例えば、売主さんが40万ドルで提示したとすると、そのまま40万ドルでオファーを出しても良いし、オファーを勝ち取るために金額を上乗せして45万ドルにしても良い。逆に38万ドルと少なく提示してもOK。その時の状況、つまり売り手市場なのか、買い手市場で変わってくると思います。また、買主がオファーが通っても通らなくても後悔しない金額にします。我が家も少ーしだけ上乗せしてオファーを出しました。

2.手付金:最初に支払うお金。のちに購入価格に含まれる。例えば5万ドルを頭金にする場合、まずは1万ドルを先に支払いますよ、という金額。売主もすぐにこのお金が手に入るのでここが多いと嬉しいはず(家を売るという事は次住む家が必要なのですぐにお金が入って来た方が良い条件ですよね)

3.Appraisal Guarantee:これは家の評価額が購入プライスより低かった場合に保証する金額、だったと思います。例えば40万ドルでオファーが通った場合でも後の工程で専門家に家の評価査定をしてもらう必要があります。その時にその家の評価額(=価値)が購入プライスである40万ドルよりも1万ドル低い39万ドルだった場合、その差額である1万ドルを買主が補填する必要はあります。その保証額をいくらにするか?という内容だったと思います。

4.クロージング日:これは家の権利が譲渡される日。すなわち買い手は家の鍵をもらえる日です。売主側からすると、家を売って引っ越すまでのスケジュールに依存するので、ある程度の希望があるはず。買い手も今住んでる家を出ていく日程、あとはローンの支払い開始日が関係してきます。その辺りをうまく調整してもらってクロージング日を決めました。

5.クロージングから売主の引越日までの家賃:我が家の場合、クロージングは7月頭でしたが、売主側は引越は7月末か8月頭になるとのことなので、7月中はまだ売った家に住む必要があります。クロージング日で家自体は私のものになっているので、クロージング日以降は私に対して家賃を支払う必要があります。が、オファーを魅力的なものにするため、クロージング日から30日間は無料で使っていいですよ(ただしダメージ入れたら修繕費は払ってね。31日目以降は1日100ドルね)、といった内容にしました。ここはお金を取ってもいいですし、我が家のように無料にしてもいいです。

アメリカの住宅売買は複数あるオファーの中から一番気に入ったオファーを選ぶといった感じで、謂わばオークションの様な感じです。なので、売主から見て如何に魅力的なオファーを出すかが勝負所になると思います。単純に1番の購入プライスが一番高いオファーが優位なのか、プライスはそこまで上乗せされてないけど5番が無料というオファーが優位なのか・・・これは売主次第なので運ですね(笑)でも我が家のエージェントさんが売主側のエージェントと連絡してある程度の情報を入手してくれたので良い条件のオファーが出せたと思っています。

そんな感じでオファーを出した翌日、ついにオファーが通りました!!これで長い(いや、短いか)家探しはおしまいです。この後は実際に家を買う為にローンやら住宅保険やらの色んな手続きに入ります。

 

それではまた

MINIC