【アメリカで家を買う】その7 ー 家が買えた!まずは家のインスペクションー

こんにちは、MINICです。

家を買うシリーズ第7弾。さて、前回でようやく気に入った物件を見つけてオファーを入れ、見事オファーが通りました。オファーが通ったら最終契約のサインをすぐにして書類を取り交わします。これで正式に売手・買手で売買契約が取れました。その後しなければいけない事は・・・そう、家のインスペクション(検査)です。どうやら5日以内にインスペクションをしないといけないそうです。5日以内って早くない!?そもそも業者とか知らんで・・・と思っていましたが、エージェントさんの紹介でそこは解決。なのですぐに予約を入れてもらいます。ちなみに業者によって変わってくるかと思いますが、一戸建てで約400ドルの費用が必要でした。この費用はなんとエージェントさんが負担してくれたので助かりましたね!

で、インスペクション当日にエージェントさんと物件で待ち合わせ。そこにインスペクターがやって来ます。インスペクターはチェックリストに沿って色々なポイントをチェックして回ります。それこそ、屋根の上に登って煙突の中をチェックしたり、屋根裏にネズミ等が居ないか、居た形跡(フン等)が無いか、お湯の温度はどうか、エアコンの風は出てくるか、などなど。約2時間程掛かって様々なポイントをチェックした後、その内容を写真と共にレビューしてくれます。気になるポイントが数点あったものの、家の「機能」にすぐさま影響するポイントは無いとの結果でした。1点、外壁の部品が破損していたのでそこは修理する前提で売主さんとの交渉ポイントになりましたが、それ以外は「クリーンな家だ」との評価でしたね。この時点では「やっぱりプロは見るポイントがちゃうなー」なんて思ってましたが・・・。

ここで我が家のLesson & Learnedは、追加費用払ってでも排水溝のカメラチェックをしてもらう事!!過去記事に書いた通り、引っ越して2日目で洗濯機下の排水口から下水が上がってきました。

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掃除とチェックを依頼した業者によると、配管内の詰まりを取るにも配管が腐食しているからできない、直すなら配管を入れ替えないといけない、その費用は4,000ドルはかかる、という見積内容でした。さすがにそんなお金ポンと出せないし、それってそもそもウチの落ち度じゃなくて前オーナーが住んでた時に問題ですからね。とは言いつつも見積ゲットまで時間が経ってしまった、かつ清掃時に業者が詰まってるポイントに開けた小さな穴で排水は一応ちゃんとできてる(のちに自分で高圧洗浄機で配管内を綺麗に掃除した)ので、もう前オーナーには何も言わず終いですが。

あとは屋根に繋がっている排熱パイプ等があれば、その写真をしっかり見せてもらう、ですかね。これも引っ越し前に雨漏りが発覚しました。

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排熱パイプをよく見ると水が伝った跡がくっきりついてましたからね。プロならそこに着目して雨漏りを疑ってほしいものですが、どうやらインスペクターはその家が「正しく機能しているか?」の観点でしか見ていないようです。雨漏りも雨が降ってなかったらチェックできない(疑いがあればペットボトルでも使って水流せますがね)ので見ないとのこと。お風呂のハンドルもそうです。捻ったら水が出てきて、逆に回して止まればOK。多少水がポタポタと滴ってても水が出てきて止まるという「機能」が満足しているのでOK、との判断になるようですね(笑)まぁこの辺りは雇うインスペクターによる、また良くも悪くも適当なアメリカなのでそんなもんだと割り切る必要がありそうです。

が、次回また家を買う(引っ越す)ことがあれば、この辺りはしっかり自分の目で確認できるよう、またこれから家を買おうと検討している方が同じ失敗をしないようにメモとしてあげておきます(笑)

さて、家のインスペクションも終わったのでこれからは住宅ローンの申請と住宅保険加入の手続きにうつっていきます。本当にローン降りるのか??と心配でしたが、一応ちゃんと給料もらっているサラリーマンなので問題なく審査が通りました。この辺りはまた次回紹介したいと思います。

それではまた。

MINIC