【Salmon釣り】今シーズンのオハイオ遠征納め!そして待望のスチールヘッドをゲット!

こんにちは、MINICです。

ポカポカ陽気の春がやって来たと思ったら冬に逆戻りしたミシガン。先週1週間は連日マイナスに戻り、金曜なんてまさかの雪・雪・雪!!早朝未明から降り始めた雪はそのまま昼過ぎまで降り続け、見事に15~20㎝は雪が積もりましたね。朝から翌日の釣行の為にガソリン入れに行く予定が、ドライブウェイやサブ内の道路は見事に圧雪路。早々に夏タイヤに交換してしまったことを若干後悔(汗)

そんな金曜日から一足先にスプリングブレイクに入った子供達は積もった雪を見て大興奮。この機に朝から近所の公園に行ってそり遊びを堪能してきました(笑)私はもちろん自宅でお仕事ですが。

メインロードはしっかり除雪されているので、夕方ガソリンを入れて準備万端。釣り場のオハイオ含めて夜中にまた雪が降る予報ですが、道中はしっかり除雪されているはずなので大丈夫でしょう。釣行日は3/23土曜日。普段なら土曜日は補習校があるので釣りには行けませんが、補習校も春休みに入ったので問題無し!そしてこれが今シーズンの最後のオハイオ遠征です。泣いても笑っても、釣れても釣れなくても、次回はまた12月。という事で風や水位情報をしっかり確認した上で準備をして、どのポイントを回るかもしっかりシミュレーション(笑)まずは前回同様パイプ下に入り、状況を見て岩場エリアへ移動。釣れへんかったら少し上流の堰へ、そして最下流ポイントのマリーナエリアでウェーディングという計画に。先週、7時過ぎに到着したらすでに先客が居たので、今回はパイプ下に6時半過ぎには到着する感じで出発しました。が、釣り場に繋がる未舗装道路にうっすら積もった雪にはタイヤの跡が・・・駐車スペースに着くと思った通り既に1台の車が・・・遅かったようですね(涙)という事で、前回同様すぐさま岩場エリアに移動です。

【状況メモ】

・天気 :曇り時々晴れ

・気温 :32℉(約0℃)

・水温 :33.4℉(表層温度を計測)

・風  :北 約15mph

・水位 :約5.82ft → 6.06ft

・水量 :約181 ft3/s → 285ft3/s

・濁度 :約10 NTU (クリア)

到着時はマイナス2℃、午前中も0℃付近と寒い1日です。プラス風も強くて体感的にはもっと寒い。一応、ここは風裏なので釣りには風の影響はほぼ無し。水位・水量ともに前回と同じ感じでしたが、徐々に水位が上がると同時に水の勢いも出てきて流れが刻一刻と変化していた状況です。水質はクリア。すこーし濁ってるかな?位の状況。

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Berkley Trilene Monofilament 14LB

・ハリス:Yo-Zuri Topknot 3.0号(12lb)

・仕掛け:Crappie Tubes White/Yellow 2" + Jighead 1/16 oz & Marabu Jig 1/16oz White&Black

朝イチは1時間程もう1本のタックルでスポーンサックを流しますが無反応。なのでマラブージグをセットしたいつものタックルに持ち替えます。マラブージグは近所のバスプロショップで置いてあったVMCのMARABOU JIG。色はホワイト、ブラウン、ブラックが売られていますが、ブラウンは売り切れだったので1/16ozのブラックとホワイトを購入。この日の最初はとりあえず実績のあるホワイトをチョイス。ウキ下は100㎝位。

そして時刻は9時を回った所で待望のアタリが!!流したラインはこんな感じ。赤丸辺りにキャストして川の流れに任せ仕掛けを流し、ウキがシームと思われるライン(X印)に差し掛かった辺りでウキが沈みます。

ウキがスっと入ったのですかさずフッキングを入れます。ガツンとした感触と共に力強い引きが手元に伝わります。追い合わせを入れてファイト開始!ヒットした辺りで水面まで浮いた魚体は銀ピカ、しかもデカい!!

