スピニングリールのハンドルは右巻き?左巻き?

こんにちは、MINICです。

今日はスピニングリールのハンドルについてちょっとメモを残しておこうと思います。このトピック、色んな意見があるかと思いますが、一般的には「右利きの人ならロッドを右手で持って左手でリールを巻く」人が多いかと思います。これは利き手でロッドワークをした方がより繊細なアクションができたり、アタリを感じやすかったり、手返しが良かったり、だと思います。

で、私はというと、右利きなので当然左巻き、と言いたい所ですが、実は釣りを始めた頃からずーーーーと右巻きでした。右利きやのになんで??と思いますが、特に理由はありません。一緒に釣りをしてきた父も右利き右巻きなので、小さい時に近所の漁港にサビキ釣りに行ったりタチウオ釣りに行ったりしていた時からリールは右巻きと決まってました。その影響が大きいので、ブラックバス釣りを始めた小学生の時から右巻き。右巻きの理由を強いて言うなら、中1から父に教えてもらって始めたチヌ釣り。これは紀州釣りという釣法なので、挿し餌を包んだダンゴをポイントに投げて底を釣ります。ダンゴを投げるという事は、利き腕である右手でダンゴを投げ、左手には5.3m程の磯竿を持ちます。ダンゴを投げた後はロッドをあおってラインを送り出したり糸ふけを取ったりするので、この釣りには右巻きが合っていたことが最大の理由だと今になって思いますね。因みに紀州釣りは母方のおじいちゃんから父、そして私へと親子3世代に継承して楽しんでおりました。中1からアメリカ再渡米まで紀州釣り歴22年!また紀州釣り行きたいなぁ。。。

そして社会人になって友達と敦賀湾にエギングしに行った時に、その友達とハンドルの話になり左巻きにチャレンジしたことがありましたが、それまでの右巻きが体に染みついていたので超違和感!そしてロッドのシャクリも右手では全くうまくできない事もあって速攻に右巻きに戻したことがあります(笑)

そんな感じでもう30年程右巻きで釣りをしてきましたが、スプーンを使ったサーモン釣りをする中でやっぱりキャストした後にロッドを持ち替えずにリーリングを開始できる、またスチールヘッドを狙った川でのウキ釣りの時は、仕掛けの着水と同時にリールを巻き始めて不要な糸ふけを取り、すぐにアクションが開始できる事にメリットを感じ、12月に入った頃からハンドルを左巻きに変え、まずは夜の空いてる時間にビール飲みながら左手でリールをカラ巻きしてYouTubeやTVを見て慣れさせていました。そして2024年から実際に左ハンドルにしたリールで実釣を開始して3ヶ月が経過した所になります。

と、ここまでは前置き。この3ヶ月左巻きに矯正して実釣してきましたが、結論から言うと、やっぱり右巻きがイイ!20数年間で体に染み込んだ感覚はすぐには変えられませんね。左巻きはやっぱりなんかしっくりこない。キャストする時にロッドを持ち替えなくていいのは動作含めてスッキリしますが、それ以外にメリットが感じられず。いや、むしろデメリットの方が大きかったですね(汗)

まず第1に、ファイト時にドラグの調整がし辛い。前回の記事でちらっと書きましたが、魚のパワー(引き)が強くてドラグを緩めようとするも、慣れない左手での操作になると緩める方向が一瞬分からなくなり、その一瞬の遅れでラインブレイクしてしまいました。多分これ、タラレバになりますが、右巻きにしていたら慣れた右手でサッとドラグノブを回せていたと思います。

そしてもう1つ。ランディングの際にネット(タモの柄)を右手で持つ事にこれまたチヌ釣りやアオリイカ釣りで体が慣れてしまっているので、自然とロッドを左手に持ち替え、ネットを右手に持ってしまいます。利き手の方が掬いやすいですからね。そうなるとこの大事なタイミングにロッドを右手から左手に持ち替えるという動作が発生します。個人的に、この時のバラシが一番多いので、極力その無駄な動作を避けたい所。実際、前回の釣ったスチールヘッドのランディング時、ロッドを左手に持ち替えてネットを右手に持った際に魚が思った以上に足元に来てしまい、ラインテンションが抜けそうに。すぐさま左手のロッドを北斗の拳、ラオウの最後のポーズの様に出来る限り天に掲げてテンションをキープしつつ、右手のネットを足元に投げ捨てたと同時に再度ロッドを右手に持ち替えて左手でハンドルを回せたので、テンションが緩んでフックアウト→バラシというのは避けられましたが。。。

kzmichigan.hatenablog.com

という事で、3ヶ月左巻きにして大分違和感なくリールを左手で巻けるようになりましたが、やっぱりサーモン釣りに対しては従来通り右巻きに戻そうと思います。上記にあげた2つのデメリットも「慣れ」の問題かと思いますが、左巻きにする事で生じる色々な副作用に慣れるまでにヒットした貴重なサーモンをバラシてしまうリスクを取る位なら、キャスト時にロッド持ち替える手間なんて、今まで20年以上やって来た当たり前の事なので手間でもなんてもないですからね(笑)むしろ広大なミシガン湖やヒューロン湖へのキャストなんてキャスティング精度なんてもんは不要なので、ロッドを持ち替える事無く左手でキャストする練習をしますわ(笑)でもせっかく身に着けた左巻きの感覚を忘れないためにも、ウォールアイやホワイトバス、ブラックバスの釣りには左巻きを継続してどちらでも使える様に二刀流の修行しようと思います。

 

それではまた。

MINIC

【Salmon釣り】今シーズンのオハイオ遠征納め!そして待望のスチールヘッドをゲット!

こんにちは、MINICです。

ポカポカ陽気の春がやって来たと思ったら冬に逆戻りしたミシガン。先週1週間は連日マイナスに戻り、金曜なんてまさかの雪・雪・雪!!早朝未明から降り始めた雪はそのまま昼過ぎまで降り続け、見事に15~20㎝は雪が積もりましたね。朝から翌日の釣行の為にガソリン入れに行く予定が、ドライブウェイやサブ内の道路は見事に圧雪路。早々に夏タイヤに交換してしまったことを若干後悔(汗)

そんな金曜日から一足先にスプリングブレイクに入った子供達は積もった雪を見て大興奮。この機に朝から近所の公園に行ってそり遊びを堪能してきました(笑)私はもちろん自宅でお仕事ですが。

メインロードはしっかり除雪されているので、夕方ガソリンを入れて準備万端。釣り場のオハイオ含めて夜中にまた雪が降る予報ですが、道中はしっかり除雪されているはずなので大丈夫でしょう。釣行日は3/23土曜日。普段なら土曜日は補習校があるので釣りには行けませんが、補習校も春休みに入ったので問題無し!そしてこれが今シーズンの最後のオハイオ遠征です。泣いても笑っても、釣れても釣れなくても、次回はまた12月。という事で風や水位情報をしっかり確認した上で準備をして、どのポイントを回るかもしっかりシミュレーション(笑)まずは前回同様パイプ下に入り、状況を見て岩場エリアへ移動。釣れへんかったら少し上流の堰へ、そして最下流ポイントのマリーナエリアでウェーディングという計画に。先週、7時過ぎに到着したらすでに先客が居たので、今回はパイプ下に6時半過ぎには到着する感じで出発しました。が、釣り場に繋がる未舗装道路にうっすら積もった雪にはタイヤの跡が・・・駐車スペースに着くと思った通り既に1台の車が・・・遅かったようですね(涙)という事で、前回同様すぐさま岩場エリアに移動です。

【状況メモ】

・天気 :曇り時々晴れ

・気温 :32℉(約0℃)

・水温 :33.4℉(表層温度を計測)

・風  :北 約15mph

・水位 :約5.82ft → 6.06ft

・水量 :約181 ft3/s → 285ft3/s

・濁度 :約10 NTU (クリア)

到着時はマイナス2℃、午前中も0℃付近と寒い1日です。プラス風も強くて体感的にはもっと寒い。一応、ここは風裏なので釣りには風の影響はほぼ無し。水位・水量ともに前回と同じ感じでしたが、徐々に水位が上がると同時に水の勢いも出てきて流れが刻一刻と変化していた状況です。水質はクリア。すこーし濁ってるかな?位の状況。

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Berkley Trilene Monofilament 14LB

・ハリス:Yo-Zuri Topknot 3.0号(12lb)

・仕掛け:Crappie Tubes White/Yellow 2" + Jighead 1/16 oz & Marabu Jig 1/16oz White&Black

朝イチは1時間程もう1本のタックルでスポーンサックを流しますが無反応。なのでマラブージグをセットしたいつものタックルに持ち替えます。マラブージグは近所のバスプロショップで置いてあったVMCのMARABOU JIG。色はホワイト、ブラウン、ブラックが売られていますが、ブラウンは売り切れだったので1/16ozのブラックとホワイトを購入。この日の最初はとりあえず実績のあるホワイトをチョイス。ウキ下は100㎝位。

そして時刻は9時を回った所で待望のアタリが!!流したラインはこんな感じ。赤丸辺りにキャストして川の流れに任せ仕掛けを流し、ウキがシームと思われるライン(X印)に差し掛かった辺りでウキが沈みます。

ウキがスっと入ったのですかさずフッキングを入れます。ガツンとした感触と共に力強い引きが手元に伝わります。追い合わせを入れてファイト開始!ヒットした辺りで水面まで浮いた魚体は銀ピカ、しかもデカい!!

このポイント、右側(上流)から正面にかけて倒木が沈んでいるのであまりラインを出されると木に絡まってロストする可能性が高い、というものあってドラグは若干キツめに設定していました。が、引きがメチャクチャ強い!その強めのドラグ設定でもそれなりに出されますが、このままだとラインブレイクすると思いドラグを緩めにするためにつまみに手をかけたものの、「あれ?緩めるのどっちに回すんやっけ?」と一瞬手が止まります。(最近左巻きに矯正したので、左手でドラグを回すことに慣れていない)その瞬間、強烈な引きでロッドを絞り込まれ、ドラグが出る直前で外れて仕掛けが自分めがけて飛んできました・・・。やってしまったよ、せっかくの貴重なバイト、しかも大きなスチールヘッドをまたしてもバラしてしまったヨ・・・。針外れかと思いきや、マラブージグからありません。危惧していたラインブレイクです・・・12LBのフロロを切られるなんて・・・いつもの15LBリーダーにしとけばよかった・・・と色々後悔が噴出してきます。

バレてしまいましたが、魚が居る事が分かりました。年末の釣行時同様、バラした魚が同じポイントに戻っていることを期待して再開です。ホワイトのマラブージグに反応があったので、ホワイトのクラッピーチューブをセットします。が、期待と裏腹にアタリが続きません。10時半頃に移動しようか、とも思いましたが、土曜のこの時間に移動しても恐らく良いポイントには入れないと思い、それなら魚の反応があったここで粘る事に。クラッピーチューブの色を変えたり、再度スポーンサックを流したりを色々試しますが、魚からの反応はありません。時間が過ぎる中で釣り場の状況が変化してきます。水位が少しづつ上がってきて水量(勢い)も出てきます。でも水質は目視レベルでは変化は無くクリア。ここで再度マラブージグのブラックに変更です。ウキ下も少し深くして120㎝位に変更。朝アタリがあった時と同じようなラインを流します。水位・水量が変化しているので全く同じラインではありませんが、ウキが異なるスピードの流れがぶつかるエリアに入った瞬間、少しだけウキが水面下に入ります。

川の流れによるウキ沈みなのか半信半疑でしたが、合わせない事には乗らないのでフッキングを入れます。すると乗りました!!バラさへんで!と気合を入れて追い合わせ!ドラグも緩めに設定し直したのでこれで切られへんで!!とファイトを開始した5秒後、今度はフッとテンションが抜けてしまいました。

やってしまったヨ・・・またバレちゃった・・・なんでやねん・・・。今度は単なる針外れ。喰いが浅かったのか、合わせが早すぎたのか、フッキングが甘かったのか・・・。2回もバラした事はメチャクチャ悔しいですが、やっぱりここには魚は居ます。こりゃ絶対1匹釣ってやらねば!!と俄然やる気が出てきます。ここで粘ると決めたので、少し場を休める意味も込めてしばし休憩タイム。マフィンを頬張りながら川を観察しつつ、スポーンサック仕掛けを片付けてクラッピー/マラブージグ仕掛け1本に。

釣りを再開し、再度クラッピーチューブに変更します。色はホワイトイエロー。胴がパールホワイト、スカート部分が黄色のクラッピーチューブです。朝から2回アタリのあったエリアを重点的に探りますが、過去2回このポイントで釣った(アタリのあった)下流方向にも仕掛けを流します。そして1時を回った時、X印付近で待ちに待った3度目のアタリが!それまでそのエリアで何度かウキが沈むのでアワセを入れるも魚の感触がしないことが多々あり。魚のアタリやったのか、クラッピーチューブが底の岩に引っ掛かっていたのか・・・それでも「疑わしきは合わせる」をモットーにバシッとフッキングを入れると・・・乗りました!

乗った瞬間スゴイ勢いで下流方向に走られます。(黄丸付近でジャンプ!)この方向も底に岩が沈んでいるのであまりラインを出されたくありませんが、切られる方が嫌なのでドラグをもう少し緩めて走らせます。絶対バラしたくないので気持ちが焦りますが、ゆっくり寄せてきます。が、こんな時に限ってタモを近くに置いていないという・・・。しかも足元が泥で滑る・・・。ラインのテンションを緩めないように注意しながら体を捻ってなんとかタモを足元へ投げます。でもある程度魚の好きなように走らせたのが良かったのか、足元まで来るとほとんど暴れない。

この隙にロッドを左手に持ち替えてタモを手に取り無事にネットイン!前回のように昇竜拳を発動されることなくゲット!!

ヤッタよ!バラさずに銀ピカなスチールヘッド釣ったよ!!これぞ3度目の正直ですな(笑)

綺麗な銀ピカボディのメスです!この時期はすでにスポーニングに入っている魚も居るので、去年のように魚体がボロボロでイクラも入っていないほっそりボディのスチールヘッドも居ますが、コイツはまだエリー湖から入って来たばかりのフレッシュなスチールヘッドですね!サイズは60㎝、5.9LBとナイスサイズです。

その後もタイムリミットの2時まで仕掛けを流しますが、それ以降アタリは無く納竿となりました。

帰宅後、子供達に釣ったスチールヘッドをお披露目して「サーモン釣れたよ!明日はイクラ丼にしよか!」と言うと大喜び(笑)

お腹をあけるとイクラもギッシリ!小粒の鮮やかなオレンジ色のイクラが約500g採れました。

筋子処理しているとやけに簡単にイクラが膜から外れます。もしや・・・と思うと、やっぱり若干のピンポンイクラでした。こちらではこの綺麗な筋子をSkeinと言ってキングサーモンやコーホーサーモンを釣る時の専用エサに加工する(フレーバー等を摺り込んで保管)ようですが、私にはこんな美味しそうなイクラちゃんを「エサ」にするなんてできません(笑)どうやってもこれを子供達と一緒に食べたい!という欲には勝てず、ピンポンイクラだろうが構わず膜を取って醤油漬けに(笑)

これをご飯が隠れる位流し込んで久々の贅沢イクラ丼の完成です!トラウトが描かれているBell'sのビール、Hazy Hearted IPAと一緒に頂きました!!

と、オハイオ遠征納めになんとか1匹スチールヘッドをゲットできました。釣ったスチールヘッドがバイトしてきたのはいつものクラッピーチューブでしたが、バラした2回はマラブージグにヒットしたというのは大きな収穫。来シーズンはもう少しマラブージグのレパートリーを増やして釣果アップに繋げたいですね!