このポイント、右側(上流)から正面にかけて倒木が沈んでいるのであまりラインを出されると木に絡まってロストする可能性が高い、というものあってドラグは若干キツめに設定していました。が、引きがメチャクチャ強い!その強めのドラグ設定でもそれなりに出されますが、このままだとラインブレイクすると思いドラグを緩めにするためにつまみに手をかけたものの、「あれ?緩めるのどっちに回すんやっけ?」と一瞬手が止まります。(最近左巻きに矯正したので、左手でドラグを回すことに慣れていない)その瞬間、強烈な引きでロッドを絞り込まれ、ドラグが出る直前で外れて仕掛けが自分めがけて飛んできました・・・。やってしまったよ、せっかくの貴重なバイト、しかも大きなスチールヘッドをまたしてもバラしてしまったヨ・・・。針外れかと思いきや、マラブージグからありません。危惧していたラインブレイクです・・・12LBのフロロを切られるなんて・・・いつもの15LBリーダーにしとけばよかった・・・と色々後悔が噴出してきます。

バレてしまいましたが、魚が居る事が分かりました。年末の釣行時同様、バラした魚が同じポイントに戻っていることを期待して再開です。ホワイトのマラブージグに反応があったので、ホワイトのクラッピーチューブをセットします。が、期待と裏腹にアタリが続きません。10時半頃に移動しようか、とも思いましたが、土曜のこの時間に移動しても恐らく良いポイントには入れないと思い、それなら魚の反応があったここで粘る事に。クラッピーチューブの色を変えたり、再度スポーンサックを流したりを色々試しますが、魚からの反応はありません。時間が過ぎる中で釣り場の状況が変化してきます。水位が少しづつ上がってきて水量(勢い)も出てきます。でも水質は目視レベルでは変化は無くクリア。ここで再度マラブージグのブラックに変更です。ウキ下も少し深くして120㎝位に変更。朝アタリがあった時と同じようなラインを流します。水位・水量が変化しているので全く同じラインではありませんが、ウキが異なるスピードの流れがぶつかるエリアに入った瞬間、少しだけウキが水面下に入ります。

川の流れによるウキ沈みなのか半信半疑でしたが、合わせない事には乗らないのでフッキングを入れます。すると乗りました!!バラさへんで!と気合を入れて追い合わせ!ドラグも緩めに設定し直したのでこれで切られへんで!!とファイトを開始した5秒後、今度はフッとテンションが抜けてしまいました。

やってしまったヨ・・・またバレちゃった・・・なんでやねん・・・。今度は単なる針外れ。喰いが浅かったのか、合わせが早すぎたのか、フッキングが甘かったのか・・・。2回もバラした事はメチャクチャ悔しいですが、やっぱりここには魚は居ます。こりゃ絶対1匹釣ってやらねば!!と俄然やる気が出てきます。ここで粘ると決めたので、少し場を休める意味も込めてしばし休憩タイム。マフィンを頬張りながら川を観察しつつ、スポーンサック仕掛けを片付けてクラッピー/マラブージグ仕掛け1本に。

釣りを再開し、再度クラッピーチューブに変更します。色はホワイトイエロー。胴がパールホワイト、スカート部分が黄色のクラッピーチューブです。朝から2回アタリのあったエリアを重点的に探りますが、過去2回このポイントで釣った(アタリのあった)下流方向にも仕掛けを流します。そして1時を回った時、X印付近で待ちに待った3度目のアタリが!それまでそのエリアで何度かウキが沈むのでアワセを入れるも魚の感触がしないことが多々あり。魚のアタリやったのか、クラッピーチューブが底の岩に引っ掛かっていたのか・・・それでも「疑わしきは合わせる」をモットーにバシッとフッキングを入れると・・・乗りました!