そしてこの時期はミシガン湖のPierでコーホーサーモンが釣れるようなので一度行ってみたい所ですが、今年から自分の中で掲げた「遠出釣行は月平均2回まで」という目標。車の走行距離やガソリン代を少しでもセーブしたいですからね(汗)どこからが「遠出」なのか?それは片道100マイル以上と勝手に設定。つまり、レイクトラウトを狙うCasevilleは片道105マイル程なので「遠出」、アトランティックサーモンを狙うヒューロン湖のLexingtonや、ウォールアイのポイントであるエリー湖のPierはどちらも片道70マイルなので「遠出ではない」という設定です(え?十分遠いやろって??笑)2024年に入って2月に4回(1月0回なので月平均2回)、3月に3回と既に掲げた目標回数をオーバーしています。8月後半から10月頭位まではキング・コーホーを求めて毎週ミシガン湖に通いたいので、釣行回数をセーブするためにもここは我慢!してサーモン釣りはしばし休止タイム。が、4月は春のウォールアイです!去年は1匹も釣れる事無く終わってしまった春のウォールアイ。

kzmichigan.hatenablog.com

今年はいつも行くエリー湖のPierだけでなく、もう少し近場のデトロイトリバーでショアからのジギングも試してみようと思っています。デトロイトリバーのポイントはデトロイトダウンタウンにある、日本領事館が入っているGMタワーの近くの公園なので、釣り場までの走行距離も時間も半分以下で済みますからね。スプリングランの状況を見つつ仕事・プライベートの調整をしつつ今年こそは春のウォールアイを釣ってやりたいですね!

それではまた。

MINIC

【アメリカで家を買う】その8 ー ローン申請と資金繰りー

こんにちは、MINICです。

家を買うシリーズ第8弾。前回はオファーが通って無事にインスペクションも終わったので、次なる工程はローン申請です。まずどうやってローン会社探すの?から始まりましたが、無知な我が家はリアルターさんから紹介してもらったローン会社を使う事にしました。今思えばここでしっかり他のローン会社と相見積取って金利の交渉をすべきだったと後悔してますが・・・。

我が家が家を購入した2023年の初夏はインフレのせいで金利もかなり上昇途中。本来ならこんなタイミングでローン組んで家なんて買うもんじゃないとは思いますが、色んなタイミングや事情が重なり、また縁もあって今の家を買う事になりました。家の価格は大分落ち着いていたので、あとは金利が下がるタイミングを見てって所でしたが、アパートの契約期間や家賃上昇の関係もあったので、翌年から金利が下がり始めると予想されていることを信じて・・・。

と、まずはローンが本当に借りれるのか審査してもらう必要があるので、要求された下記書類を提出。

1) ローン申込書
2) ソーシャルセキュリティ情報開示を許可する委任状
3) 身分証明書(運転免許証)
4) 直近1ヶ月の給与明細書
5) 直近2年分のW-2 Form
6) 直近2ヶ月の銀行取引記録(Bank Statement)
7) 住宅保険担当者の連絡先
8) ギフトレター

1)&2) 担当者が送ってくれる書類を印刷してサインして送り返せばいいだけです。しかも原本じゃなくていいのでスキャンしてEメールで返信するだけ。

3) 私の分と妻も分もスキャンして送付。

4) 会社のシステムからダウンロードしたPDFを送付しました。

5) 我が家は2年分のW-2があったのでスキャンして送付。2年分無い場合は恐らく日本の源泉徴収票とその英訳を提出しないといけないかと思います。

6) 銀行のオンラインからダウンロード。

7) この時点で決まっていなかったので後日連絡。

8) そして一番ややこしかったのがこのギフトレター。これは、頭金やクロージング費用のために日本円から換金したドルを国際送金したのですが、提出した直近2か月分の銀行取引記録に送金記録が残っていたために提出しなければいけなかった書類になります。名目上、「妻からのお祝い金」みたいな書類になっていますが、これをしないとローンを通すためにこのお金がどうやって作られてなぜ送金されたのか、等々を追加説明しないといけないらしいです。(実際のところよく分かりませんが・・・)そしてこの送金のためにタイトルカンパニーへのクロージングコストの支払いは、妻からしないといけなくなりました。共同名義にしている銀行に登録されている妻の情報が古い情報だったので、クロージングコストを払う日になってパスポートを取りに帰ったりとバタバタしてしまいましたね。これに関しては未だによく分からないプロセスでしたが、言える事は、大きなお金の送金は前もって(取引記録に残らない内に)済ませておくべきですね。

そんな感じでローンの審査自体は比較的スムーズに通り、無事にローンが借りれることになりました。ちなみに30年固定金利ローンです。返済期間が短い15年固定金利の方が金利が安いはずですが、もちろん月々の返済額が多くなります。この時点でそんな余裕はないのでとりあえず30年固定金利にして、余裕ができれば繰り上げ返済や、金利がある程度下がったタイミングでリファイナンスをするという作戦です。そして金利に関しては下記2通りのオプションが提示されました。

①  金利は高いけどクロージングコストが安い(=持ち出しの現金が少ない)

② ①に対して金利は0.5%安いが、クロージングコストが$4,000高くなる

一見すると②の方が金利が0.5%安いのでこちらの方が良いように見えますが、0.5%の金利分の差が月々130ドル程だそうで、これでクロージングコストの差額4,000ドルを割ると30か月(=2年半)となります。2年半後もずっと同じ金利で返済を続けるなら間違いなく②ですが、2年半の間に金利は間違いなく下がる(この時点で年末か年始辺りには下がり始めると予想されていた)と予想されていたので、様子を見て金利が下がったタイミングでリファイナンスをすることを前提に、①をチョイスしました。金利が早く下がることを今か今かと期待しているのに中々下がらないですが・・・。ちなみに金利は日々変動しているので、どのタイミングで金利を固定(Lock)するかが悩み処です。明日になったら下がってるかも知れないし、上がってるかも知れない。ここは担当者としっかりコミュニケーションを取って市場動向を確認しなければいけません。我が家の場合、タイミング的に上昇気流に乗っているタイミング、かつ担当者から翌日には0.2,3%上がることがほぼ確実と教えてもらったので、上がる前の金利でLockしてもらいました。

という事で今回は我が家のローン審査についてでした。先にも書きましたが、ローン会社を決める際にしっかり他のローン会社や銀行と相見積を取って条件の良い所を探すべきだったと猛反。とは言っても後の祭りなので、金利が下がるであろう近いうちに予定しているリファイナンス時にしっかりと相見積を取って金利や手数料が安い所を探そうと思っています。

それではまた。

MINIC

【Salmon釣り】なんとか1匹ゲット!・・・のはずがまさかのオートリリース(涙)

こんにちは、MINICです。

3月に入って暖かくなってきたミシガン。もう春はすぐそこですな。最高気温が20℃を超える日も出てきて一気に夏が来たような日もありましたが、今週はまたしてもマイナスに逆戻り・・・まぁこれがミシガン、通常運行です。そんなポカポカ陽気の先日、気温も水温も上がって活性が高くなっていること間違いなしのスチールヘッドを狙いにまたしてもオハイオまで行ってきました!サマータイムが始まったせいで日の入りは1時間遅くなったけど、その分日の出も1時間遅くなって7時半過ぎ。これなら7時に釣り場に着いてもまだ暗いし、だれもまだ来てないでしょ!という謎の余裕から4時過ぎに自宅を出発。が、この余裕がアカンかった・・・。最初に入りたかったパイプ下のポイント、到着したらすでに先客が!という事で、計画変更で今シーズン相性の良い岩場エリアに。

【状況メモ】

・天気 :曇り→小雨→晴れ

・気温 :50℉(約10℃)

・水温 :47.3℉(表層温度を計測)

・風  :南東 約6mph

・水位 :約5.82ft

・水量 :約181 ft3/s

・濁度 :15.07 NTU (若干濁りあり)

今回からこの釣り場に対して状況メモに新たなパラメータを追加。目測水質からの置き換えで濁度。これは英語でTurbidityといい、この釣り場付近に濁度計が設置されていてリアルタイムで情報更新してくれています。どうやら、スチールヘッドを釣るには20[NTU]以下が良いようです。この日は15[NTU]と数値的には良い感じで若干の濁りが入っていました。

ちなみに前回は5.72[NTU]とさらに数値が小さく、水質は結構クリアでしたね。

【タックルメモ】

・ロッド:Shimano 18 DIALUNA S86ML 

・リール:Shimano 20 Twin Power 4000MHG

・ライン:Simano Tanatoru 4 PE1.5号 

・リーダー:Berkley Trilene Monofilament 14LB

・ハリス:Yo-Zuri Topknot 3.0号(12lb)

・仕掛け:Crappie Tubes White 2" / Jighead 1/16 oz

今回から根掛かり時の仕掛けロスト対策で、リーダーに極小サルカンをつけ、その先に細目のハリスをつけ、その先にジグヘッドを付けます。ウキはリーダー側なので、ハリスの長さは50㎝前後と短め。こうすれば、もし根掛かりでどうしても外れなかった場合でも、ロストするのは短いハリスとジグヘッドのみとなります。つまりウキはロストしない!まぁ、ウキ釣りするなら当たり前のセッティングですが、メインラインにPEを使っている、かつ最近サルカンを切らしていたのでリーダーにウキ、ジグヘッドを直結していたのであります。おかげでかなりの数のウキをロストしてしまい、その結果詐欺未遂に遭いましたわ・・・。

空が暗いうちに準備を整えてしばし朝ごはんタイム。ここも先客がいましたが、ウェーディングして対岸から釣りをしています。ここは川の中腹から手前(私の立ち位置)にかけて水深があり、ちょうど中腹辺り倒木が沈んで(水面直下)います。対岸の釣り人はこの倒木に沿って仕掛けを流しています。方や私はその倒木の手前側や、自分の足元付近を流します。明るくなり始めた8時前から釣りを始めますが、お互いアタリはありません。タナを色々変えたり、流すルートを変えたり、仕掛けをクラッピーチューブやマラブージグに変えたりを色々試します。

そんな事をしながら1時間程経った時です。川の上流に投げた仕掛けが大分手前まで流れてきて、そろそろ回収しようかと思いながら少し目線をウキから切った瞬間、ウキがスー―と沈みます。因みにこの時、GoProの録画スタートを押してなかったようで貴重なバイトシーンが撮れてなかった(涙)代わりに後ろからiPhoneで撮ってた動画から切り取った写真です。

ほぼ足元の出来事で、ここの足元には岩が沈んでいるので岩にクラッピーチューブが引っ掛かったんか?でも今日はここで根掛かりしてへんぞ?と半信半疑でアワセを入れます。「疑わしきはアワセ」がモットーなので(笑)するとロッドが弧を描くと同時に魚が浮いてきてジャンプ!

目視ではサイズは小ぶり。50cm位ですが、銀ピカのスチールヘッドです!半信半疑のアワセだったのでフッキングが甘いかも、と思いつつも、足元でのヒットという事で早々に勝負は決まります。既に魚が浮いて水面でバシャバシャしているのですぐにネットを手に取り掬いに行きます。

そして無事にネットに入って安心したと同時に口から針が外れて仕掛けが自分目掛けて飛んでいきます。やはりフッキングが甘かったようです。自分に向かって飛んでくる仕掛けに気を取られたため、ほぼ水面から上げていたネットが半分水に入ってしまいます。針が外れてフリーのスチールヘッドはその隙に反撃の昇竜拳!!昇り竜のようにネットを掛け上がってジャンプ!!慌ててネットを差し出しましたが時すでに遅し・・・まさかのオートリリースとなってしまいました(涙)

逃げてしまったものはしょうがない、魚は居るという事が分かったので気を取り直して再度ヒットした時と同じラインや、過去にヒットした色んなポイントに仕掛けを流します。が、この後は全くアタリが無い・・・。ウェーディングしながら下流方面からやって来た2人組のうち1人が、下写真の赤丸の流れに仕掛けを流すと、5分もしないうちにヒットしてます。

その後も30分しないうちに2人で5匹ほど釣って、颯爽と上流方面に移動されていました。うーん、そこに魚がおるっちゅうことはすぐ手前のエリアにもおるはずやで・・・と思いながら、この日は移動せずにここで昼過ぎまで粘りましたが、この後アタリが出る事なく納竿となりました。

と、今回は貴重な1バイトをモノにしてランディングしたのはいいけど、気を抜いたためにオートリリースという失態を犯してしまった釣行記でした。持ち帰れなかったのは悔しいけど、一応一度は魚体全部がネットに入ったので、自分の中では1匹「釣った」という事にしておきました(笑)魚体の色からメスだったと思うので、オートリリースの後に元気なイクラを産み落としてまた来年帰って来てくれるでしょう。

そしてこの釣行が今シーズン(シーズン=4月~3月)最後のオハイオ遠征だと思っていましたが、今週また気温がマイナスに逆戻り。そして雨や雪もなさそうなので水位・水質は安定してスプリングランも継続中、な感じがするので、今週末にホントに最後の遠征を計画中(笑)4月5月はサーモン釣りは小休止になりますからね。とは言いながらも4月末はウォールアイ、5月初旬はホワイトバス、5月末~6月頭はヒューロン湖でのアトランティックサーモン、6月半ば~7月頭はサマースチールヘッドと休む間も無く釣行計画がミッチリですが(笑)

それではまた。

MINIC

詐欺には気を付けよう!

こんにちは、MINICです。

皆さん、詐欺にあったことはありますか??普通はあんまりそんな経験ないですよね。私も今まで詐欺という詐欺に出くわした事はありません。一度だけ経験あるのは、6年前日本に本帰国して1か月位経った後、アメリカに帰ってくる気マンマンで解約せずにキープしていたChaseのクレジットカードに身に覚えのない請求がきており、調べるとメキシコでたった0.01ドルだけチャージされたという事件がありました。多分カードの乗っ取りで、すぐにカードを利用停止にしてもらい、新しいカードを発行してもらった事があります。(どこに新しいカード届けてもらったのか全く記憶にない・・・笑)

そんな小さな未遂経験しかありませんでしたが、それは突然やってきました。事の発端は前回のオハイオ釣行でスチールヘッド釣りに使うウキが全て無くなってしまったので新しいウキを調達せねばと思い立った釣行翌日。このウキは錘が同封している自立ウキ。近所のバスプロショップ等には売っていない代物でFishUSAで買っています。いつものように(と言っても2回しか利用した事ないけど)FishUSAのウェブサイトに行くと、まさかのOut of Stock。うーん、これが無いと3月最後の釣行に行かれへんやないか!となり、他のお店で売ってないか調べていました。すると、FishUSAよりも1ドル程安いお店を発見。

1セットでウキ2個入っているので、5セット買えば十分かと思い早速カートへ。通常郵送なら送料も無料とのことで、そのままチェックアウトを進めます。支払いの所でクレジットカードの番号を入れるも、なぜか自動的にPaypalが開きます。Paypalアカウントもあるし時に気にせずPaypalで決済。今思えばこの時点で色々怪しかったんですが、詐欺ページだとは夢にも思わず買い物を進めちゃいましたね(汗)

が、決済後に表示されたPayPalのレシート的なものをチェックすると、売主名が店の名前と違う・・・。そしてどう見ても怪しいメキシカンな名前・・・。

しかも普通なら決済完了した瞬間にお店から確認メール等が届くのに、何にも届かない。もちろんトラッキングナンバー等も全くこない。これは・・・やられたな、と思いながら店のウェブサイトに行ってContact usをクリック。

営業時間や住所はあるけど電話番号は乗ってない。そしてメールでコンタクト取ろうとメッセージを送るも、[There was an error trying to send your message. Please try again later.]と出て送れない。もちろん数分後に試しても全くダメ。

ウェブサイトはそれっぽく作ってあるけどこれは完全に詐欺ですね。注意喚起としてショップ名をここに醸しておきます!!その名はshop-fish。アメリカ在住の釣り師さん、間違ってもここは使わないように!!