乗った瞬間スゴイ勢いで下流方向に走られます。(黄丸付近でジャンプ!)この方向も底に岩が沈んでいるのであまりラインを出されたくありませんが、切られる方が嫌なのでドラグをもう少し緩めて走らせます。絶対バラしたくないので気持ちが焦りますが、ゆっくり寄せてきます。が、こんな時に限ってタモを近くに置いていないという・・・。しかも足元が泥で滑る・・・。ラインのテンションを緩めないように注意しながら体を捻ってなんとかタモを足元へ投げます。でもある程度魚の好きなように走らせたのが良かったのか、足元まで来るとほとんど暴れない。

この隙にロッドを左手に持ち替えてタモを手に取り無事にネットイン!前回のように昇竜拳を発動されることなくゲット!!

ヤッタよ!バラさずに銀ピカなスチールヘッド釣ったよ!!これぞ3度目の正直ですな(笑)

綺麗な銀ピカボディのメスです!この時期はすでにスポーニングに入っている魚も居るので、去年のように魚体がボロボロでイクラも入っていないほっそりボディのスチールヘッドも居ますが、コイツはまだエリー湖から入って来たばかりのフレッシュなスチールヘッドですね!サイズは60㎝、5.9LBとナイスサイズです。

その後もタイムリミットの2時まで仕掛けを流しますが、それ以降アタリは無く納竿となりました。

帰宅後、子供達に釣ったスチールヘッドをお披露目して「サーモン釣れたよ!明日はイクラ丼にしよか!」と言うと大喜び(笑)

お腹をあけるとイクラもギッシリ!小粒の鮮やかなオレンジ色のイクラが約500g採れました。

筋子処理しているとやけに簡単にイクラが膜から外れます。もしや・・・と思うと、やっぱり若干のピンポンイクラでした。こちらではこの綺麗な筋子をSkeinと言ってキングサーモンやコーホーサーモンを釣る時の専用エサに加工する(フレーバー等を摺り込んで保管)ようですが、私にはこんな美味しそうなイクラちゃんを「エサ」にするなんてできません(笑)どうやってもこれを子供達と一緒に食べたい!という欲には勝てず、ピンポンイクラだろうが構わず膜を取って醤油漬けに(笑)

これをご飯が隠れる位流し込んで久々の贅沢イクラ丼の完成です!トラウトが描かれているBell'sのビール、Hazy Hearted IPAと一緒に頂きました!!

と、オハイオ遠征納めになんとか1匹スチールヘッドをゲットできました。釣ったスチールヘッドがバイトしてきたのはいつものクラッピーチューブでしたが、バラした2回はマラブージグにヒットしたというのは大きな収穫。来シーズンはもう少しマラブージグのレパートリーを増やして釣果アップに繋げたいですね!

そしてこの時期はミシガン湖のPierでコーホーサーモンが釣れるようなので一度行ってみたい所ですが、今年から自分の中で掲げた「遠出釣行は月平均2回まで」という目標。車の走行距離やガソリン代を少しでもセーブしたいですからね(汗)どこからが「遠出」なのか?それは片道100マイル以上と勝手に設定。つまり、レイクトラウトを狙うCasevilleは片道105マイル程なので「遠出」、アトランティックサーモンを狙うヒューロン湖のLexingtonや、ウォールアイのポイントであるエリー湖のPierはどちらも片道70マイルなので「遠出ではない」という設定です(え?十分遠いやろって??笑)2024年に入って2月に4回(1月0回なので月平均2回)、3月に3回と既に掲げた目標回数をオーバーしています。8月後半から10月頭位まではキング・コーホーを求めて毎週ミシガン湖に通いたいので、釣行回数をセーブするためにもここは我慢!してサーモン釣りはしばし休止タイム。が、4月は春のウォールアイです!去年は1匹も釣れる事無く終わってしまった春のウォールアイ。

kzmichigan.hatenablog.com

今年はいつも行くエリー湖のPierだけでなく、もう少し近場のデトロイトリバーでショアからのジギングも試してみようと思っています。デトロイトリバーのポイントはデトロイトダウンタウンにある、日本領事館が入っているGMタワーの近くの公園なので、釣り場までの走行距離も時間も半分以下で済みますからね。スプリングランの状況を見つつ仕事・プライベートの調整をしつつ今年こそは春のウォールアイを釣ってやりたいですね!

それではまた。

MINIC