で、詐欺られたのは10ドル。まだ少額なので最悪泣き寝入りしたとしても被害はまだ少ないと自分に言い聞かせます。が、やっぱり気持ち悪いのでPaypal経由で返金されへんのか?と思い調べてみると、どうやらPaypalには【買い手保護制度】というものがあるとのこと。ただ、これはPaypalが買い手と売り手の間に立って処理するので、返金処理されるまでに相当エネルギーを要するとの情報も。たった10ドルの為にどこまでできるか?ですが、やってみないことには分かりません。たかが10ドル、されど10ドルです。10ドルあればお昼ご飯1食分になりますからね!

Paypal決済時のレシートには6-8日後に商品が届く、とそれっぽい嘘が書いてあるのでとりあえず8日は待つことに。そして9日が経った本日、Contact Usのページから「まだ商品届いてないんだけど。トラッキングナンバー送ってくれませんか?」メッセージを送ります。これはちゃんと売り手にコンタクトを取ったかどうかをPaypalから求められるみたいなので、あらかじめコンタクトを入れておいたのです。案の上、前回と同じエラーメッセージが出てきたので、これをスクリーンショットしておきます。あとはPaypalの自分のアカウントに残っている決済履歴から、[Report a Problem]という所をクリック。指示に従って状況について選択肢の中から選んで進めます。最後にコンタクトを取った(けど連絡がつかない)という証明となるスクリーンショットを添付し、売り手から何の確認メールも受け取っていない、ウェブサイトからコンタクトを取ろうとしても電話番号がない、何度メッセージを送ってもエラーが返って来て連絡が取れない、等々を簡単に状況説明分と入力して送信。

すると、なんと数秒後に「10.03ドルはあなたのクレジットカードに払い戻されます」の表示が!なんの苦労もなく全額取り戻せました(笑)この後数時間後、ちゃんとクレジットカードに払い戻されていたので、これで10ドル取り戻せました!

と、今回は思わぬ詐欺にあったお話でした。そして特に苦労する事もなく全額取り戻せたので良かったです。仮に泣き寝入りとなっていたとしても金額が少なかった事が不幸中の幸いですが、これからは怪しい、見たことない、聞いたことないようなウェブサイトからはモノを購入しないようにします。皆さんもどうかお気を付けて下さい。

それではまた。

MINIC

 

【アメリカ永住権】バイオメトリクス(生体認証)で指紋採取と証明写真撮影

こんにちは、MINICです。

先日、グリーンカードプロセスの一環でBiometrics(指紋採取と写真撮影)のためにデトロイトにあるUSCIS Application Support Center(ASC)まで行ってきました。

Biometricsとは

申請者の指紋と顔写真を収集して照合用のデータベースに登録するイベント、だそうです。これはI-485の申請書類が受領されてから大体1か月以内に通知されるそうです。我が家の場合,2/5に書類が受領・Receipt Numberが発行され、2週間後の2/19にBiometrics Appointmentの通知が郵送で送られてきました。書類には予約日時とオフィスの場所、持ち物等が記載されており、妻は3/5の朝8時、私は3/7の夕方3時の予約となっていました。この予約日時はUSCISから指定されますが、よほどの理由がない限り変更はできないそうです。どうしてもやむを得ない事情がある場合は変更してもらえるそうですが、割と時間が掛かるのでグリーンカード取得に影響が出るそうです。

ちなみにBiomericsは、I-485を提出した申請者は未成年を含めて必ず行われるそうです。14歳以下、14歳以上のお子さん2人も一緒に申請して既にグリーンカード取得されている会社に友人に聞いても、どちらのお子さんもオフィスに行って指紋採取と写真撮影したと。ところがですよ、なぜか我が家の長女は過去の情報を使うのでオフィスに来なくていいという通知が。USCISからの正式な長女宛の通知レター、かつ書類にも予約場所や日時の記載はなかったので、過去の情報を使ってグリーンカードを発行してくれることと思いますが、こんな事例があったかどうかネットで調べるも出てこない・・・。過去の情報って、うちの子供達、空港で指紋採取されたことあったっけ?あの台、結構高いから子供は抱っこせんと届けへんかったけど、抱っこして指紋採取や写真撮られた記憶ないけどなー・・・と不安になります。なので一応弁護士に質問したけど、USCISからの指示なら問題ないでしょう、との回答が。アメリカのお役所仕事、いやアメリカという国のこういった事務処理を個人的にはあまり信じていないので、後で出戻りがなければいいけど・・・。

Detroit Application Support Center(ACS)へ

我が家からUSCISのオフィスまでは混んでなければ約40分。私と妻が同じ日時なら一緒に行けるんですが、なぜか別々の日時指定だったので各々行くことに。特に妻の予約は朝8時に現地。という事は出勤ラッシュの時間帯に苦手な高速を運転しないといけないので、余裕に余裕を持って6時45分に自宅を出発していました。私は3時なので会社から向かいましたが、同じく余裕を持って30分前には到着。でも予約の15分前にならないと受付してもらえないので、そこらへんは時間調整が必要ですね。

当日の持ち物は、Appointment Letter、Applicant Information Worksheet(郵送された書類に同封)、写真入りのID(運転免許証等)です。IDは運転免許証で事足りると思いますが、念のためパスポートも持参。カバン類の持ち込みは一切禁止されてるそうですが、妻は小さな肩掛けカバンに財布と携帯、車の鍵と上記必要物を入れていきましたが、そのサイズなら特に何も言われることはなかったとのこと。オフィスや対応する人によって違うのがアメリカなので、できるだけカバンは持って行かない方が良いかもしれませんね。まぁデトロイトの場合は車でオフィスに行くので、何か言われたら駐車場に停めてる車に置きに行けばOKかと思います。Applicant Informationは名前や生年月日、人種や身長、体重等の簡単な個人情報なのであらかじめ記入しておきます。

当日の流れ

予約時間の15分前に建物に入ると、空港のセキュリティチェックの様なものがあります。職員にAppointment LetterとIDを渡してチェックされると、携帯や財布、鍵やベルト等をケースに入れ、セキュリティゲートを通ります。ゲートを通ると奥の部屋に通されて受付。書類とIDを渡して控え番号をもらって待機。番号を呼ばれるとさらに奥の部屋に入ってまずは写真撮影。運転免許証の更新時のように証明写真を撮られます。免許更新時と違うのは、パスポートやビザの写真同様にメガネを取って撮るという事くらいかな?撮られた写真の写りが良いかはチェックさせてもらえます。ちなみにここで撮られた写真はグリーンカードの写真に使われるそうです。写真が終わったら指紋採取です。空港の入国審査時と同じような感じで、左右共に4本指、親指と取られます。空港と違うのは、指1本づつ入念に指紋採取されます。iPhoneの指紋登録時のように、指の腹だけじゃなくて側面部分までガッツリ取られます。これでもう悪い事はできなくなりましたね(笑)ちなみに所要時間は、予約時間の15分前に建物に入ってから指紋認証が終わるまで、約10分程で終わりました。そして雇用ベースなので面接もありませんでした。

と、今回はBiometricsの為にデトロイトのUSCISオフィスに行ったお話でした。オフィスで指紋採取と写真撮影されるだけなので、極端に言うと空港の入国審査よりも簡単なイベントです。注意点は日時を間違えない事位かな。これをすっぽかすとグリーンカード取得の意思が無いと見なされて、グリーンカード申請が速攻でリジェクトされてしまうそうです。なので、指定された場所と日時をしっかり確認し、遅れないように余裕を持って現地を訪れて下さい!

それではまた。

MINIC

サマータイム開始日にサマータイヤを装着!!

こんにちは、MINICです。

昨日からサマータイム開始!時間が夜中の2時に1時間早くなって3時に。つまり1時間睡眠時間が短かくなって睡眠不足ですわ!因みにご存知かと思いますが、サマータイムは和製&ヨーロッパ英語。アメリカ英語ではDaylight Saving Time(DST)と言います。アメリカ人にサマータイムと言っても多分通じないですよ!(ヨーロッパならサマータイムで通じるんかな?)そんなサマータイム開始の日にフライングしてサマータイヤに交換してやりました(笑)

年が明けてからサマータイヤをどーれーにーしーよーうーかーなー、かーみーさーまーのーいーうーとーおーりー…と色々調べていましたが、まだ猶予があると言う事で真剣に調べずに早くも2ヶ月が経過。3月に入っていい加減サマータイヤ買わなスタッドレス勿体無いわ!とスイッチが入り、購入したのはヨコハマタイヤのアドバンフレーバ。もちろんメイドインジャパンですよ!チョイスした理由は色々ありますが、第一は価格。そう、205/40/R18と言うMINIの特殊サイズでラインナップされてる中で一番安かったから(笑)もちろんタイヤ自体の性能も調べた上、私の用途にピッタリなタイヤです。(画像はYokohama HPから拝借)

元々、3シーズン前にサーキットに行き始めてオールシーズンからサマー/スノータイヤに分ける事にし、まだサーモン釣りを始めていなかった当時は、サマータイヤはサーキット走行を見越してブリヂストンのポテンザRE-71Rというゴリゴリのスポーツタイヤを買おうと思っていました。(画像はネットから拝借)

が、71Rが71RSにグレードアップした、つまり71Rが手に入りにくい、71RSは価格が高いと言う状況になりました。かつ、昨シーズンからは金欠でサーキットには年に1、2回行けるかどうか、また1年を通してサーモン釣りで結構な距離を走るのでそこまでグリップ力を重視したガッツリスポーツタイヤは勿体無いし不要との結論に。サーモン釣りに行く方が圧倒的に距離乗るし、今はもうサーキットよりサーモンですからね(笑)

どれにしようか悩みながら調べてると、某タイヤネットショップでクリアランスセールで激安になってるピレリのP-zeroを発見。1本110ドル程で4本+組付料入れても550ドル程で買える…。これは正規価格の半分程と激安。買いでしょ!と飛びついてしまいました(笑)が、カートに入れる直前に、ふと目に止まった【このタイヤは2019年製】という一文。なるほど、だから安いんか、納得。安さにはちゃんと理由があるものですな。流石に新品と言えども製造されて4年経ってるタイヤは手を出すべきではないので却下。

そんな中、色んなラインナップがある中でヨコハマのコレを最安値で見つけたのであります。タイヤの評価をチェックすると、アドバンブランドの中ではグリップ力は劣るけど、アドバンブランドに相応しい優れたグリップ力を維持しつつ、コンフォート性も高いタイヤだと言うレビューが。この口コミ・レビューがホンマなら、たまにサーキット走るからグリップ力が欲しいけど、メインは長距離巡航なので快適性も欲しいと言う私の用途にぴったんこカンカン。という事でコレに決定です(笑)ウォールマートが一番安くて1本161.79ドル。タイヤ組付もウォールマートが一番安くて1本18ドル。ウォールマートのタイヤセンターってどうよ?信用できるんか?と不安ながらも他ショップの価格が高いので、18ドルという安さに負けてネットで予約。

そして組付け当日。朝8時に1通のメッセージが。「タイヤの到着が遅れているため組付けの予約をキャンセルしますのでリスケジュールして下さい。組付料はクレジットカードに返金されました」と。

タイヤが届いてなかったら仕方ないかーと思っていると、1時間後の9時に再度メッセージが。「タイヤが届きました。ピックアップしに来て下さい。」

・・・どっちやねん!!

ウェブサイトのアカウント内でもステータスはReadyとなっているので、タイヤはお店にあるっぽい。という事で、予約はキャンセルされてるけど1時間しか経ってないし大丈夫やろ、と思いお店に突撃。状況説明するとタイヤはしっかりオンライン購入用の配送済専用ラックに積まれてました(笑)予約もキャンセルされてるけど問題無く組付けしてくれることに。古いタイヤは2本ワイヤーが出ている状態なので車に装着してお店まで行けないので、ホイール4本をお店にドロップオフ。

何事も問題なく組付けてもらえる事を祈りつつ、でもホイールをドロップオフする際に、コスコでやられた過去トラ事項を担当作業者と思われる黒人のにぃちゃんに釘を刺します。

kzmichigan.hatenablog.com

「ホイール意匠面に傷つけないように気を付けてね。今車に履いてるホイールにスノータイヤ組付けた時、別の店やけど傷いっぱい付けられたので」

「バランス用のウェイトは薄型でお願いね。デカいキャリパー付いてるから分厚いウェイトやと当たって外れてまうし」

そのにぃちゃんは車好きなようで我が愛車にガッツリ食いつきます(笑)スチールヘッドは釣れへんけど車好きのにぃちゃんは釣れたわ(笑)特にBRIDEのフルバケシートを見たら大コーフンしてましたね(笑)そのにぃちゃんもアメリカではレアなマニュアルシフトのゴルフGTIを乗り回しているそうな。そんな車好きならコスコの様にホイール傷付けたり、分厚りウェイト付けてキャリパーに当たるかどうかも確認せずに引き渡したりはせずにちゃんとマウントしてくれるでしょう、と信じて託します。そして2時間後に引き取りに行くと、ホイールには傷は入れる事なく、またタイヤの回転方向指示があるのでしっかり助手席側にもマーキングしてくれていたので安心して持ち帰り。が、、、帰宅して2時間後位に1本だけ空気圧がほぼゼロ。もしかして1本だけ空気入れ忘れか?いや、そんな事ないやろ…と思いながら手持ちの簡易コンプレッサーで空気を入れます。とりあえずMINI規定の40PSIまで入れて様子を見る事に。

そして2時間後にチェックすると、半分以下まで空気圧が減ってるではありませんか。どうやらどっかからエアが漏れているようです(汗)

アイツ、やらかしよったで!と思うも、これがアメリカ、こんなモンです。

新品タイヤ組付直後のエア漏れは大体バルブか、ビード(タイヤ)とリム(ホイール)の間に異物が挟まってできた隙間から、と予想。なので再度40PSI付近までエアを入れた後、バルブ付近に耳を近づけるとシューと聞こえます。洗剤入りの水を霧吹きでバルブに拭き掛けるとビンゴ!まぁ盛大に泡が出てきます。犯人はバルブですね!

明らかに組付不良なので、翌朝早朝、オープンの7時と同時に1本だけ持ち込みます。受付のおっちゃんに事情を説明して1本だけ組み替え&バルブ交換してもらうことに。もちろん昨日の今日で走行もしていないので保証対象で無料であることをしっかり確認(保証云々の話じゃないけど)。引取り用のバーコードついたシールまでもらったのに、引き取りに行くとレジ対応したお姉ちゃんが「18.88ドルになるわ」とまさかの請求が。いやいや、そんなはずはないでしょ!と再度事情を説明すると、「私はよく分からないからマネージャーに聞くわ」と。最初からマネージャー呼んでーや、と思っていると登場したマネージャー。第一声、「どうしたんだい?何か問題かい?」と。お姉ちゃん、さっき説明したことをマネージャーに伝えてーや!と思いますが、違う人間に何度も同じ説明を求められるのもアメリカあるある。もう1度同じ説明してようやく理解してもらえて無料対応となりました。

引き取りの際に、回転方向が合ってるか、空気漏れてないか(洗剤薄めた霧吹き持参でチェック)、傷入れてないか、ウェイトは薄いか、とちゃんと自己チェックして問題なさそうだったので引き取って帰宅。その後2時間毎に空気圧チェックして漏れてない事を再確認(どんだけ信用してないねん!)これでようやく車に装着できます(笑)

装着は至って簡単ですが、タイヤ外した機会にブレーキパッドの残量やオイル漏れしてないか、足回り等のチェックを実施しておきます。

あとはホイールスペーサーが固着しないように一度取り外して錆取りをしておきます。

リアは固着してて外れなかった&この日は時間もなかったので次回持ち越し。外し方調べておかないと。そんな感じで小一時間程で4輪交換完了です。パターンも中々カッコエエんちゃう??

スタッドレスへの交換時 : 90,244 mile
サマータイヤへの交換時 : 98,145 mile

スタッドレスでは3ヶ月半で7,901マイルの走行でした。月平均2,250マイル。釣りの回数を考えるとこんなモンですが、一般的にはちょっと走り過ぎですね(汗)

ちなみに納車後から2023年冬シーズン(スノータイヤへ交換)までの、2023夏シーズンのサマータイヤでの平均燃費(給油回数72回)は31.19 mile/Gallon。2023冬シーズンのスノータイヤでの平均燃費(給油回数26回)は29.95mile/Gallon。約4%の燃費ダウンとなりました。やっぱり幅広&スノータイヤは燃費が悪くなりますね。

外したスノータイヤは裏側まで綺麗に洗って乾燥。来シーズンどのタイヤをどこに履かせるかをマーキングして納屋に保管です。

という事で今回は夏タイヤに交換した自分用備忘録でした。数十マイル乗った感想は、流石サマータイヤ。ロードノイズも少ないしグリップ力もあって安心して運転できますね。これで向こう5シーズン程はこのタイヤでサーキットに、そしてサーモン求めて色んな所に行けるでしょう!

それではまた。

MINIC

【Salmon釣り】またしても撃沈・・・やっぱり難しいスチールヘッド

こんにちは、MINICです。

先週の日曜日、ボウズというバースデープレゼントをもらったオハイオの川までリベンジに行ってきました!普段の日曜は家族サービスがあるので中々釣りには行けないのですが、2か月ぶりに友人の息子君(A君)を連れて行ってあげるべく日曜の釣行となりました。A君は普段近所の川でフライフィッシングでレインボートラウトを釣るのが趣味なので、防波堤からのルアーフィッシングよりも川での釣りが好きとの事。ぜひ一度オハイオの川でのスチールヘッド釣りにも行きたいと言っていたので、気温も大分暖かくなって川の状況の良い感じっぽいので連れて行ってあげることに。とはいえ、私はフライフィッシングの事はよく分からない、つまり彼の持っているフライタックルでスチールヘッドが釣りあげれるのかが分からないので、タックルは手持ちののスピニングタックルを貸してあげ、仕掛けもウキ釣り仕掛け。ただ、クラッピーチューブを使うのでなく、彼が持っているフライやマラブージグを使う事に。自分のルアー(毛鉤)で釣る方が楽しいですしね!という事で朝3時半に出発して釣り場に向かいます!

【状況メモ】

・天気 :曇り

・気温 :41℉(約5℃)

・水温 :42.9℉(表層温度を計測)

・風  :南東 約5mph

・水質 :クリア

・水位 :約5.82ft

・水量 :約181 ft3/s

水位と水量は前回より若干増えていますが、それでも少ない印象。水質はクリアです。水位・水量はデータから12月頭に釣り友さんと来て1匹釣った時を同じ位だったので、朝一は岩場エリアに。狭いポイントですが、ポイントや仕掛けの流し方、ウキ下調整方法等を一通りレクチャーしたら、A君は足場の良い階段エリアに移動して黙々と仕掛けを流します。やっぱり川釣りが好きなだけあって、積極的に攻めています!

私は前回の教訓から小さめのマラブージグをセット。色はとりあえずホワイトをチョイス。相変わらず水位が低いので、魚が居るであろう水深のあるエリアを重点的に流します。川の中腹に沈んでいる倒木の際を流していると、スッとウキが入ります。すかさずフッキングを入れるとガツンと重みがロッドに乗ります。キタ!!!と思いリールを巻いてテンションが掛け、追い合わせをしたと同時に仕掛けが自分めがけて飛んできました。やってしまった・・・。フッキングが甘かったのか喰いが浅かったのか分かりませんが、すぐに外れてバレてしまいました(涙)

気を取り直して同じラインに仕掛けを流すもその後は反応がなくなります。マラブージグの色をブラウンに変えたり、クラッピーチューブにしたりと色々試しますがアタリが全くありません。7時過ぎから9時過ぎまで粘りますが、A君にもアタリはないようなので移動することにします。

移動した先は前々回釣ったパイプ下。対岸にはいつものおっちゃんが居ましたが、我々が居る間には釣れていなかったよう。あとでFacebook見るといいサイズのスチールが釣れたようですが、我々と一緒のタイミングで釣り場を後にしていたので、我々が来る前に釣った魚のようですね。

このポイントで小一時間程釣りをするもアタリは皆無なので移動です。いつもの足場の良い堰に行こうと思いましたが、時間も遅いのでおそらくいい場所は確保できないと思い、せっかくなので新たなポイント開拓することに。場所は少し下流にあるボートランチエリア。

ウェーダーがあった方がいいけど、水位も低いので少しなら長靴で浅瀬に入れます。初めてのポイントなのでどの立ち位置が良いかよく分かりませんが、ここはエリー湖への河口に一番近いポイントで、対岸の岸壁沿いが深くなっていて魚道になっているようです。なのでできる限り遠投して水深のあるエリアに仕掛けを流します。人はそこまで居ないので上流側にキャストして下流へある程度流せます。その範囲に魚が居れば喰い付くはずと信じて・・・。

そんな中隣で釣りをしていたおっちゃんが小柄ながら1匹スチールヘッドを釣りました!流しているエリア(対岸近く)は同じ。そしてそこでヒットしたという事は少なからず魚は居るようですね。このおっちゃんはスポーンサックを使っていたのですぐにスポーンサックに変更しましたが、期待に反してここでもアタリはありません。なかなか渋い・・・。そして新しいポイントはよく根掛かる!!ウキ下は浅めに調整するけど、川だけあって常に同じ水深ではないので流してる間に底に沈んでいる障害物に引っ掛かって簡単には外れず。仕方ないので引っ張るとウキからロストしてしまいます。しかも2回も。アタリの無さ、そして根掛かりの多さ、残り時間から最後の望みをかけて移動です。

最後のポイントは上流にある堰。ちょうど人がいないタイミングだったので、A君には足場の良い堰で魚が溜まっているであろうポイントに仕掛けを流してもらいます。私はワンドになっている所から仕掛けを流すことにしますが、水位が低いせいかここでも根掛かり多発で最後のウキをロスト。ウキが無くなってしまったのでウキ無しでジギングしようかとも思いましたが、時間も12時前といい時間なので私はここで納竿。A君にヒットする事を祈りながら流すポイントを指示しますが、あえなくタイムアップとなりました。

いやー、難しい!そろそろスプリングランが始まる時期なので魚影も濃いと思いきや、全くもって甘かったですね。1バイトはありましたが、その貴重なチャンスをモノに出来ずに2連続ボウズと言う結果に。そして今度こそはA君にも初フィッシュを釣り上げて欲しかったんですが、それも叶わぬ結果となりました。まだまだ修行が足りぬと言う事ですな。

去年の感じから3月末位までは釣れると思うので、出来ればあと2回は行きたいところです。とりあえず来週辺りにリベンジ行ける様に仕事とプライベートを調整しようと思います。

それではまた。

MINIC

アメリカで献血をする

こんにちは、MINICです。

本日、アメリカで初体験となる献血をしてきました!日本で居た頃は年に2回、会社に来る献血バスで献血をしていましたが、アメリカに来てからは初めて。普段の生活では血を抜く事も少ない、かつ献血前には簡単な血液検査もしてくれるので、これは良い機会です。

献血をし始めたのは10年くらい前かな?血に弱い、と言うか血を見るのが嫌いなので、ちょっとでも克服できたらラッキーという不純な考えの元、会社に献血バスが来る機会に始めた献血。初めてからは毎年、年に2回献血してましたが、うち2年半は駐在でアメリカに居たのでトータルとしては15回位。確か本帰国した後も1、2回献血した記憶があるので、前回から約5年ぶりの献血です。久々に大量の血を抜かれることになりますが、1月にグリーンカードプロセスの為の健康診断の時に採血管10本とガッツリ採血されたのと、体調崩して送られたERでも5,6本とガッツリ採血されたので、直近では結構血は抜かれてるんですけどね(笑)

今回は会社に献血サービスが来るけど協力者が足りてなからぜひサインアップしてくれ、と人事からの通達があったので、この機会に参加することに。日本は赤十字ですが、アメリカはAmerican Red Cross。まぁ同じ赤十字ですね。

ウェブサイトでアカウントを作ってサインインします。会社に来ると言ってもウォークインではなく予約が必要でした。日本だと献血バスがやって来て、そのバスの中で献血をしましたが、果たしてアメリカはどうなのか・・・。うちの会社にはバスなんて来ずに、会社のカフェテリアでの献血でした!

プロセスは日本と殆ど変わらず。受付を済ませたら問診表の質問事項に答えて血圧測ったりした後、血液の比重を見るための採血。この採血は指の腹を針で突いて血を出す、という日本とは違った方法でした。個人的にはこっちの方が痛くないしすぐに終わるので好きですね。

問題無ければ、カフェテリアに設置されているベッドに横になって血を抜かれるだけ。抜かれる量は1 Pint = 約473 ml。日本だと400mlだったので若干多いですね。終わったら用意されている水やジュースを飲んで10分程待機したら終了。これまた日本と同じですが、クッキーやグミ等のお菓子もくれました(笑)

という事で今回は献血をした日記でした。当たり前ですが看護師さんからの質問に対する回答が英語なので、そこだけクリアすれば全体工程もほとんど日本の献血と一緒なので簡単でした。これなら日本に居た時同様、会社に来るタイミングで年に2回程献血しようと思います。古い血が抜かれると新しい血も作られるでしょうし、なにより血に弱いのが克服できるかも知れないので(笑)

それではまた。

MINIC

【アメリカ永住権】グリーンカードを申請するーETA9089

こんにちは、MINICです。

グリーンカードプロセスの第2弾です。前回で大枠プロセスの2つが完了しましたが、今回は一番時間のかかる、そしてグリーンカードプロセスの山場であるETA9089[PERM]についてです。

3. ETA9089

雇用ベースのグリーンカード(私の場合、EB3というカテゴリ)申請の場合、まず労働局(Department of Labor:DOL)から労働許可 Labor Certificate(略: LC)を取得 する必要があります。申請者&雇用主は、Permanent Employment Certification (永久雇用証明証) 、あるいはPERMの申請となるForm ETA 9089をDOLに提出します。この申請書類を提出した日が申請者の「Priority Date」となります。この日付けがとても重要なものになります。というのも、グリーンカードの年間発行数には限りがあるようで、その申請者に対していつ移民ビザ番号が割り当てられるかをそれぞれの優先枠の中で順位を決めるために用いられます。我々日本生まれの日本人にとっては、全体プロセスの中でさほど重要にはなりませんが、申請数の多いインド人や中国人にとってはこのPriority Dateが新しいと待ち時間もかなり長くなるようです(数年~10数年単位だそう)

私の場合、2022年5月中旬にPERMのケースが開始。その後申請者である私、そして雇用主である会社で様々な書類を準備し、弁護士がまとめてDOLに書類提出したのが2か月後の7/5。つまり、2022/7/5が私の「Priority Date」となります。

ちなみに、グリーンカードプロセスを始めて色んな書類を準備する必要がありますが、一番面倒だったのは前の会社から発行してもらう書類。大きく分けて2つの書類が必要となり、前の会社の人事担当と元上司に連絡を取る事に。1つは「Certificate of  Employmemt and Income」と呼ばれる書類で、いつからいつまで会社に在籍していて、最終雇用年の年収はいくらでした、という証明書類。これは人事担当者に事情を説明してすんなり発行してもらうことができました。

そしてもう1つは「Experience Letter」と呼ばれる職務経歴書。私の場合、これが非常に厄介でした。その理由は、前の会社の上司もしくは同僚にサインを入れてもらう必要があったから。雛形フォーマットは弁護士からもらっているので、それを使って会社名・在籍期間・職制と職務経歴・スキルセット等を自分で記入します。記入して完成したドラフト版を一度弁護士にチェックしてもらい、OKが出たのでとりあえず前の会社の元上司にE-mailで連絡を取ります。事情を説明し、サインをしてほしいとお願いします。まぁすんなりサインしてくれんやろな、とは思っていましたが、まさかその上司は彼の上司である部署長と人事部長に転送。「僕はサインできないから会社の判断を仰ぐわ」との事・・・これは全くの想定外でしたね(笑)結局会社からは「退職者に発行できる書類は決まっていて、これは一覧にないので、この書類にサインはできません」と突っぱねられましたよ。さすがに焦ってネットで色々調べましたが、ヨーロッパや他国なら元上司はすんなりサインしてくれるのが殆どのケースの様ですね。それは元上司という個人として記載されてる内容に嘘偽りがなければサインすることに抵抗・問題は無い、らしい。かたや日本人は元上司でも個人で責任取れないから会社に上げる、という傾向が強いそうです。まぁ元上司は英語が大の苦手なので、英語で書かれた書類にすぐに拒否反応が出たんでしょう・・・。

こうなってしまったものは仕方ありませんが、この書類が無いとプロセスが進めないので、とりあえず弁護士に連絡。すると別に元上司じゃなくても同僚でもOKという回答が。となると頼れるのは友人です!同僚にして同期入社、そして普段から飲みに行ったり釣りに行ったりと仲の良かった友人に連絡して事情を説明。するとすんなり承諾してくれました!書類のサイン欄に役職を記載する箇所がありますが、友人も出世したようで「Manager」の肩書が!!これなら完璧ですね(笑)元上司に依頼→会社上層部に展開されるという面倒な事が発生しましたが、無事に職務経歴書が手に入り、そして問題無くプロセスも進んでいます。何も言わずにサインしてくれた友人は恩人ですね!

 

と、少し話は逸れましたが、ここからは長い「待ち」の時間となります。と言うのも、ETA9089がファイルされたら、DOLがPERMの申請を検討するのに6ヶ月から8ヶ月は待つことになるそうです。実際にはもっとかな?そしてここで先述した「Priority Date」が重要になってきます。DOLのウェブサイトに行くと、下記のページがあります。ここのPERM Processing Timesを見ると、現時点でのPERM進行具合が確認できます。下のスクリーンショットは2月半ばに取ったもので、1/31/2024時点での処理状況を示しています。「Analyst Review」のPriority Dateが「January 2023」となっているので、現時点では2023年1月以前のPriority Dateの申請書類が処理されている、という事になります。現時点でもそのギャップは1年以上。つまり、DOLによって提出した書類を処理してもらうまで最低でも1年以上待たなくてはいけないということになります。ちなみにここには人種の違いは関係ありません。

私の場合、2022/7/5に申請書類を提出し、約9か月後の2023年4月に弁護士から連絡が。やっとPERM承認されたんやな、と喜んだのも束の間、どうやらレアケースであるAudit(監査)にセレクトされたよう。なんじゃそれ!?と思い調べると、監査対象となった場合には、雇用者はその申請に関する追加のエビデンスを提出する必要があるようです。しかもその要求に対して30日以内に返信しないと無条件で申請ケースは却下されてしまうそうです。ですが、確か私からは特になんの追加書類も求められなかったので、会社側が追加書類を準備して提出したんでしょう。いつも動きが遅い会社のHRも、この時は結構迅速に対応してくれたようです。

そんな感じで1週間以内には追加要求の書類を提出しましたが、どうやら監査対象となった場合には雇用者のエビデンス追加送付にDOLが対応するのに1年近くかかる事があるようです。マジか・・・さらにこっから1年待ちって・・・。とは言え、私個人の力ではどうしようもないので我慢強く待つしかないです。

結局、追加書類を提出してから約6か月後の2023年10月下旬、ようやくETA-9089がCertifiedされました!書類を提出したPriority Dateから1年3か月、長かった!!Auditに引っ掛かってなかったらもう数か月早かったはずですが、それは仕方ない。

ということで、ようやくプロセスの山場を越え、残りのI-140とI-485プロセスに移ります。

 

それではまた。

MINIC